tv
back
s

みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです。
だいたい毎日書いてます。

 
s s


2016/11/30 25:00 ダリ

新美でダリを見てきた。
高校時代、熊本県立美術館でハガキ大の木片に描かれた
精密な油絵を見たとき、
小さい絵もいいじゃないかと思った。
それまでは50号とか100号とか
とにかく大きな絵がかっこいいという思い込みだったが
ダリの絵はむしろ小さい方がよかった。
その影響もあって点描に凝った時もあった。
あの絵は賞を取った後、
美術部の顧問の谷脇先生に参考作品として没収されたけれど
断って持っておけばよかった。
10センチ四方の絵に数ヶ月かけるなんて
老眼になってしまった今となってはもう不可能なのに。

今日の展覧会も大きな絵はあまりよくなくて
小さめの絵が素晴らしい。
年代順にみてみると
若いころの下手さ加減がとっても意外。
印象派、フォービズム、キュビズムなどなど
その時代の流行を追ってはいるのだが
まったく様になってない。
それがシュルリアリスムになった途端、
筆は冴え渡り、生き生きと暴れ回る。
しかし晩年となるとまた途端に下手くそになって
ここまで落ちる絵描きも珍しい。
一般に日本の昔の絵描きは60過ぎてからが本番と言われる。
北斎の代表作もほとんどが晩年の作だ。
それは他の日本の芸能でも
能、文楽、歌舞伎に落語、みな同じ傾向だ。
対して西洋のアートは中年がピーク。
そうではない方のタイプを探してみると
モネとかマチスくらい。
モネはマチスはどちらかというと東洋的な絵描きと言えるのかも。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/29 25:00 ヤマナシ+ヤドリギ

ヤドリギっていうと寄生植物だし
日本ではあまりいいイメージがないかもしれないが
ヨーロッパではクリスマスの飾りに使う縁起のいい木。
冬も枯れないスギやヒノキが正月飾りになるのと一緒な感じで
エバーグリーンなのが理由らしい。

ハロウィンの時は
あの世とこの世の境界があいまいで
妖怪がうろつくから、人間だと気がつかれないように
血だらけの格好にするらしい。
それとは逆の意味で
阿波おどりなどで笠を深くかぶって顔を隠すのは
お盆で帰ってきている霊が混じっても
お互いに気がつかないためだと聞いたことがある。
西洋も東洋も、古い風習をたどれば
同じような話がたくさんある。
たぶん元は一緒だと思う。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/28 25:00 外苑のイチョウ

絵画館前のイチョウはいまこんな感じ。
もう落ちたものがあったり
まだ緑だったり
ばらばらで
今年は今ひとつかな。
空はきれいだったけど。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/27 25:00 和歌山パンダ

銀座の交通会館には和歌山県のアンテナショップがあって
パンダが真田の鎧をかぶってた。
真田家が長いこと蟄居を命じられた九度山が和歌山にあるからというのは
歴史好きだったら分かると思うけれど
なんでパンダと?って思う人も多いかも。
和歌山のアドベンチャーランドにはパンダがいて
上野よりもパンダの出産がうまくいっていて
これまでに12頭も生まれている。
世話の仕方が違うのか
それともパンダに環境が合っているのか
どうしてだろうと調べてみるとこんな記事があった。
http://www.jiji.com/jc/v4?id=pandaland0001
「同園生まれのパンダ11頭のうち10頭のお父さんである永明(えいめい)だ」
とあるので、メスへのアプローチが上手なこのパンダのおかげなのか。
場所とか飼育方法とか関係ないのかな。
中国の映像なんか見ると、けっこうおおらかな扱いをしていて、
上野はそれに比べるとガラス張りで空調があったりして
おっかなびっくりで飼育している印象があるので
過保護というか大事にしすぎているんじゃないかと思ってた。
それにしても年間7800万円のレンタル料はあいかわらず高いなあ。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/26 25:00 伊勢うどん

伊勢うどんのことを忘れてた。
今回は内宮の参道の岡田屋というところに行ったのだが(写真)
これまたタクシーのおじさんの情報によると
伊勢駅前の山口屋というお店が地元の人には人気らしい。
http://hitosara.com/0002083824/?cid=aws_yg_ss_0095515
もっちりした麺に濃いめのたれはどうもという人もいるかもだけど
ぼくはけっこう好きなのだ。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/25 25:00 押し出しさん

本当の一休さんに似ていると言われるので
(アニメの方じゃなくて、残念なこれ https://ja.wikipedia.org/wiki/一休宗純
実物を見に東博に行ってきた。
というわけではなくて
櫟野寺(らくやじ)の大観音を見て来たのだ。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1779
3メートルを超える大観音はやはりかっこいい。
滋賀県の櫟野寺でも一度見てみたいと思った。
一番よかったのはひさびさに見た常設展。
しかし本館はやはり疲れる。
きっと何かがいるに違いない。
特に日本の鎧兜や刀剣のあたり。
最後に禅の展示を見たので
なんとか元気を回復して帰ってきたのだが
一番よかったというのは押し出しさん。
押出蔵王権現像と言って
10センチくらいでかわいいのに重要文化財。
人は見かけによらないものです、お見それしました。
というか
一流の骨董なんかもそうだけど
本物はかわいいという事を再確認したのだった。
ちなみに押出というのは
型に薄い金属に押しつけて叩いて形を作る技法らしいです。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/24 23:00 紅葉に雪

54年ぶりらしい。
11月の紅葉に雪って
そういえばあんまり見たことない。
冬ってこんなに寒かったっけ。

暑い時には口が はー
熱い食べ物には ふー
息が白いときは ほー

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/23 22:30 伊勢三大餅

東京三大大福というと、瑞穂、群林堂、松島屋だが、
伊勢にも伊勢三大餅というのがあるそうだ。
なぜかあまりにも有名な赤福以外にも
20を超える餅があったのだとか。
もちろん三大餅の一つは赤福で
残りの二つはというと
へんば餅という小さくて柔らかい焼き餅と
http://henbaya.jp
二軒茶屋餅というきなこ餅。
どちらも本店は外宮に近くていい雰囲気の店構えで
へんば餅の方は内宮のあの通りにも支店があるのでぜひ。
二軒茶屋餅の方は昔、船が行き交っていた川の
船着き場の近くでなかなかの風情。

タクシーのおじさんにこの話を聞いてしまったものだから
三つとも食べるしかないでしょ、と試してみた結果、
ぼくはへんば餅が一番好みだった。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/22 25:30 伊勢神宮

お伊勢さんに行ってきた。
伊勢のタクシーのおじさんはおしゃべりだ。
今日のタクシーのおじさんから聞いた話(備忘録)。
初めて聞いた話なので
もしかしたら自説を含んでいるのかも。

伊勢の内宮は天照大神を祭る場所。
太陽の神である天照大神を祭る場所を探していたときに
候補の一つだった伊勢では
海にもぐる漁が盛んで
海で冷えた身体を暖めるために
太陽と石の神様を深く信仰していた。
そういう場所だったら天照大神を祭るにいいだろうと選ばれた。
だから、のしには今でも海の幸が使われるし
塩を清めに使うとか。
なので大雑把に言うと内宮は狩猟民族(海の幸の)の神を祭る
縄文的な信仰の場所。
外宮は食物・穀物を司る神である豊受大神(とようけおおかみ)を祭っている。
稲作の神でもあるから
これまた大雑把に言うと弥生的な神でもある。
だから伊勢神宮は縄文と弥生の神が一体化した場所だという話。
人間の脳が旧皮質(魚とか虫類に近い脳)を
新皮質(ほ乳類の脳)で囲んでいるように
伊勢神宮も古い神の外に新しい神が祭ってあるとすると
なかなか興味深いではないか。
おじさんはこうも言っていた。
「古い神と新しい神を祭る人たちで争いがあったかもしれないけれど
 日本はほら、大きな地震とかあるでしょう。
 争っている場合じゃないって思ったんじゃないでしょうか」

帰りのタクシーのおじさんからはまた別の話を聞いた。
内宮でどこにお参りしたかと聞かれて
いくつかあげていたら
大事なのを忘れている、荒祭宮(あらまつりのみや)にも行かないとだめ。
今度は必ず行ってくださいと言われた。
本殿は「和御魂(にぎみたま)」 穏やかな状態の天照大神。
別宮の荒祭宮は「荒御魂(あらみたま)」で荒く猛々しい時の天照大神。
同じ神様の二つの状態なので
どちらも行かないとだめだそうな。
ちなみに本殿では世界平和とかを祈願して
荒祭宮の方で個人的なお願いごとをしたらよいそうだ。
ぼくは参拝するときには基本的に自分のお願いはしない。
感謝の気持ちを伝えるだけにしているので
個人的なお願いを本殿でしなくて済んでよかった。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/20 24:30 三渓園

きょうはちょっと撮影で横浜の三渓園。
規模自体はそうでもないのだが
山に囲まれていて
周りに大きなビルがないせいか
現代的な建築がまったく見えないのがいい。
新宿御苑も昔はほとんど見えなかったんだけど
すっかり変なビルに囲まれてしまった。
田舎でいいから
昔の風景しか見えないような空間を作って
温泉宿など、宿泊もできるようにしたら
都会から人がたくさん来ると思うんだけど
田舎の人は新しい箱ものを作りたがる。
洋風な建築にしたがる。
若い人が喜びそうな
オタクの人だけが押し寄せるような企画ばかりになってしまう。
いつになったら分かってくれるのか。
外国の観光客だって
日本的なものを求めているのに。
なんとかならないものかな。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/19 24:30 ひなたが恋しい

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/18 24:30 シナユリノキ

シナユリノキの木の葉っぱは
人型みたいな形。
呪文をとなえたら
どこかにぴゅーっと
飛んでいきそうだ。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/17 24:30 羽根がはみ出る

ダウンのチョッキを着ていると
どうしても羽根が出るピー。
あっちこっちから出るピー。
鳥になったような気分ピー。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/16 24:30 反そデー

半袖半ズボンのおじさんもいるけれど
ちいさいおじさんはもうタイツもはいてるし
ダウンのチョッキだもんね。
でも電車は寒いから汗をかかないように
かいても大丈夫なように
替えのシャツもリュッックに入れてるもんね。
準備万端だね。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/15 24:30 ピラカンサのサクランボ

塀の上に小さなサクランボ。
にしては小さすぎる。
よく見たらピラカンサの実だった。
鳥の仕業かな。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/14 24:30 OUCA

きのうの恵比寿の帰り道。
有名なピザ屋さん(ミケーレ?)を少し下ったあたりに
高級そうなおそば屋さんができていて
行列になっていた。
うまそうだった。
さらに下って行って
いろんな店がある中、
桜花(OUCA)って店では
みたらし団子にアイスをのせたり
焼き芋と一緒にアイスとかあって
草団子にアイスをのせたやつを食べてみた。
焦げ目がついた香ばしい団子にアイスがけっこう合う。
ぼくはみたらし団子ってあんまり好きじゃないけれど
ここだったらおいしいかもしれない。
今度食べてみよう。
http://www.ice-ouca.com

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/13 24:30 週末の終末感

いろんな人に薦められたので
滑り込みで恵比寿に行ってきた。
いつの間にかTOP MUSEUMという名前になったこの美術館は
恵比寿方面から入ると
なんだか暗い回廊を通ることになって、もったいない。
できれば目黒方面から入りたい。
開館当初は表から入った記憶がある。
まだガーデンプレイスが完成してなかったから
もう20年も前の話。
展覧会は一部の人にしか伝わらない言い方をすれば
大規模なアウトオブスタイルって感じ。
広瀬さんが10年以上も前から青山のお店で細々とやっていた事を
お金をかけて大々的にやっていた。
アウトオブスタイルファンにとっては見慣れた世界だけど
集められた物達には愛情が感じられないから
とても冷たい世界だ。
いつものミニマルな展示とはかなり違っていて
作家にとっても実験的な足し算の表現だったんだろうか。
錆びたトタンをふんだんに使ってあって
あれだけ集めるのは大変だっただろう。
トタンと言えば
昔、西武美術館で見たイサムノグチ展が懐かしい。
2メートルはあろうかという巨大な丸い提灯を
錆びてないトタンが囲んでいた。
会場のデザインを担当したのはたしかエドワード鈴木か
いや、磯崎新だったかな。
バブルの前の展示には終末感が全くなかった。
時代は完全に変わったのだ。

最終日だからなのかどうかは分からないが
入口には行列ができていた。
時代のタイミングを読む力というか
開館20周年記念にこれをぶつけられる企画力というか
こうじゃないと世界では通用しないのだなと
作品よりも一流のプロデュース能力に感心した。
しかし終末感ただよう展示を
これだけの人が観にくるというのは
かなり心配な状況だと思う。
みんなが終末感を共有したら
現実はそっちに振れていくだろう。
日本だけだったらまだいいけれど
世界的にそうだとしたらかなり深刻だ。
なんて事を言ってると作家の方には
「そうじゃないよ。日本人が昔から好きな滅びの美学だよ」
と言われてしまう気もする。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/12 24:30 近所のアメショー

近所でときどき見かけるアメリカンショートヘア。
身体が大きくて顔が小さい。
海外の生き物はたいてい大きくて人懐っこい。
人も含めて日本の生き物は地味だ。

少し前に話題になったガビチョウも
今はいかにも大陸的で力強い鳥だけど
そのうち日本になじんで
声も小さく繊細になっていくんだろう。
生き物の個性は土地が作るってこと。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/11 25:30 仙p孤独

作品に求めるものは何かというと
普遍性と人間性。
うまいとか下手とか
コンセプトなんかあってもなくてもいいし
メッセージもあってもなくても構わない。
むしろ中途半端に頭でっかちは困る。
考えたいんだったらもっとちゃんと
深く自分を追いつめてからにしてほしい。
という意味では、
仙pさんの絵は清々しいくらい気持ちがいい。
特に○の絵がよかった。
○の絵はもともとは禅と同じく中国から伝わったんだと思う。
昔の中国の絵描きの修行の話というのを聞いたことがある。

若い人が有名な絵描きに弟子入りすると
まず紙と筆を渡されて円を描いてみなさいと言われる。
最初だからもちろん下手くそだ。
それからは何年も完璧な丸を描く修行が始まる。
2〜3年も続けたら完璧な円を描けるようになる。
そこで師匠は弟子が最初に描いた円の紙を見せて
こんな線を描けるようにと言い渡す。
簡単だと思えるかもしれないが
完璧な円を描けるようになった人にとって
初心者が描いた下手くそな円はとても難しい。
また何年も修行が始まる。
数年たって、どちらも自由自在に描けるようになってから
本格的な絵の修行が始まるというお話。

中国の絵師は
うまい下手を超越した境地を求める。
それはとても高いレベルの話。
日本だったら光悦や北斎、曾我蕭白くらいの天才じゃないと
そんな境地は難しいだろう。
しかし完璧な円など描けなくてもいい絵は描ける。
仙pさんのような天然の絵描きであればいいのだ。
ピカソのように英才教育をうけた絵描きは
(つまり円の教育を受けた絵描きは)
その伝統では古いと思われる時代に生まれたから
スペイン絵画を壊すことでしか前に進めない。
円をうまく描けるようになった人は
自分の天然を探すのに苦労することになる。
ピカソのようにアカデミックな訓練をした方がいいのか
マチスのようにそれが無い方がいいのか。
ルソーみたいに手足が上手に描けなくてもいい絵は描ける。
少なくともピカソは自由なマチスを羨ましがっていたらしい。
ぼくはどちらかというと天然系の絵描きが好きだけど
ピカソのスペイン人的な強さと残酷さ、高貴な人間性も好きなのだ。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/10 25:30 カナダと万国旗

トランプが大統領になりそうになって
カナダの移民関係のサイトがパンクしそうになったとか。
ぼくもお金があったらカナダに住んでみたいと思っていたので
考えることはみな同じだなと思った。
今回の選挙はなんとも悲劇的には違いないのだが
いちいち笑える。
一番うけたのはこれ。
http://buzz-netnews.com/donald-John-trump-flag
天才かと思ったよ。

カナダって国はアメリカの隣なのにまったく雰囲気が違う。
都会でも鍵をかけないとか
犯罪が比較的少ないとか。
移民には世界一優しいし
自然は豊かだし
グレングールドもいたし
料理は少しましになったとか。
世界中で生活してみた人が最後に住むって話もある。
さぞかし寒いだとうと思いきや
偏西風で温暖な地域もあるのだとか。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/9 25:00 平行世界

トランプは野蛮でマッチョなアメリカにぴったりの大統領だと
日記にかいたのは一年前くらいだったかな。
あの頃にタイムスリップして
そんなこと言っていたら本当にそうなるかもしれないから
やめておきなさいと言っても
聞いてはくれないだろう。

バック・トゥザ・フューチャーのビフは
ドナルド・トランプがモデルだったそうだ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3063967
人が想像したことは現実となる可能性がある。
逆に想像できないことは実現しない。
映画や小説に描かれたことは実際に起こることがある。
制作者はそこまで考えて世界を描いて欲しい、
というわけにもいかないか。

世の中はますます劇画化して
モンティパイソンのような世界になってしまった。
白人支配社会の終わりに抵抗したいアメリカ人。
世界で唯一の超大国だった頃に戻りたいアメリカ人。
外国人に職を奪われた人たちは
トランプがなんとかしてくれると思っているのかもしれないが
格差のトップにいる人にそれを望むのはなんともお門違いな気もする。
中間層に優しいはずの民主党のオバマの8年間で
貧富の格差はさらに広がったのだから
クリントンになったとしても一緒だろう。
もう誰でもいいから既存の政治家じゃない人に
現状を変えて欲しいという気持ちなんだろうか。
選択肢がなくて困るのは日本もアメリカも一緒なのだな。

映画の中ではもう一つ、政治家の話がでてくるシーンがあった。
主人公のお父さんが若い頃にタイムスリップして
(当時、三流の役者だった)ロナルド・レーガンが大統領になると
その時代の人に言っても相手にしてもらえなかった。
同じように今、数年前にタイムスリップして
トランプが大統領になると言っても誰も信じてくれないだろう。
SF小説のパラレルワールド的に言うと
僕らが住むのはトランプ大統領が誕生する世界。
もし他のパラレルワールドに自由に行けるのなら
レーガンやブッシュジュニア、トランプが大統領にならない世界もあるはず。
もっと世界が民主的になる世界に住んでみたかった。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/8 25:00 白い45才

vintage joinで買ってきた手乗りのスピーカーは
1971年生まれで45才。
西ドイツ製のスペースエイジ。
いまごろになって極東の島国で起こされて
きっと驚いているだろう。
でもそこはドイツ人。
小さいくせにしっかりとした奥行きと
意外に出ている低音で
これにパソコンつないでLINN Radioなんか流した日にゃ
外国の高級ラジオみたいな音がする。
うちの古いMacともぴったし。
しかーし、問題はこのパソコン。
最近のMacのノートブックは白くない。
だから買い替えたくない。
これは5年くらい前に中古で2万円で買ったやつ。
さすがにグーグルクロームの更新ができないって表示がいちいち出てきて
うるさいったらありゃしない。
サファリはまだなんとか使えるが
見れないページが出て来るのも時間の問題だろう。
あのアルミのやつにしなければいけないのは気が重い。
白いノートブックをまた作ってくれないのかなMacさん。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/7 25:00 ヤフオクの湯気

夢の中でヤフオクをみていて
ずらーっと縦に並んだ商品写真の一つ一つから
白い湯気がでていて
それを手ではらってみたけれど
ますますふわーっと出て来た。
夢の中まで出て来るとか
ヤフオクの見過ぎだと思います。
ヤフオクとアマゾンに依存し過ぎだと思います。
お店で物が売れないわけだよね。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/6 25:00 短い人

気が短い。
手も短い。
足も指も短いのに
日まで短くなってきたのは
僕のせいではありません。
ああ短い。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/5 25:00 能二つ

今日は浅見真州の会で
100分と120分の能を蓮ちゃんで観てきた。
会場がなぜか暑くて
汗をかいてしまって
風邪もひいてしまったかもと思ったけれど
今のところ大丈夫そうだ。
汗っかきだということを忘れてた。
前だったら替えのシャツをリュックに入れていたのに
今日は油断してた。
年をとって汗っかきも大分なくなってきたと思い込んでいた。
まだまだちょっと若かった(そうでもないか)。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/4 25:00 カセットテープとデンスケ

70年代のソニーのカセットデッキを
趣味で自分で直してヤフオクで安く売っている人がいる。
オーディオに限らず、いろんなものを修理してくれる人がいる。
70年代より前の物だったら
だいたい直す人がいるそうだ。
それより後だと部品がブラックボックスになって行くから
修理不可能なのだそうで
古いほど修理できるというのは
なんとも逆説的でおもしろい。
うちのアンプなんかもそういう人が直したもので
壊れても直してもらえる約束だから安心だ。
ということでカセットデッキを探していたら
70年代のデンスケという当時の録音マニアには有名だったらしい
ソニーのやつを買ってみた。

もっと小さくてかっこいいのもあるのだが
それはさすがに1万円では買えないのだ。
事務所に届いて、さて何を聞こうかという段になって思い出した。
20年以上前に買ったDictionary。

昔はTRAっていう有名なカセットブックもあったけれど
それより後の時代に出ていたカセットブック。
若い人にはカセットブックって分からないかもしれないが
昔はカセットと雑誌が一緒になって売っていた本があったのだ。
で、内容は桑原茂市なので
スネークマンショーと音楽がごちゃまぜって感じで懐かしい。
カセットというとホワイトノイズなどと言われる
「シャー」っていう小さい雑音が入っていた気がしたのだが
これは結構いい音だ。
そういえば昔はFMを録音したりしていたから(エアチェックって言ってた)
こんなにいい音じゃなかったんだろうが
懐かしくて太くて気持ちのいい音なので
最新のデジタルリマスターのCDから
好きな曲だけを順番にテープに録音して
聞いてみようと思う。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/3 24:30 ハナアブさん

ハナアブさんは忙しい。
さむくなったから忙しい。
11月になったのは知らない。
だってアブだから。
アブノーマルって意味じゃないよ。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/2 24:30 タイツおじさん

おじさんは寒いですよ。
今日なんか、とってもですよ。
だから、そろそろ、いいですかね?
もう11月ですよ。
タイツおじさんになってもいい時期だと思うんですよ。
いいですよね?
タイツ、あったかいですよね。
ヒートテックですよね。
じんわり来ますよね。
下半身を冷やすのはよくないしね。
あしたからタイツ、はきますよ。
はくって言ったらはきますからね。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

2016/11/1 25:30 雲の日

きょうは雨が降った後に
見事な彩雲。
秋らしい雲にマイナスイオンで
気持ちよく出かけた。
電車からも細長いうろこ雲が見えた。

十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一

all rights reserved © 1938.jp takao miyahara