2017/6/30 25:00 バベルの雲
すーいーへーいーせぇーんのおわりには あーあー
なんてバビル二世のテーマが頭の中で流れつつ
上野でバベルの塔をみてきた。
行列になっているらしいという噂だったので
どうしようかと迷ったのだが(行列嫌い)
待ったのは10分だけで助かった。
エングレーヴィング(銅版画)もいろいろあるけれど
やはりメインディッシュはバベルの塔なわけで
並んで近くて観て
少し離れた正面からまたゆっくりと鑑賞した。
噂に違わぬ名画。
このクラスになると1600円で並ぶ価値あり。
人類の遺産と言い切ってしまおう。
宝石のようにきらきらと
文句の言いようのない一級品。
特に左側の村の遠景が
あの距離で観てもどうなっているのか分からない。
複写だとぜんぜん違うから
また並んでみたけど分からない。
でもきれい。
そして同じく左側のポッコリ雲。
この雲だけでも1600円払う価値あり。
ひさびさにいい物見せてもらったわい。
写真はブリューゲルのポッコリ雲に少し似た
カップの中にはドライアイス、馬の雲。
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2017/6/29 25:00 猿笛
写真は新宿御苑にあった
イスノキの笛(猿笛)。
これは去年落ちたもので
中の虫が出てしまった後だからもう笛としては使えない。
(乾燥するとひび割れてしまうので)
いま木の上の方になっているもの茶色のを取って
皮をむいて、磨いて、穴をあければ猿笛になる。
こんな感じ、
http://mimidaikon.my.coocan.jp/koubou-mushikobu.htm
さらに磨いてピカピカにするのが僕らのやり方だった。
実だと思う人もいるかもしれないが
これは葉っぱに虫が寄生した虫えい(虫こぶ)というもので
元は葉っぱなのだが、なぜか瓢箪みたいに硬くなる。
都会の人は知らないと思うので
一度見せたいと思っても
御苑の木は大きすぎて採れない、残念。
その猿笛の音はというと
木でできたオカリナみたいな音で
Every something is an echo of nothing.
というジョン・ケージの言葉にぴったりな感じ。
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2017/6/28 25:00 新宿の目
新宿のこのビルは
取り壊されてしまうそうだが
この目だけでも残せないものだろうか。
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2017/6/27 25:00 クマヤキ
お腹がふるふるしているらしい。
噂は聞いているが
また食べてない。
一度食べてみたいクマヤキ。
https://za.pinterest.com/pin/351210470926991182/
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2017/6/26 26:00 ミラーコーナー
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2017/6/25 25:00 耳鼻科
土曜日に耳鼻科に行った。
左の耳がなんだか聞こえずらくて
ちょうどプールで水が入ったような気持ち悪さ。
耳鼻科の先生が言うには
少し耳だれが出ていて
鼓膜を覆っているとのこと。
横になり、生理食塩水を投入。
じょぼじょぼ、ごきゅーしゅぽ
とすごい音がした。
じょぼじょぼ、は生理食塩水を入れている音。
ごきゅーしゅぽ、は小さな吸引機で吸い出している音。
痛くはなくて、むしろ少し気持ちよかった。
最後に鼓膜のあたりをごりごりとされて
そこだけは少し痛い感じがしたが
終わった後は幕が降りたかのように
世界の音がやってきた。
「我慢しないで早く来てください」
と言われたので
今度から気軽に行こうと思った。
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2017/6/24 25:00 ヤシミッキー
松涛美術館に行く途中に
古い喫茶店があって
そこの鉢植えに隠れていた
ヤシミッキー。
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2017/6/23 26:00 渋谷の二つ
ソールライターの写真展と
クエイ兄弟の個展をみてきた。
二つも見たのに疲れなかったのは内容が軽いせいだろう。
ソールライターの方は一言で言うと
印刷映えする写真。
アートディレクターや編集者だったら分かると思うが
文字の入ったポスターにして初めてよくなる写真がある。
(イラストも同じタイプがある)
逆に言えばアートとして鑑賞するには
何かが足りないということだ。
よく日本の写真家は構図が下手だと言われる。
その理由の一つには
写真学校で勉強する日本に対して
外国では美大(アートスクール)に写真科があることで
要するに絵の勉強をしていないせいとも言われる。
ブレッソンも晩年は絵ばかり描いていたし
アーヴィングペンも若い頃は画家志望だったから
確かにそういう面はあるだろう。
だから若い写真家が構図に迷っていたら
「写真じゃなくて名画を観なさい」
と薦めることにしている。
しかし絵と写真は違う。
両方の才能を持って生まれた人を見たことがない。
両立できない才能なんだと思う。
そういう意味ではずっと絵を描き続けたソールライターは
画家の才能には恵まれてなかった。
だから個展の絵の部屋が必要だったのか
意見の分かれるところだろう。
写真は絵から、肖像画という仕事を奪ってしまった。
でもそのおかげで絵は具象から開放された。
一方の写真は当初、絵画を目指したが
絵画的でない写真の方がかっこよかった時代もあった。
いつも絵画的な写真とそうでない写真が
せめぎあっている状態だ。
日本の写真家が構図を勉強するには
絵画を見た方がいいけれど
それでは絵画を超えられないかもしれない。
絵画を勉強していない日本の写真家は海外の写真にない独自の何かを
表現できるのかもしれないのだ。
クエイ兄弟の展示は
レンズを使った立体作品と、
彼らが影響を受けたという
ヘンリク・トマシェフスキーのポスターがよかった。
昔みた、「ストリート・オブ・クロコダイル」は衝撃的だったが
今みるとそうでもないのは時代のせいなのか。
こちらがいろいろ見すぎたせいなのか。
いずれにしろ、クエイ兄弟はスタイリッシュだ。
このスタイリッシュというところが軽さだ。
彼らが敬愛するシュバンクマイエルがマルセル・デュシャンだとすると
クエイ兄弟はジョセフ・コーネル。
デュシャンとコーネルには本質的な違いがあるのと同様、
シュバンクマイエルとクエイ兄弟には大きな違いがあるのだ。
古いスタイルが好きな人と
昔の自由な精神が好きな人の違いと言ってもいいだろう。
写真は松涛美術館の中の噴水。
これを見ると、毎回なぜか人吉市役所を思い出す。
むかし中庭に噴水があったような気がする。
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2017/6/22 25:00 ガクアジサイのグラデーション
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2017/6/21 25:30 ユリカモメ
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2017/6/20 25:30 ペンギンサン
少し前にテレビで
変わった名前の特集をやっていた。
乳房さんとか鼻毛さんとか
そういう名字があるのは知っていたけれど
辺銀(ペンギン)さんという名字は知らなかった。
宮原という名前は
もともと神社の近くに住んでいた可能性があるらしいので
気に入っているのだが、
ペンギンさん。
そんな家に生まれたかった。
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2017/6/19 25:30 すかすか雲
今週は降るかもと思ったのに
そうでもないらしい。
また空梅雨で
夏になってから
じめじめするつもりかな。
そんな事心配しても、しゃあないな。
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2017/6/18 25:30 小人のリンゴ
最近のヒメリンゴには
食べられる品種もあるみたい。
小さなリンゴを包丁で切ってみたり
手に取って食べていると
まるで巨人になったような気がする。
巨人が小さな人類の小さな食べ物を
いとうしそうに食べているような気持ちになれる。
いや、ほんとにそうなので
一度お試しあれ。
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2017/6/17 25:30 38才
そういえば今月、誕生日があったのだった。
38才になりました。
というのは
人は年齢を意識すると
肉体的にも精神的にもその年になろうとするとか。
なので今年からしばらく
誕生日には38才になることにしました。
はい、ありがとう。
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2017/6/16 25:30 火球
駅からの帰り道。
富士山がみえることもある長い坂を降りて行くと
明るい流れ星、にしては大きな明るい光。
よくある流れ星のさって感じではなくて
ザザーっと斜めに
火の粉みたいなのを散らしながら
ちょうど自宅の方に落ちて行った。
自宅の近くにキリストでも生まれたのか?
と思うくらいのスケールの
もしかして火球?
しらべてみたら
「火球とは一般に-3〜-4等級よりも明るい流星の事である」
三等星どころか、一等星よりずっと大きかった。
大火球ってことで。
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2017/6/15 25:30 赤いあじさい
今年のアジサイは全体的に赤い気がする。
雨も少ないし
見せ場がなくて気の毒だ。
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2017/6/14 25:30 上野の猫
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2017/6/13 25:30 雨ユリ
ようやく雨が降った。
降らないと心配だけど
降ったら降ったで
いやだなあとか言いたくなる。
ユリは雨が気持ちいいみたい。
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2017/6/12 25:30 ダリア
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2017/6/11 24:30 メッセージ
先週、「メッセージ」という映画をみてきた。
ひさびさによいSF映画だった。
原題は「ARRIVAL」というので
訪問者的な意味合い。
この監督はブレードランナーの続編も予定されている。
ちょっと楽しみ。
映画をみたのは新宿のコマ劇場跡にできたビルで
ゴジラの頭があるところ。
帰りのエスカレーターで降りて行く時に
ちょうど映画のカメラがクレーンで降りて行くような感じで
こちらもちょっと見物です。
映画館で観ることをお勧めします。
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2017/6/10 24:30 もや月
もやっとした月が出ていた。
湿度が高くて
梅雨なのに雨がない。
ここ数年、空梅雨で
夏に雨がやたらと降る。
今年はそうならないといいんだけど。
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2017/6/9 25:30 チョウチョの言葉
チョウチョがひらひらと飛んでいて
目の前の花にとまった時に
「あ、ちょっと写真撮らせて、お願い」
と声をかけると
写真を撮る間、じーっとしてくれることが
3回も続いたので
言葉が通じてるのかと思った。
撮り終わって
「ありがと!」
って言うと、飛んでいくんだよね。
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2017/6/8 25:30 オカルトかるた
ムーのオカルトかるた、なるものが出てた。
http://m-hz.net/?pid=94744080
これ、デザインしたかった。
もっとかっこよく、あやしくしてあげたかった。
惜しいなあ。
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2017/6/7 25:30 Room504
スパイラルのディスプレイなど担当しているミスミノリコさんの
サイトがようやく完成した。
クーさんの紹介で最初に会ったのはもう10年近く前かな。
クーさん、山本さん(マーダーポーレン)にミスミさんは仲良しなのでした。
ミスミさんの本も絶賛発売中でございます。
http://room504.jp
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2017/6/6 25:30 ビルの山
青山にも大きなビルがたくさん生えてきた。
巨大なビルの近くに行くとクラクラする。
傾いて建っているようにも見える。
アインシュタインによると
大きな重力の周りの空間は歪むらしい。
ということは
巨大なビルの近くも少し歪んでいるはずだ。
だからクラクラするのかな。
ところが大きな山の近くに行くと気持ちよいのはなぜだ。
山は重力の法則に従って末広がりになっている。
あれが自然の形というものだ。
てことは
大きなビルも末広がりにして
山のようなビルにすればいいに違いない。
その方が風水的によさそうだ。
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2017/6/5 25:30 路傍の花
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2017/6/4 25:30 変わるよろし
いまの状況はなんでこんなややこしいことになってしまったのか
考えてみたのだが
昔はブログとかSNSとかなかったら
自分の意見を表明する機会がほとんどなかった。
元々日本人は政治の話は嫌いだし
そういう話をしないという暗黙の了解もあった。
ところが今は誰でも簡単に意見を言えてしまう。
言ってしまった以上、
撤回するのはいやだ。
というわけでいろんなバイアスがかかって
みんな極端になってしまうじゃないかと。
政治家だってころころ言うことを変えているわけだし
ぼくら一般の人もころころ変わっていい。
首尾一貫した思想を持って
一生変わらない人が理想とされるのかもしれないけれど
所詮人間は動物でしかも愚かなので
どんどん変えていい。
どっちかに決めたら最後
絶対変えない、変わらない、
物事をこうあるべきという視点でしか見れなくなったとしたら
右とか左よりも、ずっと危ないと思うのだ。
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2017/6/3 25:30 遠くの光
夕方、事務所の西側の壁に光がゆらゆらしてた。
なんでだろうと窓の外を見てみたら
はるか遠くの青山一丁目のビルの窓ガラスに反射した西日が
東の方から差していた。
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2017/6/2 25:30 夏の雲
きのう今日と
夏みたいな雲だった。
雨の予報だったのに晴れたせいか
蒸し暑い。
日差しが強くなったなあ。
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2017/6/1 24:30 昆虫写真のカミキリは優しい目をしてる
カミキリムシっていうと
ゴマダラとか有名で
顔をアップで撮ると
ダースベーダーみたいな怖い顔しているもんだけど
この小さいやつ。
マツノマダラカミキリ?
(追記:ヒメヒゲナガカミキリらしいです)
の顔は優しくてかわいい。
カミキリ界にもいろんな方がいるらしい。
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