2013/4/30 26:00 録音仕事
きょうは渋谷のスタジオで
奥田くんたちの録音の立ち合い。
ぼくは何にもしてないんだけど
一緒にやっているような錯覚もあり
楽しくて
それなりに疲れた。
音楽っていいなあ。
って外野はのんきなものだ。
で、最後の一発勝負のテイクが一番かっこよくて
さすがでした。
美術畑からすると
音楽畑は永遠のあこがれって感じで
なんだかうらやましかったなあ。
あしたは早起きして鎌倉で撮影だから
もうねる。
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2013/4/29 26:00 連休仕事
連休明けにお願いしますー
って感じのお仕事がフリーの人にはあって
連休中も作業がたんまりってことも
よくあーるーはなしーじゃないかー
ではあるのだが
今年はそれ以外にもボランティア的な作業もあって
ゆっくり休めませーん
と言いたいところだけど
何日も休むと身体がなまるし
混雑している場所にわざわざ行きたくもないわけだし
お金にならなくても、たのまれることがあるだけいいか
っていう風に考えるようにしよう。
うんうん、えらいぞオレ。
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2013/4/28 24:00 路傍の藤
困ったことになった。
こんな時は道ばたの花でもながめて
一からイメージを作り直すしかない。
まあなんとかなるさ。
いつも一からやってんだから。
物事が思い通りに行かないとき
神様が試練をお与えになったーなんて
人は考えがちだけど
後から振り返ってみると
結果的にその方がよかったこともある。
神様は邪魔をしたり試練を与えているのではなくて
こっち行ってみたらどうだいって
ヒントをくれているってこともある。
デザインの神様は本当にがんばった人にしかご褒美をくれなくて
写真の神様はもっと気まぐれ。
しかしのその気まぐれな写真の神様には
ちょっと気にかけてもらっている気はする。
ほれ今撮りなさいって
風を吹かせてくれたり
光が周ったり
雲が流れたり
そんな事が多いと感じる。
気のせいかもしれないけど。
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2013/4/27 26:00 雲のきれいな日
きょうは雲のきれいな一日じゃった。
じいさんは日がな一日、雲をながめてくらしておった。
掃除以外は何にもせなんだった。
そんな土曜日じゃった。
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2013/4/26 26:00 生け垣の中に派手なテニスボール
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2013/4/25 26:00 下見
きょうは撮影の下見で
代々木能舞台に行ってきた。
http://www.yoyoginoubutai.com/
どうしても自然光で撮影したいということで
東京には二件しかない野外の能楽堂のうちの一つ。
野外と言っても舞台のこちら側に広間があって
お客さんは畳の上に座布団をひいて観れるという
なんとも贅沢な空間。
撮影で一番気になる光はどうかというと
ちょうど西と東の両側から自然光が入って
よほどのピーカンでないかぎり
いい感じのライティングになりそう。
ああ撮影が楽しみだ。
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2013/4/24 25:00 春の寒さ
朝から肩がかちかちになっていて
身体もずっしりと重い。
風邪でもひいたのかと思ったけれど
もしかしたら、これが噂の肩こりというものかも。
急に寒くなったせいもあるだろう。
手にもったカメラが異常に重かった。
そう、カメラの重さで体調が分かるのだ。
冬の寒さは耐えられても
春の寒さは身体にこたえる。
軟弱になったもんだ。
で、重い足をひきずって
カメラの極楽堂という日本で唯一のコンタックス専門店に行って
前から気になっていたレンズをキャノンのカメラに装着できるか
ためしてもらうことにした。
しかーし、僕のカメラの個体差は
昔のドイツのレンズの一部を受け入れてくれないらしく
がっかりしながらも
お金を使わなくて済んでほっとした。
同じ型の最新のやつだとほとんど大丈夫らしい。
それまでおあずけなのだ。
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2013/4/23 25:50 言葉の飽和状態
きょうはいろんな人と会って
いろんな話をしたので
頭の中は言葉でぱんぱんの状態。
「しばらくほっといてください」
って感じなので、もう寝る。
脳の海馬を最新のインテルに変えられたらと思うけど
そしたらきっと他のパワーPCがついていけないだろうし
クロック周波数(頭の回転)は遅いけど
性能的には満足しているので
このままでよしとしよう。
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2013/4/22 25:00 マーダーポーレンの鳥
マーダーポーレンの展示会がスパイラルで始まったので
http://www.murderpollen.jp/news/index.html
写真を鳥に、じゃなくて撮りに行って来た。
今回は藤の花が満開。
でもって白バタンの剥製も。
DMにぴったりの額がたまたまあった。
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2013/4/21 25:00 植物
ここに生えていなさいと人が勝手に決めたとしても
動物と同じようにどん欲な植物たちは
小さな隙間でもみつけて広がろうとする。
植物を甘くみると、しっぺがえしを食うよ。
東北の方では
満開の桜に雪が降ったらしい。
見てみたかった雪桜。
というか、写真を撮りたかった。
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2013/4/20 26:00 考えざるをえた
50にもなるといろいろと考える。
健康でいたとしてもあと何年くらいあるのかとか。
年上の人をみていると
元気だったとしても
好きなことをできるのはせいぜい70くらいまでだろう。
てことはもう20年くらいしかないわけで
これまでの感じから言ったら20年なんてあっという間。
いやな事に時間をとられている暇はないぞとか
いやいやもっと人のためになるような事もしようなんて
人のためなんて言いつつそれも欲なので
自分の欲にもっと素直に生きたいなあなどと
考えているうちにもう眠い。ねる。
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2013/4/19 25:50 巨人への道をのぼったさ
もう一年以上まえから
デザインと写真を担当しているメルマガがありまして
http://www.utanoichi.jp/noichi/index.html
いつもは邦楽関係の内容なんだけど
今回は野球がテーマということで
野球の写真はないから撮りに行こうということになり
ドームとかの人工芝はいやなので
よみうりランドのジャイアンツ球場(二軍)に行ってきた。
京王よみうりランドを降りると
球場は山の上にあるらしく
とにかく階段を登る。
手すりはもちろんオレンジ色。
振り返るとこんなに登ったのかというくらいの長い階段。
ちょっとした登山気分で頂上にたどり着くと
「巨人への道 長島茂雄」
と彫られた巨大な石碑のお出迎え。
1000円の入場料を払い、
平日だから客席はがらがらで
どこでも好きな席に坐れる。
ホームベースの真正面にも座ってみた。
一軍と違って鳴りものの応援がないから野球の音がよく聞こえる。
天然芝の緑があざやかだ。
二軍だから有名な選手はいないけれど
ちょうど西武の西口が独特なフォームで投げていた。
(昔は西武のエースだった人)
やっぱり野球は野外にかぎる。
ドームとか人工芝なんかなくなってしまえばいい。
ドームと人工芝は今の日本の象徴。
元々は自然と寄り添って生きてきた民族なのに
天気や植物を楽にコントロールしようという本末転送な発想。
本家のアメリカみたいに
きれいな天然芝(内野も含めて)の球場が
普通になるのはいつのことだろうか。
その頃には日本人の感覚も
今とはずいぶん違っているはずだ。
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2013/4/18 25:50 ちょい能力
「あー、レンズの中のゴミが写り込んじゃったー
写真だったらフォトショップでちょちょいのちょいだけど
動画のゴミはめんどくさいんだよねー」
「何かお困りですか?」
「あんた誰?」
「あなたのお役にたつために瞬間移動してきました」
「瞬間移動? 超能力?」
「はい、ただ、わたくし修行中の身でして
超能力というのはおごがましいので
ちょい能力と呼んでいただいてます」
「ふーん。今、テレポテーションして来たんだよね?」
「はい、たったいま」
「見てなかったから、もう一度やってみて」
「この能力は大変消耗しますので、一日一回しか使えません」
「そうなの? じゃあ帰りはどうするの? そもそもどこから来たの?」
「足立区です」
「あっそー。で、何しに来たんだっけ?」
「あなたのそのレンズの中のゴミを瞬間移動してさしあげましょう」
「これ? このごみ?」
「はい、ごれくらい小さければ一日に何度も可能です」
「ほんと? じゃあやってみて」
「はい、あの、大変恐縮なのですが、お代をいただけないでしょうか?」
「お金とるんだ」
「はい、小さいゴミと言っても、なにせ特殊な能力ですから」
「ごみ一個いくらなの?」
「千円です」
「安いのか高いのか分からないけど、きっと安いんだよね?」
「はい、お勉強させてもらってます」
「分かった、はい千円、やってみて」
「はい ………」
「あのさー。まだあ?」
「話かけないでいただけますか?」
「だってもう30分以上かかっているよー」
「いつもだいたい一時間以内でできるのですが
これはドイツ製なのでもう少し時間かかるかもしれません」
「ドイツ製は難しいんだ」
「はい、しっかり作ってありますから」
「それにしても時給千円かあ、やっぱり安いんだねえ」
「はい、まだちょい能力ですから、あ!」
「どうした?」
「成功しました」
「あれ、ゴミはどこにあったっけ? ほんとになくなった?」
「はい写してみたら分かりますよ。絞って撮ってみてください」
「お、写真のこと詳しいんだ。
そうなんだよ、F8以上に絞ると写っちゃうんだよ」
「ゴミの場所にもよりますけどね」
「あ、ほんとだなくなってる、ありがとう、すごいすっきりした」
「喜んでもらってよかったです。それでは、さようなら」
「歩いて帰るの? 瞬間移動は?」
「あれは大変消耗しますので一日一度しか…」
「あ、そうか、じゃあまたレンズにゴミが入ったら来てくれるよね?」
「はい、いつでも」
「急に来てほしいって思ったときはどうすればいいの?」
「とばしあんしん とばしあん
ごみをとばすの いっせんえん
わすれものとばすの いちまんえん
人をとばすの いちおくえん
月にとばすの じゅうおくえん
電話番号は
とばし は あんしん で覚えてください」
「とばしはあんしんじゃあ、番号わからないし」
yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon
2013/4/17 25:30 光くしゃみ反射
5人に一人か
10人に一人かは分からないけれど
太陽を見るとくしゃみがでるって人がいる。
「光くしゃみ反射」と言うらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/光くしゃみ反射
うちの高校生もそうだけど
学校で友達に言ったら笑われたと言っていた。
ぼくも笑われた経験がある。
うそだーって信じてくれなかったこともある。
科学的な事実なので信じてくださいね。
で、娘もそうだということは
光くしゃみ反射遺伝子があって
代々受け継がれているのかもしれない。
きっとそうだ、そうに違いない。
だからって、どうしたいってわけでもないけれど。
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2013/4/16 25:00 はっきりしないビル
銀座の古いビルの前面に
紗がかかっているように見えるなあと思ったら
本当にネットがかぶせてあった。
落下防止?
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2013/4/15 24:30 ふじさん
「あのお、富士山さん」
「その呼び方、おかしくないですかあ?」
「でも富士山だと呼び捨てみたいだし」
「ふじさんでいいですよお」
「じゃあ、ふじさん」
「はいはーい」
「今ちまたでは、もうすぐあなたが噴火するんじゃないかと
そういう心配をする人がいますが
本当のところはどうなんですか?」
「うーん、わたしに聞かれてもねえ」
「噴火はいつするかわからないってことですか?」
「あなた、次におならするのはいつですかあ?」
「え? おなら?」
「次のおならがいつかって聞かれても答えられないでしょお?」
「おならと一緒ですか」
「たとえよ、たとえー」
「たしかに直前にならないと分からないですね」
「でしょ? わたしだけの問題じゃないのよねえ」
「わたしだけの問題じゃない?」
「マグマさんとか、マントルさんとか」
「ああ、なるほど」
「それにね、あなたにとっては今年か来年かあなんて
思っているんでしょうけれど
わたしたちにとっては十年なんて、あっという間なんですよお」
「あっという間ですか」
「これも例えるなら、昨日が100年前って感じかなあ」
「人とは時間感覚が違うんですね」
「そうそう。このところちょっとお休みしてたけどお
まだまだわたし若いから。イケイケだからあ」
「活火山ですもんね」
「あ、なんかお腹の調子が…」
「え? 噴火ですか? おならですか?」
「うっそぴょーん」
「勘弁してくださいよ」
「じゃあほんとにおならしたくなったら教えてあげようかあ?」
「ぜひ、お願いします」
「そんなの分かるわけないじゃない。
あ!って思ったときには何かもう出てて
ガスが出たのか、みが出たのか。
その時にならないと分からないわよお」
「あ、そうですか。じゃあ今日は無駄でした」
「あらそう? わたしは楽しかったわよ」
「ところで、ふじさん、一つ聞きたいことがあるんですが」
「なにかしらあ?」
「ふじさんはどうして、そんな女性っぽい言葉使いなんですか?」
「ああ、オネエっぽいってことお?」
「あ、はい」
「フランスってところの言葉では山は女性名詞だって、
50年くらい前にお話した人が言ってたわよお。
それを聞いてからわたし、女だったのかしらって気になったのよお」
「あ、それぼくもたまたま今回の取材の前に気になって
いろいろ調べてみたんですが、
フランス語では、山の男性形がmontで女性形がmontagne
ってことらしいですよ」
「そうなの? わたし女じゃなかったの?
じゃあこれから男らしく人前でもおならしようっと」
「いやそれはできるだけ我慢してください」
「我慢してためると大変なことになるわよお」
「じゃあ、すこずつ、あ、そうだ、スカしっぺでお願いします」
「なにそれ?」
「音がしないように人に気がつかれないように
そおーっとするんですよ」
「なるほどー。こんど出そうになったら
練習してみるわねー。
いいこと聞いちゃった、ありがとう」
「はい、どういたしまして」
yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon
2013/4/14 25:30 安藤さんの家
こんな夢をみた。
事務所に向かっていたつもりが
前の事務所についてしまって
懐かしいからちょっと見てみようと思ったら
いつの間にか隣の部屋に入っていた。
そこでは安藤忠雄さんがみたこともない楽器を演奏していた。
ギターみたいな感じだけど
弦が途中でL字状に曲がって両側に分かれていて
そっちの方も演奏できるらしい。
安藤さんはぴょんぴょん跳ねながら
この楽器を演奏していて
インドか中東か分からないような音楽。
びよーん、びよーん、と奏でていた。
安藤さんは演奏しながら、家の中を案内してくれた。
家の中は不定形な穴や吹き抜けがあちこちにあって
平らな面はどこにもない。
しかもどこの壁にもモザイク状のモニターが埋め込んであって
色や質感がめまぐるしく変わっていく。
派手なわけではなく
そこは安藤さんらしくシックなアートで
どこもかしこも、うごめいていた。
その後、長いこといろんな話をしたんだけど
内容は憶えてない。
とにかく部屋がすごかった。
あんなの映画でもみたことない。
まるで生き物の中にいる感じ。
もう一度行きたいなあ。
起きたあとに急いで楽器を描いてみたけれどなんか違う。
L字になったところも納得いかない。
ま、夢ってそんなものか。
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2013/4/13 25:30 きょうの月
刃物みたいな三日月だった。
でも夜にはもう東の空に落ちて行って
撮影できなかった。
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2013/4/12 26:30 きょうの工事現場
やはり工事現場はかっこいい。
何をやっているのか分からないけど
絵になるなあ。
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2013/4/11 26:30 イギリスの変化
サッチャーさんが亡くなって
THE SMITHのモリッシーなどは
かなり辛辣な事を言っていて
http://ro69.jp/news/detail/80719?rtw
イギリスらしいなあと思いつつも
日本ではちょうどサッチャー的な方向へと舵を切っているわけで
イギリスの変化はいろいろ参考になることも多い。
ぼくがイギリスに行ったのは2回。
約25年前と10年前。
最初に行ったときは20代で若造で
ろくに英語もできないのにぶっきらぼうで
しかも西洋ではもてない日本男児。
親切にされたり邪険に扱われたり。
どちらかというと貧富の差の無い日本と比べると
ヨーロッパはクラスによってこうも人間が違うものかと
ある意味カルチャーショックで
ぜんぜんいいとは思わなかったけれど
そのばらばらな感じがビートルズやパンクを産んだ国にふさわしいなあ
などとのんきな感想だった。
10年くらい前には
うちの娘が3歳くらいだったか
アイルランドに行くついでにロンドンに寄った。
イギリスまで南まわりの格安チケットで行って
現地でアイルランド行きのとんでもなく安いチケットを手に入れたのだ。
たしか往復で一万円くらいだった。
ロンドンとアイルランドは近いとはいえ
東京から九州に行くより安かったのは驚いた。
しかしロンドンは昔と違ってすべてが高かった。
うちの旅行は通常ホテルを現地で探すので
一万円より高いホテルに泊ったことはない。
それでもたいてい現地のプチホテルは
日本の高級ホテルなんかよりずっといいのだが
この時のロンドンでは2万円より安いホテルがあまりなかった。
レストランも高かった。
マクドナルドですら日本より高かった。
物価が高い国は治安がいい。
その分、町中も昔より清潔になったような気もした。
この時は小さな子供を連れていたので
イギリス人はみな優しかった。
気持ち悪いくらい気を使ってくれた。
イギリス人の印象ががらっと変わるくらいだった。
子供連れの部分を差し引いたとしても
ロンドンが荒れてない感じはした。
つまりイギリスはどう変わったかというと
お金持ちはさらに金持ちになって
差は広がったけれど
底辺はもしかしたら若干上がったのかも。
そんな印象だった。
サッチャーの改革の延長でイギリスは変わった。
それでよかったのかどうか分からない。
サッチャーが冷遇した炭坑労働者がいつまでもそのままでいたとして
本当に彼らが幸せだったのかは僕には分からない。
モリッシーの言っていることも分からなくもないけれど
イギリスが変わっていくべきだったのは
みんな分かっていたはずで
あえて悪役に徹したのか
もともとそういう人だったのかも分からない。
で、日本はどうすんのって話。
今、アメリカの方向に向かっているわけだけど
それで本当にいいの?
ヨーロッパの方が参考になるんでないの?
北欧でもどこでもいいけど
日本が向かう先はサッチャー的アメリカ的な方向ではないと
ぼくは思うんだけど、みんなどう考えているんだろう。
変わっても変わらなくてもロンドンには負けたなあと思ったことがある。
それは町中の公園。
どこに行くにも公園を通って行ける場合が多く
しかも日本の例えば新宿御苑みたいに
塀で囲った公園が少ない。
もちろんイングリッシュガーデンの国だから
植物の手入れも自然だし
日本みたいにコンクリート好きじゃないから
川を護岸工事なんてこともあまりない。
リバーキーパーって職業もあるくらい。
長くなってしまったので
もう寝るです。
結局何を言いたかったかというと
コンクリートはやめて
緑を増やして欲しいということで
そういう環境を作るとお金がなくても幸せを感じる人が増えて
ある種のセーフティーネットになるかもなあって
そんな感じだけど、ぜんぜんまとまってなくて失礼しました。
yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon
2013/4/10 25:30 昼寝したい
ママチャリで公園にでも行って
昼寝したい気分だ。
ちょうどこんな感じで。
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2013/4/9 25:30 なんでも十年
文章の勉強のために
この日記をはじめて
気がついたらもう8年になる。
文章はあまりうまくならなかったけれど
どこがだめなのかは分かるようになってきた。
本当のことを言えば
文章がかきたいというよりも
本を作りたいのかもしれない。
その二つは似ているようでぜんぜん違う。
絵描きになりたいのと
絵を描きたいのも違う。
何事も十年やってみないと分からない。
たいていは二・三年で何かつかんだような気がするものだ。
しかし実際は十年くらいたってはじめて
なにがしらの感覚をつかんでいることに気がつく。
というわけで
動画もはじめてしまったので
これから十年、60までやってみることにする。
3分そこらのフルHD動画のバックアップが
なんと30ギガにもなる。
このまま行ったらバックアップだらけになってしまうけれど
先のことは考えないことにする。
映像のプロは一体どうしているんだろう。
4k(フルHDの4倍の情報量の動画)が一般的になったら
なんて考えたら眠れなくなりそうなので
これも考えないことにする。
その4kのREDっていうカメラ、使ってみたいなあ。
スローモーションの映像も撮ってみたいなあ。
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2013/4/8 26:00 足のない世界
「博士、おひさしぶりです」
「おお小林くん、ひさしぶりじゃのう、元気でおったかい?」
「はい博士、この通りです。
あ、一眼レフ買ったんですか?
その黒いボールは?」
「これか? これはわしの最新の発明品じゃ。
カメラに取り付けて使うんじゃ」
「ボールの先にネジがついているんですね、なんですかこれ?」
「このネジにカメラを取り付けてと、
ほれ、足のない三脚じゃ」
「えーーー!」
「どうじゃ、すごいじゃろう」
「なんで宙に浮いてるんですか?」
「それは企業秘密じゃ」
「おしえてくださいよー」
「誰にも言わないと約束できるか?」
「ぼくが博士の発明の秘密をもらしたことありますか?」
「そういえばないのかもしれんな。
ま、実用になった事がないからもれようもないがの、はっはっは」
「もしかして重力をコントロールしてるんですか?」
「ま、そんなことだ」
「だったらこれ、もっとすごい事に使えるじゃないですか」
「さすが小林くん。そう言うと思って他にも応用してみたんじゃ」
「みせてくださいよ」
「その部屋にあるぞ。ほらこっちに来なさい」
ガチャ。
「この部屋なんか変ですね。あ、テーブルにも椅子にも足がない!」
「そうそう、足のない家具シリーズじゃ、ほらベッドにも足がない」
「うーーーん」
「足がないと何かいいのか分からないって顔じゃな」
「うーーーーーーーん」
「足がないとな、掃除が楽なのじゃ。
ほれ、お掃除ロボットだって掃除し放題じゃ」
「あのー博士」
「なんじゃ」
「重力がコントロールできるってことはですね。
荷物だって軽くなるってことですよね?」
「そうじゃ、足のない三脚をリックに入れたらラクチンじゃ」
「リュックですね。リックじゃなくて」
「そうそう、リック」
「てことはタイアのない車だってできるし
UFOだって作れるし
月にだって行けるじゃないですか!
世界を変えられるんですよ博士」
「そんな大きな話は、とりあえず三脚で成功してからじゃ」
「なんで三脚なんですか?」
「最近写真にこっていてな、
一眼レフに三脚もって撮影に行くのじゃが、
三脚が重くて肩がこってしょうがないんじゃ」
「どうしても三脚なんですね」
「はあ机もねえ
椅子もねえ
あるのは平たい板きれで
タイヤもねえ
柱もねえ
床が宙にういている
それでもねえ
金なんかねえ
財産なんかーちっともねえー
おら撮影さいくだー
モデルつれていくだー
三脚はいらねえだあー」
「やっぱり女の人なんですね。博士おげんきでー」
「あれ、また手伝ってくれるんじゃなかったの?」
「いつも二人三脚でって言ってたじゃないですかあ!
さようなら」
「言ってる事がよくわからんが、帰るんなら仕方ない。また寄ってね」
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2013/4/7 26:00 正しいイカ焼き
これがこないだ載せようと思っていた写真。
いまどき珍しいシンプルな味付けで
イカ本来の味をイカしていて
後味もさっぱり。
イカは魚を食べているだけあって
それだけでもイカおいしいので
濃い味付けはもったいない。
ちなみにタコは貝を食べているから
もっとタコおいしいのだ。
というわけで
イカまた食べたいなあ、こんなイカ焼き(遠い眼)。
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2013/4/6 25:00 うしろめたぞん
amazonは時に変なものが安くて
まだ送料もかからないのでついつい買ってしまうわけだが
歯間ブラシとか買ったりすると
段ボール箱にぽつーんと商品を入れて送ってくる。
オートメーションの配送システムらしいから
ある程度の大きさがないといけないのかもしれないけれど
消費者にうしろめたさを感じさせてしまうこのシステム
なんとかならんかなあ。
普通に封筒で郵便で送ってくれてもいい場合もあるんだけどなあ。
なんて、使っておいて文句言うのもなんだかなあ。
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2013/4/5 26:00 小金井のイカはうまかった
小金井公園に行ってきた。
いろんな種類の桜があるので
まだまだ満開の木もあって
桜祭りもやっていたので
イカ焼きも食べてみた。
あっさりした味付けでおいしかった。
ついでに食べたたこ焼きもなかなか。
やもいもたこ焼きというのは初めて食べた。
お好み焼きにも山芋を入れるとおいしいから
たこ焼きだっておいしいに決まっている。
もちもちして、うまかった。
で、そのイカ焼きとかの写真をのせようと思ったら
メモリを事務所に忘れてきたらしい、残念。
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2013/4/4 26:00 間の日
誰が言ったか知らないが
3月3日と5月5日の間に挟まれた
4月4日はオカマの日。
この日はたしか美大の同級生の辻村くんの誕生日。
辻村、元気かなあ。
自主制作映画で賞をとって
押井監督に東京に出て来いって言われたのに
まだ大阪なんだよな。
辻村、今からでも遅くない。
東京に出て来なさい。
きっとなんとかなるよ。
と、読んでないと思うけど
一応よびかけてみた。
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2013/4/3 26:30 青山ねこ
さいきん青山でよく見かけるこの猫。
右耳はかじられているけれど
ひげが立派。
お近づきになりたい。
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2013/4/2 26:00 青山の流血事件
いやあ、きょうは、たまがったとたい(おどろきました)。
事務所に向かう道の途中で、若い男女が初老の紳士を囲んでいて
ちらっと見たら紳士は頭の両側から血を流していた。
ケンカか? と思っておそるおそる近づいて
「だいじょうぶですか?」と声をかけた。
事情を聞くと紳士がよろけて転んで
頭をコンクリートの角にぶつけたらしい。
若い男女は心配して介抱しようとしていただけだった。
ああ、こわい人たちじゃなくてよかったあ。
と安心しながら
「救急車を呼ばなくていいですか?」
「いや大丈夫。美容院に行くから」
「その格好で美容院はちょっと」
「美容院で休んだらだいじょうぶ」
「近くに知り合いの方はいらっしゃいませんか?」
なんて要領を得ない会話の後、
ぼくがついて行きますのでと若い男女に言って
雨が降っていたものだから傘をさしてあげて
(紳士のビニール傘はぐちゃぐちゃになっていた)
しばらく歩いたら薬局の前で偶然知り合いの方に会えたので
おまかせして事務所に戻った。
と、事件と言うほどのことでもなかったんだけど
あの人大丈夫だったかなあ。
頭の片方はかなり切っていたからなあ。
足ももつれていたし、何かの発作だったかもなあ。
と後から心配になったので
最後まで付いていけばよかった。
どうせ今日はひまだったのに。
yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon
2013/4/1 25:30 足立のうずまき
先月、足立区に行ったときの写真で
日記にのせようと思っていて忘れてた。
足立区生物園に行くバスの中
おばちゃんが頭にのっけていた帽子。
どうも手作りのような微妙な色だけど
渦巻いていてかっこよかった。
足立区は中央区とかまた違う感じで帽子率が高く
何か独特なオーラを発している人が多くて
パンクな感じがしたのだった。
yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon yon
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