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みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです。

 
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2013/7/31 25:00 For Takao

君君、こんな事をしてもらったら困るんだよ。
ちょっと撮影に行くだけなんだから。
電車まで動かしてくれなんて頼んでないじゃろ?
これじゃあまるで大先生みたいじゃないか。
え? そう? そこまで言うならお言葉にあまえて
武蔵小金井までやってくれたまえ。
ただ行き先の上にFor Takaoって入れるのはやめておくれ。
なんだか恥ずかしいじゃないか。
そう思わんかい?

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2013/7/30 25:00 iPhoneさん

ぼくのiPhoneさんのWifiがつながらなくなってしまって
どうもハードの不具合ってことで(4Sはよくあるらしい)
新品と交換しかなくて
しかも一年たってしまっていたので
一万七千円も払った上に
auのiPhoneさんの連絡先のバックアップは複雑だそうで
ぼくのiCloudの設定も間違っていたのかもしれないが
連絡先(つまり電話番号)が半分くらいしか復元できなかった。
はあ。
Appleの不具合のせいなのに
一年たったからってお金をはらって
その上に前に戻らないって
昔の携帯電話の方がよかった気がする。
次はiPodにして
電話は電話にしたいところだけど
ガラケーはもう作らないって噂。
世の中は便利になるどころか
誰かがもうかるようにしか進まない。
ソニータイマー
(ある程度時間がたったら壊れるようになっているという噂)
ならぬ
Appleタイマーなんじゃないかと思ってしまった。
だって一年過ぎたばっかりなんだもん。

新しく来たiPhoneさんは前とちょっぴり違う。
なんでかというと前のは背面の角のガラスが欠けていたから。
ほとんど同じだけど愛着のあるiPhoneさんじゃないわけで
どういう距離でつきあったらいいのか分からない。
お互いに時間を置いて考えましょうって感じ。
きっと時間が解決してくれるでしょう。

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2013/7/29 26:00 クモの巣で虫取り

誰かがテレビで言っていたので思い出した。
子供のころ、ぼくらは虫網を買うお金をけちっていたので
自分で竹を川で切ってきて
それに太い針金を取り付けて虫網を作っていた。
家にある古い布が手に入ればそれでフクロを作って取り付ける。
布が手に入らない人は竹の先に丸く取り付けた針金に
ジョロウグモの巣をくるくるとまいて
それで蝉などとっていた。
ジョロウグモの巣はとにかく丈夫で粘着性もあって
虫取りには最適だったけど
蝉なんか簡単すぎてつまならいから
結局いつもの木に登ってクワガタやカブトムシをとるのだった。
だから虫取り網ってあまり使わなかった気がする。

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2013/7/28 26:00 湿度87%の闘い

きょうの試合は技術的には決してレベル高くはなかったが
試合としてはまあまあおもしろかった。
日本代表は試合以外のところで
いろいろ意地悪されたって中国では話題になっていたようだけど
(実は中国の人は韓国が嫌い。
 アンケートによっては日本よりも嫌っているとのこと)
そういう圧倒的アウェイでも少ないチャンスを生かせたのはえらい。
こういう勝ち方が時々できるようになると
相手はさぞかし、いやに違いない。
それにしても香川に乾に清武に柿谷と
おもしろい新人がまだまだ出てくるセレッソの育成システムは
あいかわらず、すごい。
一体どうなっているんだか。

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2013/7/27 26:00 なぞの文様

切り妻の家の三角の部分に
なぞの記号が並んでいる。
これは何を意味するのか。
宇宙人でも呼んでいるのか。
それとも宇宙人が住んでいる印なのか。

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2013/7/26 26:00 茶の実ともだち

茶に木には実がなる。
たいていは1〜3個の実がつまっている。
(写真は2個)
この青い実をとって皮をむくと
茶色の種が出てくる。
子供のころ、その茶の実を闘わせては遊んでいた。
どうやって闘わせるかというと実に単純。
皮をむいて出て来た茶色の部分を押し合って
茶色の殻がつぶれると中から半透明の液体が出て来る。
つぶれた方が負け。
それだけの遊び。
だけど奥は深い。
どんな茶の実が強いのか。
何個の実のどこをどれくらいむいたら強いのか。
単純なだけに様々なノウハウがあった。
ごくたまーに黒っぽくで少しとがっていて
やたらと硬いのがあって
それを持っている子は得意げに勝負を挑むのだが
あまり強すぎるのは相手にしてもらえなくなる。
茶色で一見弱そうなのに実は強い、
そんな刑事コロンボのような茶の実をもった子が一番えらいのだった。
なんだか大人の社会の話みたいになってきた。

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2013/7/25 26:00 ほうろく灸

神楽坂の毘沙門天の
ほうろく灸に参加してきた。
参加でいいのか?
お灸をすえてきたって言うのか。
ま、とにかく
今年も無病息災をお願いして
素焼きのこんなおかしな帽子を大の大人がみんなでかぶって
頭の百合(ひゃくえ)のツボあたりを熱くして
ほとんどコンサートとも言えるお経をサラウンドで聞いて
今年もあと半分になってしまったけれど
まあなんとかなるでしょって感じ。

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2013/7/24 26:00 つるつる

ぼくがそうめんを食べている間も
蔓はつるつる巻いている。
ぼくが道を左に曲がっているときも
蔓は左に巻いている。
ぼくが肩こり体操で伸びているときも
蔓は空に向かって伸びている。
ぼくがつるつる。
蔓がつるつる。
いつもつるつる。
みんなつるつる。
世の中は巻いて巻かれてしあわせだ。

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2013/7/23 25:30 水浸し寸前の巻

きょうの東京は突然の大雨で(さいきん珍しくもないけど)
学芸大の駅などは水浸しになったらしいけど
うちの事務所もちょっとえらい事になっていた。
というのは
ベランダの水がたまる一方でぜんぜん減らなかったのだ。
雨がやんでもどこかに流れる気配もないので
ベランダの右の奥、室外機のとなりを見てみたら
コップをふせたような形にスリットが入った蓋があって
穴は空いているけれど、水はまったく流れてない。
そのコップの蓋みたいな物を持って動かしてみても
びくともしない。
雨で背中がぬれるので一度はあきらめてみたけれど
水位は5センチ以上になってしまって
この調子で上がって行ったら部屋に水が入ってきそうな勢い。
そこで、細い棒はないかと部屋を見回したらちょうどいいのがあった。
これまで役に立ったことのない古い真鍮のスタンド。
スタンドって言っても何のスタンドなのかは分からない。
古くてかっこいいので買ってしまったもので
まさかこんな局面で役に立つとは思ってなかった。
そのスタンドの棒を台座から取り外して
ベランダの穴のスリットから思い切りよくグリグリと
突き刺してみたらば、ああよかった。
水はゴゴーっとアッという間に流れて行った。
その間およそ30秒。
ひさびさにすっきりした気分を味合わせてもらった。

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2013/7/22 25:30 動画日記第二弾

おまたせしました!
と言っても待ってくれてる人は恐らく二・三人だと思うんだけど
とにかく動画日記の第二弾ができました。
http://1938.jp/movie/index.html
このページは1938のトップにもYouTubeのボタンをつけたので
気がついてくれた方もあるかもですが
動画を上げるたびに載せようと思ってますので
よろしくお願いします。

今回の動画は
冒頭のおばあちゃん達のダンスの三拍子に合わせて
音も編集も作ってみたら
なんだかお気楽な感じになってしまった。
映像ってやつは音によって明るくも暗くも
軽くも重くもなってしまうというのが面白い。
音によって映像の意味すら変わってしまう。
映画なんか観ていると当り前のことだけど
実際に作ってみるとよく分かる。
映像を撮るのはもちろん楽しいけれど
音を作って組み合わせる方がもっと楽しくなってきて
これは一体何のためにやっているんだっけ?
なんて思いながらハタと止まってみたりして
でも自分がどこに向かっているのか分からないという状況が
何よりも面白いので
できたら映像はこれから十年くらいやってみようかと
今は思っているのです。

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2013/7/21 25:30 こうさくしつ

投票に行ったのは小学校で
前は体育館だったのに
今回は「こうさくしつ」
しかもプレハブ。
投票率の低さを見越して狭い部屋にしたわけでもないだろうけど
入り口に小学生の手書きの看板がはってあって
なんか不思議だった。
写真を撮ろうとしたら中のおじさんと目が合って
怒られそうな気がしたのでやめておいた。(根性無し)
こういう時にずーずーしくも平気で写真を撮れないようでは
写真家とはいえないな。
なんて反省しながらの帰り道、
窓辺で居眠りする猫を見た。
政治のことなんか考えなくていいから
あんたは幸せだよ。
いや僕もそんなに考えているわけではないな。
だいたい星のこととか雲のこととか風のことばかりを考えて
いや考えてないな、見ているだけ。
ああ人の役にたたない事をしたい!
無駄な作品を作りたい!
そんな感じだから猫とあまり変わらないかも。

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2013/7/20 25:50 二番

きょうは能を二つも観たので
頭がまだほわーんとなったまま。
二番目に観たのが「鵜飼」という演目。
鵜飼は元々、貴族のスポーツみたいなもので
自分で楽しむものだったのが
殺生をよくないこととする仏教の影響などもあり
鵜使いにやってもらうようになったという
馬場あき子先生のお話はあいかわらずキレキレで
声の良さとあいまって
とても得した気分になる。
能を二つも観て
国立能楽堂の外に出てみると
きれいな夕焼けに月。
7時だというのにまだ明るい。
日が長くなったなあ。

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2013/7/19 26:00 比例区は名前を書いて!

あしたは興福寺の勧進能を二番も観るからもう寝る。
そしてあさっては選挙なわけだが
僕が言えることはこれくらいしかない。
比例区は政党名じゃなくて名前を書きましょう!
なんで名前の方がいいかというとここを読んでもらうとして
http://matome.naver.jp/odai/2137385327552231001
要するになけなしの一票を効率的に使うにはそうするしかないってことで
せっかくの選挙権を最大限に行使しましょう。
特にそこの若い人。
年寄りにはこれは教えなくていいかんね。
若い人だけに知らせてね。
なんて世代間戦争をあおってもねえ。
ま、いずれにしろ自民党の勝ちなんだろうけど
その勝ち方にもいろいろあって
民主党がつまいずいたのも参院選からだったし
あまりの圧勝になってしまったら
憲法も変えられて
原発も昔に戻って
下手をしたら徴兵制なんてもこともあるかもしれない。
アメリカみたいに貧乏人は歯医者にも行けなくなるかもしれない。
つまり若い人の未来がかかっているので
そんな国で本当にいいんですかい?
あんたたちは戦争を経験したんだから
戦争しない国にするべきって年寄りが声を大にするべきじゃないのかい?
って年寄りに言いたい気分。
ほんとに彼らはどう思っているんだろう。
自分の資産さえ守られればいいなんて人ばっかりじゃないと
思いたいんだよ、思わせておくれ。

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2013/7/18 26:00 ガビチョウ

こないだ奥田くんのお茶の先生の茶室に撮影に伺ったとき
鎌倉の自宅に見慣れない鳥が来ていて
カッコウやウグイスの物まねをするって話になった。
それはガビチョウでしょうって言ったら
そうそうそんな名前とのこと。
神奈川では珍しくなくなってきた外来種のガビチョウも
東京ではまだ見かけませんねって話していたら
八王子にはいますという人がいた。
で、こないだ多摩動物公園に行った時のこと。
どこかで聞いた鳴き声だと思ってよく耳をすましたら
ガビチョウだった。
うちの裏山以外で聞いたことなかったから最初は分からなかった。
ちなみに僕のこの動画のバックで鳴いているのがガビチョウ。
http://youtu.be/HpfFxrmHNi8?t=2m18s
ギギギ ヒヒーフヒー ヒヒーフヒー
って鳴き声が聞こえたらガビチョウだと憶えてください。
見た目はこんな感じ。

ちょっといじわるそうな顔しているけれど
ゴーグルをかけているみたいで、けっこうかわいい。
外来種とはいえ、彼らだって生きていくのに精一杯なわけで
別に悪いわけでもないのだな。

夜中だというのについさっきまで
うちの裏山ではカラスまでカッコウって鳴いていた。
このあたりではカッコウの泣き真似が流行っているらしい。

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2013/7/17 25:00 ハイザー

近所の家の下、駐車場兼物置?に懐かしのハイザーがあった。
(写真の木の棚の下の四本足の白い箱みたいなの)
もう使ってないんだろう、さびついてた。
若い人は分からないと思うけど
要するに米を入れる箱。
前面にあるボタンを下げると、一合、三号、五合って具合に
カップでいちいち計らなくても炊飯器に米を入れられる。
とっても便利な?機械。
なんて使ったような事を言っているけど
うちの実家にはなかった。
贅沢品ってほどではなかったはずだけど
うちはとにかく味噌もお茶もコンニャクも自家製だったくらいで
こういう文明の利器にはうとかった。
使ったことなかったから、今でも気になっている。
一度でいいからボタンを下げて
ジャーッてやってみたかった気もする。

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2013/7/16 25:10 変化朝顔の虫

先月植えた変化朝顔はすくすくと育っているんだけど
葉っぱにつぶつぶが見える。
病気なのか、虫なのか分からない。
変化朝顔だから元々弱いのかもしれないけれど
なんとか咲いてくれるとうれしい。

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2013/7/15 26:00 サガーリンとアガーリン

むかしむかし北の方のハルクルスキーという国に
サガーリンというのっぽの男と
アガーリンという小太りの男がいました。
この二人は他の人たちと違って
普通の仕事をしていませんでした。
一日中散歩したり、飲み屋で人々と語り合ったり
遊んでいるようにしか見えませんでしたが
誰もとがめることなく
むしろ一目置かれる存在でした。

その国はとても寒かったので
一年のほとんどが冬でした。
冬があまりに長いため
人々はついつい暗くなってしまいます。
特に春先はひどいものです。
なかなかやって来ない春が待ちきれなくて
自殺する人がどうしても多くなってしまうのです。
そういう時にはアガーリンの出番です。
アガーリンは家々を訪ねては話を聞いてあげて
人々の気持ちを前向きに変えて行く役目でした。
アガーリンのおかげでその国の自殺者は比較的少なく抑えられていました。

いつもはとても真面目で勤勉な国民なのですが
夏になると人々は少々おかしくなってしまいます。
それも無理はありません。
夏は一ヶ月しかないのです。
人々は川や海に繰り出し
夜な夜なダンスパーティーをして
中には悪さをするものも出る始末です。
夏になると興奮を抑えきれなくて
みんな別人になってしまうのです。
そしてサガーリンの出番です。
興奮状態となってしまった人々一人一人とゆっくりと話をして
冷静さを取り戻して、厳しい冬にそなえなければいけません。
そんなサガーリンのおかげで
ハルクルスキー国は秋になると、平和な国に戻っているのでした。

しかしアガーリンはいつも不満でした。
サガーリンは短い夏の間だけしか働かないですむからです。
ある時、アガーリンはこう言いました。
「サガーリンは一ヶ月だけしか働かなくていいから、楽でいいよね」
「そうですか? そんな風に見えますか?」
「だって1ヶ月ってことは僕の11分の1ってことでしょ?」
「だったら一度交代してみましょうか?」
「ほんとに?」
「今年の夏から一ヶ月、やってみてください。
 うまく行ったら、その後の11ヶ月を僕が担当しましょう」

というわけで、アガーリンは夏の担当となりました。
しかし3日もたたないうちにサガーリンの所へやってきてこう言いました。
「アガーリン、ごめん。君の仕事を勘違いしていたよ。
 こんなに大変だとは思わなかった」
「分かっていただけましたか」
「うん。上がってしまった人たちがいかに恐ろしいか、よく分かったよ」
「そうでしょう? 僕は毎年命がけで、
 夏が終わる頃にはもうへとへとなんですよ」
「この仕事はサガーリンにしかできないよ。失礼な事を言ってごめんなさい」
というわけで二人はそれからいつも通りに
11ヶ月と一ヶ月を交代で働いたのでした。
おしまい

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2013/7/14 26:00 あざみ野

あざみ野っていうくらいだから
昔はアザミがたくさん生えていたんだろうなあ
とアザミの野原を想像してみる。
みたかったよ、一面アザミの風景。

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2013/7/13 26:00 キリン事情

金曜日に多摩動物公園に行ってきた。
山の中だから緑がたくさんあるのはいいけれど
さすがに設備が昔の感じで
リフォームして外国の動物園みたいに自然の風景っぽくしたら
いい感じになるのに、もったいないなあという印象。

ちょうどキリンの子が生まれていて
(子供でも大人より大きくて2メートル近く)
お母さんと一緒に早めに家に帰らせようと
飼育員の方が奮闘中だった。
「もうお客さんもいないからさあ」
なんて言いながら餌でつってみたり、お尻を押しても
お母さんは仲間と一緒にいたいようで
一周しては戻ってきてしまう。

それを観ていたほかの大人のキリン達は
説得しているのか、それとも邪魔しているのか
一列に並んで見守っていたら
お母さんは結局仲間の元に戻ってしまった。
取り残されたキリンの子はこちらをじーっと見て
「どうしたらいいの?」
って感じだったので
「お母さんところに行きな!」
と言ってあげても、
いつまでもいつまでも、こちらをじーっと見つめたままだった。

後で分かったことだけど
キリンの子はまだ角が生えてなくて
毛がぽしょぽしょとあるだけらしい。
そういえば筆みたいな感じだった。
もっと近くで観たかった。

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2013/7/12 26:00 箱

iMacの箱の下三分の一くらいを切って
中には何が入っているのか。
うーん、気になる。
美大の課題か?
ちがうか。

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2013/7/11 26:00 フクロモモンガ

もうすぐ里親さんに渡すからと
COCOさんが急遽連れてきてくれたフクロモモンガベビー。
やはり見た目はピーポくんに似ているけれど
触った感じはチンチラの毛をもっと密にした感じ。
高級な小人の絨毯。
けっこう賢くて、人の顔も憶えるし
自分の名前もちゃんと分かるらしい。
夜中に高いところに置いて呼ぶと滑空して来るそうだ。
滑空されたい!

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2013/7/10 25:00 木花咲耶姫

奥田くんのサイトのリニューアルもかねて http://www.utanoichi.jp/
動画を撮らせてもらいました。
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)。
http://youtu.be/ghA_upD8OQ8
『舞 梅津貴昶の会』のために作られた18分の曲のダイジェスト版。
それでも11分。
こんなに長くなった理由は僕にあって
三部構成の二番目(間奏)が一番好きだったので
どうしても入れたいということで
この長さになってしまいました。

今年は異常に開花が早かったソメイヨシノ。
開花の後、また寒くなって一週間も長持ちして
また急に寒くなったからさあ大変。
3月29日の金曜日、ソメイヨシノは満開のまま
半日でほとんどが散ってしまいました。
その日にちょうど千鳥ヶ淵にいたものだから
十年に一度見れるか見れないかというくらいの
見事な散り際が撮影できました。
きっとコノハナサクヤヒメが
奥田くんのために用意してくれたに違いないと
(おおげさに聞こえるかもしれないけど、実際そう感じたのです)
とにかく写真は撮らずに、動画を撮って撮って
なんとかこの形になったのでした。
能書きはともかく
ちょっと長いビデオだけどぜひ最後まで観てください。
ちなみに桜のロケ地は、千鳥ヶ淵、新宿御苑、小金井公園でした。

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2013/7/9 26:00 指パッチンとにぎにぎ

ツイッターはメモ代わりにしていて
それはそれで便利だけれど
しばらくたつと下ーの方に行ってしまうから
ここにも載せておこう。

小さなサルが「落ち葉をニギニギして」と 頼んでくる動画。
http://nekowan800.blog101.fc2.com/blog-entry-5189.html

ヨウムは口笛だけじゃなくて、指パッチンもできるのだ。
http://nekowan800.blog101.fc2.com/blog-entry-5275.html

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2013/7/8 26:00 家を守るくん

うちの玄関先にいるヤモリくんはあまり逃げない。
家を守るから家守なんだけど
外国ではgeckoで、これは鳴き声からきているとか。
そういえばどんな鳴き声だったっけと調べてみると
いろいろあってよく分からない。
虫のようなカエルのような。

うちの家守くんにはがんばってもらわないといけない。
こんど蛾でも差し入れしようかな。

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2013/7/7 26:00 棚からバター餅 略して七夕

きょうは都内にいたのに虹を見逃してしまった。
でも短冊の方は7日のうちにお願いできた。
(そういうルールだったかどうか知らないけど)
なんてお願いしたかは内緒。
もったいぶるほどのことでもないけど
お願いした事は人に言うといけないような気がして。

で、棚からバター餅というのはどういう意味なのか。
小腹が減ったので棚を物色してみたらバター餅とかいう
聞いたこともない美味しそうでもないお菓子が見つかった。
食べるべきがやめておくべきか迷っている。
つまり思いがけない発見は運か不運か分からないから
そんなの当てにしてはだめですよって話。
もちろん嘘、いいかげん、ごめん。

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2013/7/6 24:30 つUFO

梅雨あけて
ユーフォー雲が
ぽっかりと
雨たりぬまま
暑い夏来ぬ

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2013/7/5 26:00 下北沢の闇はどこへ行った

きょうは下北沢、本多劇場でNYLON100℃の「わが闇」を観て来た。
昔から観ているわけでもなく
ここ5年くらいしか知らないので
偉そうなことは言えないけれど
観た中では最高傑作。
キャストも脚本もすべてがすっぽりと文句なし。
三時間二十分も観ていたとは思えないくらい
素晴らしかった。

下北沢の駅は再開発中で
あの迷路みたいな独特の雰囲気はなくなりつつあった。
井の頭線のホームの前もすっかり様変わりして
自由が丘あたりとちっとも変わらない感じ。
おじさんたちにまかせていると
東京の味のある風景はどんどんなくなってしまう。
どこもかしこもつるっとした質感の
安っぽい商店街みたいになってしまう。
どうにかならないものかなんて言ってみても
もう手遅れなんだろうな。
写真は駅前に集まっていたパンクの人たち。
人だけはまだ下北沢っぽさが残っていて
ちょっと救われた気分。

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2013/7/4 25:30 緑青(ろくしょう)は毒じゃない

こないだマーダーポーレンの撮影に行ったとき
お客さんにピアスの材質を聞かれた山本さんが
「真鍮です」と答えると
「しんちゅうって何ですか?」
と言われて困っていた。

「何で答えればいいんですかね? 五円玉は真鍮でしたよね?」
僕にそう聞くので
「五円玉は違う合金だと思ったけど…」
とは言ってはみたものの、確か五円玉は黄銅だったはず
なんて思いながらずっと気になっていた。
きょうになってその事を思い出して調べてみると
黄銅(銅と亜鉛の合金)のうち
亜鉛の割合が2割以上のものを真鍮と言うらしい。
なんだ五円玉も真鍮じゃないか。
いい加減な事を言ってしまった、ごめんなさい。

その時に確か緑青(ろくしょう)の話もしていたなあと
また調べてみて驚いた。
昔は緑青は毒だと言われていたけれど
それは日本だけの迷信らしい。
製錬技術が未熟な時代にヒ素が混じっていたため
その被害で混同されたのではないかと言われているとか。
緑青は毒だとずっと思い込んでいたので
なんか損した気分。

それで思い出したことがある。
小学校に入る前。
九州の実家にはじいちゃんが戦争から持って帰ってきた
真鍮製の巨大な薬莢(やっきょう)があった。
(ライフルを撃った後にポンと飛び出てくる円筒状のやつね)
直径が5〜6センチはあったと思う。
子供の記憶だから大きさはあてにならないけれど
それをじいちゃんがやすりで切ってペン立てにしていたくらいだから
普通のライフルの薬莢とはまったく違うレベルだったのは間違いない。
そのペン立てをもらった僕はとても気に入っていた。
底の方が重くて安定していて手に持つとずっしりでヒンヤリ。
中に火薬が入っていたと想像するだけでドキドキした。
勉強なんてしないのに机に行ってはペン立てをなで回していた。
それを見た兄貴が一言。
「それ、緑青ふいとるぞ、毒だぞ」
子供はなぜだか毒という言葉に敏感だ。
よく見ると確かに緑色があちらこちらから吹き出していた。
僕はもう恐ろしくて触れなくなってしまった。
その後、ペン立ては捨てたのか、じいちゃんに返したのか憶えてない。
小学校に通うころには僕の机の上にはあのペン立てはなくなっていた。
じいちゃん、ごめんなさい。
僕のあの薬莢はどこに行ったんでしょう。
ママー ドゥーユー リメンバー
 映画「僕の薬莢はどこへ行った」緑青編より

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2013/7/3 25:00 サトウキビをかじる

「あまちゃん」をみていたら
沖縄の女の子がサトウキビをかじっていた。
と言ってもやったことない人には分かるまい。
サトウキビの幹にあたる部分、
直径2〜3センチくらいの竹みたいなところを
皮をちょっとだけ削って
もしくは歯でむいて
硬ーい中の部分をがじがじと齧るだけ。
食べられるわけじゃない。
齧って吸ってしゃぶって
残った繊維はポイと捨てる。
サトウキビだからもちろん甘い。
しかしその甘さは砂糖みたいなものではなくて
ちょっと青臭くて爽やかな植物的な甘さ。
昔の九州では子供はよく齧っていたものだけど
今でも沖縄あたりでは齧るのか。
今度沖縄の人に聞いてみよう。

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2013/7/2 26:00 白い方

先月植えた変化朝顔の白い方のうち
一つだけが明らかに違う。
くしゃっと縮れて変な形。
これは出物か?
ああ楽しみじゃ。

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2013/7/1 26:00 帰りの電車

夜12時近くの帰りの電車。
みんなお疲れのようで
大きなリュックをぼこぼこぶつけながら奥に進む若者とか
酔っぱらったおじさんに露骨にいやな顔をする女性とか
なんだかいやな雰囲気の車内。
つり革につかまった年配の女性が
酔っているのか眠いのか
ぐらぐらゆらゆらと不安定な姿勢で立っていて
目の前の座席に座った若い女の子にぶつかりそうになっていた。
倒れ込みそうになるたびに
女の子が顔を上げるので
いわゆる一触即発って感じで気になっていた。
隣にいた若い男性も同じ気持ちだったようで
心配そうに横目で見ていた。
しばらくたったら案の定、おばさんが前に倒れ込みそうになった。
しかし女の子は怒るどころか、にっこり笑って
「座りますか?」
と席をゆずった。
それだけの事だけど
周囲2メートルに爽やかな空気が漂った。
ああよかったよかった。

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