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みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです。

 
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2013/10/31 26:00 道ばたの十月

こんな道ばたのアスファルトの隙間に
種が入り込んでしまったんだねー
なんて感心していると
もう十月も終わってしまって
この分では明日は十一月に違いない
なんてくだらない事をいいつつ
また年が終わってしまうのだなあ。
困った。
いや困ってない。
どうしよう。
どうもしない。

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2013/10/30 26:00 妄想癖の映画

「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」を観て来た。
http://moodindigo-movie.com/
アメリの女優さんが出ていて
レトロでフランス的な美術が盛りだくさんだけど
ハッピーエンドじゃないので万人におすすめできないのが残念。
印象的には「アマデウス」と「風立ちぬ」にも通じるものがある。
映画の最初にボリス・ヴィアンの言葉
「これはすべて真実である。なぜならすべて僕が想像したことだから」
(言葉は若干違うかも)
がすべてを語っていて
「風立ちぬ」の時に
映画の制作者達が盛り上がっていたテーマでもあった。
町山智浩も「風立ちぬ」について語っていた妄想癖。
http://www.youtube.com/watch?v=S8LBzoSx430
ものを作る人に妄想癖があるなんて
実に当たり前のことで
それを観たいんだったら昔のフェリーニの映画とか観ればいいじゃん
と思うのだが
そんな意味で「風立ちぬ」がプロに高評価だとしたら
おじさんにはもう分からない世界。
というわけで、妄想癖がテーマだとしたら
「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」の方が
ずっとおすすめ、と思ったのだった。

かつて自分の小説を元にした映画の試写会で
「こいつらはアメリカ人になったつもりなんだろうか?
  馬鹿にしやがって!」と怒った後で
心臓発作で亡くなった(39歳)
と伝えられるボリス・ヴィアンは、
「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」の
フランスらしいハッピーエンドじゃない出来に、
きっと満足しているはず。
なんか来月からディレクターズカット版もあるらしい。
ちょっと観てみたい気もする。

監督のミシェル・ゴンドリーはPV出身で
実写と音の連動をこういう形にした人。
http://youtu.be/615FUp8aUmU

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2013/10/29 26:00 道具

事務所の近所のカッシーナっていうインテリアショップは
ディスプレー変更の工事中。
そこの窓際にこんな道具が置いてあった。
同じサイズの合板がたくさん入っていて
けっこう使い込まれているようだ。
何に使う道具だろう。

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2013/10/28 26:00 ルー

日本でルーと言えば
カレーか大柴なんだけど
ニューヨークではやっぱりルー・リード
かどうは知らない。
そのルーが亡くなったそうだ。
ライブを観に行ったのは確か25年以上も前。
そのころはもうパンクっぽくなくて
しぶいおじさんバンドだった。
当時、ピーター・ゲイブリエルが
ワールドミュージック(民族音楽的な)の人たちをたくさん連れて来日して
ユースー・ンドゥールとかも来ていたのに
一番盛り上がったのはなぜか民族っぽくないルー・リードだった。
パンクと言ったのは
このルー・リードのべルベット・アンダーグラウンドとか
ラモーンズとかを観たマルコム・マクラーレンが
セックス・ピストルズを作ったわけだ。
パンクはイギリスで生まれたと思っている人も多いけど
実際はビートルズが黒人音楽やボブディランから生まれたのと同じで
アメリカ発祥なのだった。
べルベット・アンダーグラウンドはウォーホルのプロデュースだから
マルコム・マクラーレンはウォーホルになりたかったのかもしらんな。
以上、おじさんの独り言。
合掌!
http://youtu.be/AwzaifhSw2c
この頃のニューヨークはチェルシーホテルとか
メープルソープとかパティ・スミスとか
ウォーホルとかバスキアとか
とにかく楽しそうだった。
トーキングヘッズのデビッド・バーンなどは
最近のニューヨークは投資でかせいたプチブルの巣窟になってしまって
文化がなくなってしまったって言っているけど
そうなる前のニューヨークに行っておきたかった。
アメリカの力が弱くなって
ルー・リードが亡くなって
ニューヨークの時代も終わってしまったんだろか。

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2013/10/27 25:30 思い出し笑い

秋になって
急に寒くなってくると
なんともさびしー気持ちになって
それはそれで嫌いではない。
一人でにやにやしているところを
人に見られては恥ずかしいので
気をつけねばならないのだ。
そういえば
うちの父は思い出し笑いが得意だ。
一日に一言話すか話さないかというくらいの
無口にも程があるくらいの父だが
コタツに入っているときなど
ぜんぜん関係ないタイミングで
一人でにやーっと笑って手で口を隠す。
本当に楽しいことを思い出しているんだろうけど
慣れてない人にはさぞや気持ち悪いことだろう。
あの気持ちが最近少し分かってきたような気がするのは
こんな寒い秋の日なわけで
確実に父に近づいているのだなあと思った
電車の帰り道。
だって寒いんだもん。

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2013/10/26 26:30 雨あがり電柱

水たまりの向こうには
もう一つの世界があるように見える。
鏡と違うのは地面の穴になっているところ。
透明な地面の穴の向こうには
こっち側と同じようだけど
少しだけ違う世界が広がっているのだ。

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2013/10/25 26:00 ご近所の話

オリンピックが決まってから新国立競技場のことが話題になっている。
なんで今ごろになって騒ぐのかって気もしないでもないが
こういうことはどんどん議論した方が良い。
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11650970097.html
コンペに関してはよく分からないことが多かった。
設計のコンペじゃなくてデザインのコンペっていうのも変だった。
最終審査に残らなかった案の中にもいいのがあった。
たとえばこれ。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/NNSJ/26.html
青山に緑のお山ができる、なかなかよい。
最終で闘った中では、今では日本を代表する建築事務所SANAAの案。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/NNSJ/third.html
こっちの方が火星人襲来よりずっとよかった。
しかし決まったのは超巨大な宇宙船。
もしかしたら、銀杏並木の向こうに見えるのか。
そうなったら外苑前から引っ越そう。
1300億のつもりが見積もってみたら3000億になって
仕方がないので周辺を削りますって
元の案でもあれなのに、きっと醜悪になるでしょう。
この国はまっとうな意見が通らないというのは
昔からそうなのだが
それが改善するどころか悪化している。
このままでは子供達に申し訳ない。
ごめんなさい。

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2013/10/24 26:00 ゴハンガオイシクタケルノミコト

自宅の炊飯器がもう十年以上たって
最初ほどおいしく炊けなくなって来たので
買い替えか、どうしようかと思っていた。
事務所では安い炊飯土鍋でおいしいご飯が炊けているので
自宅も土鍋にしてみるかと(炊飯器より安いし)
そんな話をしていたら
知り合いがこの土鍋をすすめてくれた。
飯炊釜
http://maruccho.way-nifty.com/hansuikama/
はっきり言って見た目は悪い。
しかしこだわりはあるらしい。
いろいろ調べたけれど
ここより良さそうなのが見つからないので買ってみた。
届いた、でかい、重い。
蓋がまたびっくりするくらい重い。
これだけ重かったら、おいしく炊けるに決まっている。
曰く、スピーカーと炊飯器は重いほうがいい。

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2013/10/23 26:00 平等かうつか

NHKの「病の起源」できょうはうつ病(再放送)。
内容はだいたいこんな感じ(他力本願)。
http://dysdis.blog.fc2.com/blog-entry-87.html
生き残るために恐怖などの記憶を強く残すための機能が
脳にダメージを蓄積してしまうという話。
タンザニアのハッザ族に、ほとんどうつ病がいないのは
食べ物を平等に分けるからで
だったら日本で最近、うつ病が増えているのは
格差社会になったから?と思いがちだけど、
実際はアメリカの製薬メーカーの金儲けに利用されているだけ。
そのあたりの話はこの映画。
「マイク・ミルズのうつの話」
http://matome.naver.jp/odai/2138107143108771601

タンザニアのハッザ族の映像は
旧石器時代的な生活なのに本当に幸せそうだった。
写真を撮りに行きたいなあ。
ナショナルジオグラフィックで我慢する。
http://nationalgeographic.jp/nng/magazine/0912/feature05/

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2013/10/22 26:00 クサギカメムシ

なんかカメムシを秋によく見かける気がする
と思っていたら
このクサギカメムシは秋に産まれて
集団で木や家屋の隙間で越冬するらしい。
だから家の近くで見かけるってことか。

あんたうちで越冬するつもりかい?
越冬隊ってカメムシだらけなんだろう?
臭くない?
そうかい。
じゃあ来年までがんばってね。

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2013/10/21 26:00 青緑の世界

猫が見ている世界を再現したページ。
http://wired.jp/2013/10/18/cats-eye-view/
簡単に言うとRGBのうち、R(赤)が見えないから
グリーンとブルーでできた世界。
よく色が見えないと言われるけれど
そんなわけじゃない。
元々ほ乳類は恐竜が闊歩していた中生代に生まれ
昼間は危険で活動できないから夜行性だった。
まだ小さかったご先祖様は
夜中に人目(恐竜目)を盗んでちょろちょろしていた。
だから色が見える必要はなくて
夜目がよければそれでよかった。
類人猿も元々はそうだったのだが
一部にR因子をもつ者が現れて
その子孫がぼくたち人間ってこと。
おそらく樹上生活で木の実を見分けるために
その能力が必要になったんだろう。
後から足した能力だから
紫外線まで見える昆虫の仲間なんかよりも
能力が劣っているのはしょうがない。
他のほ乳類が二色しか見えないと聞くと
人間ってやっぱりすごいんだって勘違いする人もいるが
それは単なる勘違い。
おもしろいのはヨーロッパの白人には赤緑の色弱が多いこと。
十人に一人って聞いたことがある。
それも恐らく動物の狩猟で食べていたために
夜目(つまり弱い光)に対して発達したせい。
ヨーロッパの人は日本に来るとやたらとまぶしがって
夏などはサングラスをかけていないと耐えられない。
コンビニの光も目にささるらしい(これは僕もそうだけど)。
そんなわけで、日本のライティングがいつまでも垢抜けないのは
アジアの血のなせる技でもあったのかも。

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2013/10/20 26:20 白鳳

白鳳のお父さんはモンゴル相撲の有名な横綱で
同じくモンゴル相撲をやっていた朝青龍のお父さんには
一度も負けたことないって話。
白鳳のお父さんはレスリングの選手でもあって
オリンピックで銀メダルもとっている。
1964年の東京オリンピックにも出ていたそうだ。
なので、白鳳も2020年の東京オリンピックに出て
土俵入りをしたいと思っているらしい。
それまで7年も横綱でいたら何勝になるんだ?
大鵬の32は軽く超えて
50勝も超えるかも。
とんでもない記録になる。
白鳳だったら許す。

そんなすごい関取になった白鳳だが
15歳でモンゴルからやってきた時は
スカウトなしで、もう少しで帰ってしまうところだったらしい。
62キロしかないマッチ棒みたいな身体では無理もないけれど
なんとか残ることができた後は
毎日牛乳を5リットル飲んで
あっという間に体重は増えて
身長も一月で5センチ伸びたとか。
ぼくも牛乳を5リットル飲めばよかった、15の夜。

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2013/10/19 26:00 ロブさん

シマリスかと思ったらヤシリスって言うらしい。
オシリスみたい。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52142462.html
昔から行きたいスリランカだが
やっぱり行きたいなあ。
アーサー・C・クラークみたいに
スリランカで死にたいとまでは思わないけれど
何かと気になるスリランカ。
スリランカ料理といえば多分ここ。
スパイシービストロ タップロボーン
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13127842/
チキンカレーが絶品。
モルジブフィッシュ(日本の鰹節のルーツ )が
いろんな料理に入っていて、日本人の舌に合うと思います。
ちょっと辛いけど。

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2013/10/18 26:00 おにやんま

きょうは山下先生のつきあいで
五反田の立ち食いのうどんやさんに寄って(鳥天380円絶品)
原美術館のレセプションに行って
さいとうの焼き鳥を食べて
最後はいつものカラス。

いつもは偉そうなことに、人にアドバイスばかりしているんだけど
今日は10こ下の山下先生の説教を聞いたのだった。
人のお世話ばかりしてないで
自分の作品を作ってくださいと
ここ何年も一人で思っていたことを言われた。
昔はよく言われたことだけど
久々に言われて納得。
しかしどうするべ?
って感じで、でも楽しゅうございました。
酔っぱらったよ、おやすみなさい。

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2013/10/17 26:10 影絵

この事務所にはロボットが働いていて
疲れたから壁によりかかって休んでいるんだと思います。

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2013/10/16 25:50 台風一過

朝方の風は強かったけれど
裏山の木が揺れているのを確認して
そのまま寝てしまった。
映像を撮っておけばよかった。
と、起きてからいつも思う。
こんな事ではカメラマンとは言えない。
いつものように反省。

強かったわりには
さーっと行ってしまったせいか
それほどの被害はなかったようで
まあ、よかった。
京成線のスプラッシュマウンテンとか
https://twitter.com/spirits_god00/status/390248142177705984/photo/1
名アナウンスとか
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65767677.html
日本はいまのところ平和やね。

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2013/10/15 25:50 台風

台風が来ると
九州では学校が休みになるから
いまでも何だかうれしい。
というか
どきどきする。
台風で休みになったら
木の雨戸を閉め切ってまっ暗くなった部屋の中で
蚊帳をつって布団に入って
(蚊帳の中だと雷が落ちないという迷信があった)
その当時飼っていたウサギを放したりして
いつもとは違う雰囲気。
別に何をするというわけでもないけれど
楽しかった記憶しかない。
今思うと
そういう時には大人が一人もいなかった。
あんな風の中、大人達は何をしていたのか。
仕事にはならないはずだけど
見回りでもしていたのか
それとも公民館あたりに集まって酒盛りでもしていたのか。
こんど帰ったら聞いてみよう。

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2013/10/14 26:30 おやすみ

先週から休んでなかったので
きょうは一日うちでゆっくりと
たまった録画とかテレビをみた。
この年になると一日家にいると身体の調子が悪くなるので
やっぱり休みはいらないなあと。
貧乏人根性と言われてもいいから
正月でも働きたがった親父さんに似てきたのかなあと。
そういえば、実家に帰ったとき
猫背気味に床に座った親父さんをみると
びっくりするくらい自分と似ている。
年をとるとますます似てくる。
親父さんは超えられないのだなあと思いつつ、
ちょっとくらいは超えてやろうと思うのだが
寡黙な人にはやっぱりかなわない気がするのだった。

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2013/10/13 25:40 続きは柿の葉寿司

きょうは先週の日曜の続きで
スタジオで録音の立ち合い。
前に疲れた教訓を生かして
足腰が冷えないように
あったかいのを腰に張って
姿勢に気をつけたせいか
先週ほどは疲れなかった。
撮影のスタジオも録音スタジオもなぜか疲れるのは
たぶん窓がないせいだと思う。
それに加えて録音スタジオは音がまったく響かない。
無音な環境になれてないんだろう。
撮影スタジオが苦手って
アートディレクターとかカメラマンとしては失格?と思いきや
自然光が好きなのでそれほど困らないのだった。
自然光のスタジオが好きなので
自然光の録音スタジオがあったら行ってみたい。
写真は差し入れの吉野の柿の葉寿司、サバ、シャケ、うまし。

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2013/10/12 25:00 レイル・ムービー

最近できた写真集で
欲しいと思うのはほとんどなくて
買ったとしても昔の写真集ばかり。
しかしこれはちょっと欲しい。
リアル・オン・ザ・ロードって感じの
80年代生まれの若者の写真集。
Mike Brodie「A Period of Juvenile Prosperity」
鉄道ならではの疾走感と
とても21世紀の写真とは思えない
リアルなロードムービー(本物だからリアルに決まっているけど)。
紹介したサイトはこちら
http://www.roomie.jp/2013/03/62751/
でもってアマゾンで買うならこちら。
まだハードカバーしかないから、7千円、さてどうしよう。
http://www.amazon.co.jp/Period-Juvenile-Prosperity-Mike-Brodie/dp/1936611023/
こういうのを見てしまうと
またバッグパッカーで列車の旅に出たくなる。
もう年だから昔みたいにはいかないし
楽しめるかどうか自信もないけど。

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2013/10/11 25:50 ツクツクホウシとツユムシ

10月だというのに
裏山でツクツクホウシが一匹だけ鳴き出した。
夏みたいだから一年早く外に出てしまったのか。
まったくお気の毒。
夜、アパートに帰ると、階段の踊り場で
ツユムシが何か言いたそうにじっと見てた。
「なんでこんなに暑いの? 秋じゃないの?」
って言われている気がしたけれど
それは僕のせいじゃないからね。

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2013/10/10 25:50 フリーざんす

アメリカのフリーランスは4人に一人。
日本のフリーランスは40人に一人らしい。
日本は少ないんだろうとは思っていたが
そんなに少ないとは思わなんだ。
しかし日本の終身雇用年功序列はとっくに崩壊しているので
そのうちフリーランスも増えていくんだろう。
むしろ会社なんか死ぬまでになくならない方が少ないわけで
40、50になって会社を辞めさせられても
やって行けない人が多いとしたら
長い目で見たらフリーランスの方がリスクが低い。
と、負け惜しみで言ってみた。

最近の親は「好きなこと見つけてやりなさい」
なんて言うらしいけど
昔の親は「先生とか公務員になれ」と言ったものだ。
夢を追いかけろとか夢を見つけろなんて
そんな無責任な事は言わなかった。
そのせいか最近の若い子たちは
やりたい事みつけられない症候群にかかっている。
やりたい事がないのは悪いことだと思っているような気がする。
そんなの見つけられる人の方が少ないに決まっているので
それよりも真っ当な職業について
家庭を持つのが一番大事って
誰か偉い人が言ってくれないものかな。

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2013/10/9 25:30 ひねり

ひねりまくった白井くんが
テレビに出まくって
内村くんを抜いてしまうじゃないかと
思っている人もいるかもしれんが
その心配には及ばない。
白井くんは確かにすごい。
かく言う私も驚いた。
あんなにひねる選手は初めて見た。
床だけで20何回もひねるなんて
もう白井くんたら、ひねり過ぎなんだからーって感じ。
種目別の床だったら世界レベルなんだけど
それでも全日本の総合ではまだ50位くらい。
なんでかと言うと他にも種目があるから。
特につり輪が苦手らしい。
このつり輪というやつが問題だ。
つり輪を練習すると肩や腕に筋肉がつく。
すると遠心力の関係でねじりにくくなる。
ただでさえこれから大人の身体になって重くなる。
浅田真央が苦労したのと同じように
肉体的にも精神的にも成長しながら
ねじって行かないといけない。
精神的には怖さを知らないといけない。
まだ怖さを知らないから「緊張しなかった」と言っていた。
緊張しないのはいいように思われがちだけど
いつか緊張する時が来る。
オリンピックなんて普通の緊張とはわけが違うらしい。
一流の選手は緊張しながらも結果を出す。
その訓練も必要だ。
だからまあ急がないで長い目でみてやってほしい。
あのきらきらした目はいつかやってくれるでしょう。

スポーツでは、ゆとり世代ってすごい。
ゆとり教育は正しかったのかもしれない。
願わくば、サッカーにも白井くんのような
きらきらした目の天才が出て来てほしい。
ひとつ心配なのはJリーグの観客動員数が減っていること。
サッカー場で旗を振っていた人たちはどこへ行ってしまったのか。
ここ十年くらいで、
また田舎の暴走族が増えてきたような気がするのだが。

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2013/10/8 25:30 スキャナー虫よ さらば

うちのスキャナーには虫がいて
なんでそんな所に住んでいるのかは分からないけれど
その美しい軌跡を楽しんでいたりもして
でもやっぱり黒いプリントなどをスキャンするときは
軌跡が写り込んでしまうこともあり
その修正がけっこう面倒だったり
最近では端の方に薄いラインがでてしまったりと
さすがに買い替えの時期かもということで
型落ちのエプソンのスキャナーを9000円代で買えたので
スキャナー虫くんとはお別れなのね。
迷惑をかけられた分、愛着もあって
ちょっと寂しい気持ちなんだけど
そうはなるものかとスキャナー虫くんが
新しいスキャナーにお引っ越しする前に
おさらばしなくてはいかんのだ。


(写真は2010年11月の日記より)

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2013/10/7 25:30 秋の春

大英博物館で開催中の日本の春画展のトレーラー。
http://www.britishmuseum.org/whats_on/exhibitions/shunga.aspx
この春画展は結局、日本には来ないらしい。
イギリスでは大英博物館初のR16指定で公開されている。
ヨーロッパの対応は大人だ。
日本で開催できない理由は分からないが
会田誠の個展がいろいろと問題になったから
呼びにくくなったのだとしたら、もったいなかった。
会田誠は100年もたったら誰も知らないだろうけど
春画は500年たっても価値は変わらないはず。
まとまった春画展、観たかった。

こないだ知り合いと話していたのは
会田誠と村上隆の違い。
やっていることはたいして変わらないが
会田誠は日本で昔から評価が高く
村上隆は日本での評価はさんざんで
外国で認められてから有名になった。
というか
誰も文句言えなくなった。
外国で認められたら大丈夫なのは
黒沢明も北野武もそうだし
日本ではよくあることだけど
村上隆が日本で受けが悪かったのは
単に性格の問題かもしれない。

会田誠といえば昔知り合いの美術評論家に
画廊の奥で見せてもらった
「あぜ道」が懐かしい。
http://blog.goo.ne.jp/hal-4/e/87ec5eb851476216665530df42307b20
これはおもしろかった。
高校の文化祭を思い出したのを思い出した。

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2013/10/6 24:30 同い年のアコ

きょうはスタジオで録音の立ち合い。
たまに写真を撮ったり
ヴィデオを撮ったりと
たいしたことしてないのに
なんだか疲れた。
5時間もの間、歌ったり、演奏したり、
プロってすごい。
ぼくは2時間以上の打ち合わせにも耐えられないし
きょうも後半はぼーっとしてた。
もうちょっと脳に持久力があるといいんだけど。

写真は同い年のギブソンのフルアコ。
中ががらんどうなのがフルアコで
木が入っていて重いのがセミアコ。
きょう学んだこと、忘れないようにここにメモ。

きょうの日記もグラフィックデザイナーっぽいな。
よしよし。

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2013/10/5 25:00 画像検索

グーグルの画像検索はちょっと楽しい。
たとえば、フォントを検索してみる。
ファッション系でよく使われる
Didotを画像検索してみると

こんな感じ。
この書体がどういう使われ方をしているのか一目瞭然。
しかも誰かがレイアウトしたタイポグラフィーの本みたい。
誰の意図も入ってないランダムな情報っておもしろい。
ある意味、人類の記憶とか無意識とかを映像にしたような。

きょうの日記はグラフィックデザイナーっぽいな。
よしよし。

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2013/10/4 25:00 米から金へ

今年は二十年に一度の式年遷宮の年
二十年前というとバブルの崩壊の時期。
ちょうど失われた20年。
これからの20年はどうなるんだろうと思っていたら
やっぱりそういう周期で考える人はいるものだ。
<伊勢神宮の「式年遷宮」と世界情勢はリンクする> 
http://www.t-model.jp/article/14686190.html
よくも悪くも、これから激動の時期になっていくのは
たぶん間違いないと思うけど
ただでさえ気候変動っていう人の力だけではどうにもならない問題があるので
戦争だけはご勘弁願いたい。
マスコミの方々、隣国たたきは受けがいいのかもしれないけど
もうそろそろ冷静になって
戦前みたいにならないようにお願いしたいです。

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2013/10/3 26:00 青ねこじゃら 寒ねこじゃら

秋になると
ネコジャラシが光ってる。
スズメにつつかれたり
風に吹かれたり
おじさんに写真を撮られたり
ネコジャラシは大忙し。
いつも逆光で撮られてばっかりなので
たまにはスタジオみたいに青バックで撮ってあげよう。
あしたから急に寒くなるみたいだよ。

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2013/10/2 25:00 虹

午後に広瀬さんから電話があって
虹がでてるの知ってる?
すぐに屋上に登ったが
みるみる薄くなっていく。
大きな虹だった。

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2013/10/1 26:00 もう困った

もう10月になってしもうた。
あと三ヶ月しかないじゃん。
困った。
って毎年言っているから
別に困ってもいないわけだけど
速すぎです。
おじさんがついていけません。
「あまちゃん」が終わったので
朝の楽しみがなくなって
その分、ピーの機嫌がいい。
しかし、なんか張りがないですな。
「進撃の巨人」も終わってしまって
ひさびさに諸星大二郎の「生物都市」でも読みたくなった。
でもそれでも、もうそろそろ終わりかと思っていた変化朝顔が
ぞくぞくと咲いている。
なんかあせっているのかもしれない。
あんなに暑かったのに急になんだよ
って思っているだろう。
朝顔界も大変な夏だった。

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