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みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです。

 
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2012/11/30 26:30 旅行気分

混み合った電車で
うまいこと座れた座席から人の表情を見上げていたら
旅行をしている気分になった。
なんだろうこの感じ。
疲れた男性、神経質そうな女性、こんな時間に子ども連れ。
いろんな顔を観ていると
ますます列車で一人旅でもしているような。
と、よく考えてみると
この世は旅行みたいなもので
人生だって旅だって言えるじゃないか
なんて思いながら
でもどうしてそんな気分になったのか分からないまま
帰って来てしまったけれど
ま、理由はそのうち分かるだろうってことで
はい、おやすみなさい。

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2012/11/29 25:00 清野さんの本

「封筒と名刺がなくなったから、またお願いね」
と清野さんから電話。
「はい、分かりました」
「この名刺、なんか印象に残るって言われるんだよね」
「ぼくのデザインは古くならないだけが取り柄なんです」
「へえ、それはすごいね。もう二十年も使っているんだよね」
「えーうそー。十五年くらいじゃないですか?」
「いや、もう二十年はたってる」
って譲らない清野さん。
そんな事で言い合いしてどうするんだ、ってことになるのは
お互い寅年で双子座だからかな。
でも清野さんは五黄の寅。
史上最強なので
こちらが譲るのが本当は正しいのだ。

そんな清野さんの本がまた出た。
「往復書簡 カメオのピアスと桜えび」
http://www.amazon.co.jp/往復書簡-カメオのピアスと桜えび-清野-恵里子
去年亡くなった有田泰而さんという写真家の
「First Born」という写真集がうまれる過程を綴った往復書簡集。
上田義彦さんのギャラリーで写真展も開催中。
http://gallery916.com/exhibition/firstborn/

人が亡くなると
それにかこつけて自分に酔ったような本を出版する人が多いけれど
この本はそんな感じがまったくなくて
とてもすっきりとした印象の透明感のある本なのだ。

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2012/11/28 26:00 みのがし

もうすぐ12月。
今年はできるだけ人に会うぞと決めたのに
あれもこれも行かなかったなあ。
また友達が減ってしまうなあ。
ま、いっか。
でも
来年こそ人にたくさん会うぞ。
きっとだぞ。
と、ここには書くだけ書いておこう。
何年後かに見つけてまた思い出すだろう、きっと。

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2012/11/27 25:00 ひとやま

一山こえました。
あと年内だと山は一つしかないので
丘を超えて行こうよ
ってな感じ。
ゆっくり白茶でも飲みながら
ちょっと余裕がでてきた。
今年もなんとか年を越せそうで、よかったよ。

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2012/11/26 26:00 あせる

ここのところ
急ぎの仕事が多くて
どうも落ち着かない。
もっとこうゆったりと仕事をしたいものだが
そんな偉そうなことを言っていられるご身分でもない。
仕事があるだけありがたいと思いなさい。
はい、思います。

秋なのに、あいかわらずの降ればどしゃぶり。
今年の冬は荒れそうだなあ。

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2012/11/25 27:00 忙しい人は健康だ

またイスラエルのダンスをちょこっと観た。
きょうの演目は子ども向けでもあったようで
会場には常に赤ちゃんや子どもの声。
ちょっと新鮮だった。

その後は日曜なのに仕事した。
ああ働き者だ。
むかし親父さんが年末年始でも働きたがるのをみて
貧乏臭くていやだなあと思っていたけれど
年をとってみると気持ちが分かる。
土日にごろごろとしていると
体調が悪くなるのだな。
身体を動かしていれば
調子がいいのだな。
それであんなに休まないで働いていたのだ、きっと。
働き者健康法。
SOHOとか言って自宅で仕事するようになった自営業の人には
通勤健康法がおすすめ。
無理してでも事務所を借りて通勤すると
それだけで基礎代謝が上がるはず。
うちもほぼそのためだけに事務所を借りているのだった。

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2012/11/24 24:00 みえる

高校時代、毎日デッサンばかりしていて
いつの間にか物の見え方が変わっているのに気がついた。
その頃とはまた違った感じで
年齢を重ねるに従って
物がよく見えるようになってきた。
情報量で言ったら
若いころの百倍はある気がする。
だから道を歩いていても
電車に乗っていても
退屈するってことがない。
この感覚の変化って
みんな同じなのかと思っていたけれど
そうでもないらしい。
反対に目の能力は年々落ちて行く。
昔みたいに星がぱきぱきに見えない。
物は見えるようになるのに
目は悪くなる一方。
むかしの日本の画家の代表作が
60過ぎだというのは
この年齢になってみると、よく分かる気がする。

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2012/11/23 26:00 ハッカルダモン

事務所の机の上に置いてあるのは
ハッカとカルダモン。
カルダモンは脳を活性化するらしいと聞いて
仕事の前にかいでみることにした。
確かに脳が目覚める気がするというのは気のせいかもしれないが
独特な匂いがくせになる。
ハッカの結晶は眠くなった時に使う。
鼻からすーっとする。
九州弁で言うと
すーすーす。
隣の緑の瓶は随分前にいただいたラベンダーのアロマオイル。
もうなくなっているんだけど今でも濃厚な香りがする。
芳香剤などのために合成された香りとは違って
本物の香りはすごいです。


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2012/11/22 26:00 停戦合意の日

まだ余談は許さないけれど
心配していたガザ地区は停戦合意に達したようだ。
という日に、たまたま観たのはイスラエルのモダンバレエ。
インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニー 。
前はインバルピント・カンパニーって名前だったと思うけど
ただでさえ憶えにくい名前がさらに長くなってしまった。

三茶のキャロットタワーは区のお金が入っているせいか
料金がお安い。
モダンバレエが四千円で観れるというのは
ヨーロッパだったら当たり前かもしれないが
日本ではありがたい。
で、どうだったのかというと
チェコの人形劇を実写にしたような感じに
クラシックあり、現代音楽あり、いろいろありの音楽。
この劇場は萬斎さんが監督をやっているそうで
そのせいかどうかは分からないけれど
前半は軽い笑いのある演目で
後半は見応えのある少し重い演目だった。
つまり狂言と能の組み合わせのようだったのだった。
下の写真はロビーにあった直筆のスケッチ。
後半に出て来た箱男の図。


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2012/11/21 26:00 フランスのカエル

メトロポリタン美術館でみた
石でできたメソポタミアのカエルに似たのがうちにもあった。
もう20年くらい前にフランスで買った石けん。
こういうデザインは日本人にはできないな。
フランス人にはメソポタミアの血が入っているんだろうか。
文化的な血は入っているだろう、たぶん。

文化的な血ということになれば
スフィンクスが廻りまわって狛犬になったり
ギリシャ彫刻がインド経由で日本の仏像になったりと
日本人にもメソポタミアの血が少しくらい入っていてもおかしくはない。
オタク的なカワイイじゃないカワイイが
日本にも出てくるといい。
お米のパッケージにアニメキャラとか
村おこしにもアニメなんていうのは
もう本当にうんざりなり。

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2012/11/20 26:00 コムラサキノムラサキ

あたらしいカメラになって
コムラサキの紫が
ちゃんと赤紫に写るようになった。
解像度だけじゃなくて
カメラはすこしずつ進歩しているのだなあ。
そのうちきっと後でピントを選べるようになったり
フレームも後で選べるようになって
しまいには
ブレードランナーみたいに
写ってない奥の方まで見えたりするようになるんだな、きっと。
長生きしたいもんだ。

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2012/11/19 26:00 バイアグラ

昼間のテレビでやっていた話。
おばあちゃんが孫を抱いてあやしながら
「ほーら、バイアグラー、バイアグラー」
と何度も言っていて、娘はあきれ顔で
「やだお母さん、イナバウアーでしょう?」
という話を歩きながら思い出していたら
写真の看板が目に飛びこんできた。
思わず(こわい声で)バイアグラって読んでみた。
まわりに誰もいなくてよかった。
こんなにさびさびになるくらい前からバイアグラってあったんだっけ?

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2012/11/18 26:00 冬型

西高東低の気圧配置になって
柿は全部落ちて
あとは紅葉が終わったら
冬のはじまり。
ヒートテックのタイツもあるし
湯上がり用のあたたかいずぼんもあるし
いつでも来やがれ!
って感じ。
でも今年は偏西風が蛇行しているせいで
場所によっては大雪になるかもらしいので
前言撤回。
お手柔らかにお願いします。

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2012/11/17 26:20 掃除機は箱とか筒でいい

嵐のような雨のなか
いつものように掃除を始めようとしたら電源が入らない。
ちょっと前から調子が悪かったのか
ついに往ってしまったらしい。
前はいじっていたら直ったんだけど
ドライバーで開けてみても簡単な構造過ぎてよく分からない。
どうも電気系統が問題のようだ。
最近の家電はブラックボックス化しているので
電気系統がいかれてしまったらあきらめるしかない。
修理するより新しいのを買ったほうが安い場合だってある。
もう十年以上も使ったわけだからしょうがないなということで
ネットでいろいろ見てみたけれど欲しいのがぜんぜんない。
困ったときの無印良品。
白い普通のにしてしまおうと車で出かける。
ついでにGAPのバーゲンも覗いてみたりして。
通常の四分の一の値段でジャケットを買ってみた後に
無印良品に行ってみたら、
ちょっと前まで置いていたらしい掃除機がない。
もうふつうの掃除機の販売はやめてしまったらしい。

それにしても掃除機のデザインってなんとかならないものか。
おそらくガンダム世代のデザイナーが現役なんだろうなと思われる
ごてごてした外見には本当にうんざり。
できれば筒か箱のシンプルなものにしてほしい。
ドイツのミーレとか北欧のなんか高くて大きくて買えない。
Appleが家電も作ってくれないかなあと思うけれど
きっと高くて使いにくい。
機能もデザインもシンプルでしかも愛嬌のあるデザイン家電。
日本で作れないものだろうか。
季節はずれの強い雨に打たれる横浜の夜景を見ながら
はあーってため息をつくのであったのだった。

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2012/11/16 25:40 火事好き

三の酉のある年は火事が多いとか。
アラーキーがお父さんに聞いた話らしい。
アラーキーのお父さんは火事が好きで
火事の噂を聞くと自転車に乗ってすっ飛ばして行って
その荷台にはアラーキー少年が乗っていたそうだ。

うちの母も火事と聞くとすっ飛んで行く人だった。
まだ小学校に行く前の可愛らしい宮原少年の手をとって
ものすごい勢いで走るものだから
ぼくはもうほとんど足が地についてなくて
空を飛んでいるような流れる風景が鮮明に記憶に残っている。
そんな事が何度もあったのだが
一番よく憶えているのは下の方であった火事。
下田代町には母の実家があって
その近くだから心配したんだと思う。
いつもよりさらにすごい速さで火事場についた母は
人ごみをかきわけて(ぼくは知らない人にぼこぼこぶつかりながら)
ついた場所はやっぱり母の実家の近所だった。
田んぼの真ん中の立派な茅葺きの家が
真っ赤になって燃えていて
見物人はまるで花火でも見ているような
興奮を押さえきれない様子。
そのうち屋根がどどーんと落ちて
火柱が高くあがり、火の勢いがさらに強まったころに
やっと消防団がやってきた。
しかしポンプの火は弱々しい。
風呂場の薪のようにパンパンと燃える火にはかなわない。
しかも燃えているのは純粋な木造建築。
あたり一帯にはたき火のようないい匂いが漂って
そのうち白いものが空から降ってきた。
灰が落ちてきたのかと思っていたら
降っていたのは雪だった。
母が少し前に行こうと言うので
見物人を押しのけて進んでみると
不思議なことに雪がここだけ降ってない。
振り返ってみると火事場の外には、ぼた雪が落ちて行く。
燃えている家の周りだけ雪が降らない暖かい空間。
ときおり竹がはじけたようなパーンという音。
火に向かっていると顔の側だけやたらと暖かくて
後ろを向いたり前を向いたり繰り返しているうちに
ぼくはなんだか眠くなってしまって
母によりかかって寝てしまったようで
その後のことはまったく憶えていないのだった。

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2012/11/15 24:40 せっかち人

ぼくはけっこうせっかちで
今日の問題を明日に持ち越すのは耐えられない。
できるだけすみやかに解決してしまいたい。
でも世の中にはせっかちじゃないというか
気の長い人もいる。
そんなせっかちじゃない人に聞いた話。

夜中にトートバッグの方から
かさこそと音がする。
なんだろうなあとは思ったけれど
もう布団に入ってしまったし
明日になったら見てみようとそのまま寝てしまった。
(ここがすごい、ぼくだったら即起きて確認に行くはず)
次の朝、そのバッグを見てみたら
前の日に買った、カットされたカボチャの真空パッックが
ぱんぱんにふくれている。
ああ、これがふくらんでいく音だったのか。
という次第。
なんでも、野菜は真空パックしてはいけないらしい。
エチレンガスかなんか発生して
そのガスのせいでどんどん痛んでいくそうだ。

ぼくはせっかちなので
デザインの仕事にしても
いいのができるとすぐに見せたがる。
夜のうちにメールで送ってしまったりする。
でも本当は一晩おいて見た方がいいもの知っている。
朝に冷静な目で見ると
ここはこうした方がいいなってことが多い。
デザインの修正を言われたときも
そんなのだめに決まっているじゃんと思っても
すぐに返事しないで一晩置いて
翌日に試してみるとその方向でのやり方があったりもする。
前よりかえっていい場合だってある。
とにかく一晩置いて考えるのはだいたいにおいて正しい。
そんなわけでせっかちじゃない人には
学ぶことが多い。
迷ったときも迷ってないときも
一晩寝てから判断しよう。
しかし、いいのができたらさっさと見せてしまいたい。
反応を速く知りたい。
せっかちな自分が一番めんどくさい。

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2012/11/14 24:40 ひだとカレー

「きょうは飛騨料理を食べました」
「ひだ料理?」
「はい」
「それって、牛の腸のひだひだとか煮込む感じ?」
「ちがいます」
「じゃあ深海生物のひだのゼラチンたっぷりな感じ?」
「ぜんぜんちがいます」
「キノコの裏のひだひだを集めてキノコひだ鍋とか?」
「そういうのとはちがいます」
「ああしみるなあ、って琴線に触れる感じの料理?」
「心のひだとは違います。飛騨地方の料理です」
「ああ、飛んではねてって感じの飛騨ね」
「うーん、それでいいです。きょうは何を食べましたか?」
「Oくんところでカレーとサラダとケーキとぶどう」
「いろいろ食べましたね」
「はい、ごちそうになりました」
「よかったですね」
「あ、ビールもごちそうになったんだ。
 それでちょっとほろ酔いで帰り道、星がきれいだったから
 ああ、生きてるってすごーい、なんて思いながら
 この寒くなってくる季節ってせつなくていいなあって
 幸せな気分で帰ってきました」

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2012/11/13 25:40 ねむい

このところやたらと眠い。
どれだけ寝ても眠い。
いまひとつ元気も足りない。
でもピーは元気。
おとうさんは見習いたい。

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2012/11/12 26:10 苦悶式

苦しんだ先に何かが待っている。
途中で放り投げるのは簡単だけど
我慢して前に進むと
あら不思議。
明るい景色が広がっている
と、いいなあ。

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2012/11/11 26:10 呼吸をコントロールするわけ

肺という臓器は他の臓器と違って
自分でコントロールできる。
(心臓や消化器は勝手に動いている)
それはどうしてなのかと考えてみた。
三つの理由を思いついたのでここに書いておこう。

1、身を潜めるため
ほ乳類は元々夜行性だった。
人の祖先もどちらかというと補食される生き物だったはず。
だから敵が近づいて来たときに
身を潜める必要があった。
その時に意識的に息を止めることができれば
気づかれる可能性が減るに違いない。
と考えると
他の動物は息を意識的に止めることができるのか。
そんな疑問が浮かぶ。

2、言葉のため
言葉を話すため、は有力な理由になる。
息をコントロールできるからこそ
言葉を話すことができる。
言葉に近いコミュニケーションができる生き物もいるじゃないか
と言う人もいるだろう。
しかし、人は意識的に言葉を操っている。
一方動物が鳴くのは本能に従っていると思われる。

3、自分をコントロールするため
人は呼吸で自分をコントロールできる。
落ち着きたい時にはゆっくりと深く。
テンションを上げたいときには速く強く。
そうすれば心拍数も自律神経もある程度コントロールできる。
西洋のお祈りも仏教の瞑想も同じようなものだとしたら
人が宗教を手に入れたときに
ある種の瞑想みたいな手段も手に入れて
自分をコントロールしてきたのかもしれない。

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2012/11/10 26:10 上野の同窓会

きょうは中学の同窓会。
中学のと言っても
田舎で1クラスしかなかったので
実を言うと小学校から中学までずっと一緒だった。
9年間も一緒だったから
いわいる同窓会とはちょっと違う。
何十年ぶりに会っても
よそよそしくない人が多いのだった。
でも昔の話となると
もう40年も前なので
みんなの話が食い違ってまとまらない事も多い。
ま、人の記憶なんて元々信用してない僕としては
何の不思議もないわけで。

半世紀も生きた感覚からすると
江戸時代なんてせいぜい三代前。
つい最近のことに思える。
そんな最近まで刀をもってちょんまげしてたなんて本当に不思議。
でも逆に言うと
ぼくらは昔より随分進んだ人類だと思いがちだけど
実はたいして変わってないはず。
化学技術がちょっと進んだだけなのだ。

最近なんだか上野あたりに用事が多い。
西郷どんも寒そうだ。

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2012/11/9 26:10 三時に

サンディエゴのパンダカムでパンダの親子をみたり
http://www.sandiegozoo.org/pandacam/
イーノの新しいアンビエントを聞いたり
http://www.youtube.com/watch?v=eZKVAaPQXuA
ピクサーのミニオンズをみたり
http://www.youtube.com/watch?v=RsaxvCCqr5o&feature=fvwrel
長くなりすぎたiPhoneとかみてると
http://www.youtube.com/watch?v=XNBP18nrRdw&feature=player_embedded
あっと言う間に三時になってしまう。
テイラー・スウィフトの声ってスザンヌ・ヴェガにちょっと似ているな。
http://www.youtube.com/watch?v=u1RU6a_2WMU&feature=fvwrel

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2012/11/8 26:10 家はなくても猫を飼う

上野公園にの真ん中にスターバックスとかできて
前から住んでいた家のない人たちは
どこへ行ったんだろうと思っていたが
どうも近所のあっちこっちに散らばっただけらしい。
駅のガード下とか
不忍池の向こうの御徒町の方とか
いろんな場所にビニールシートで囲った固まりがあった。
写真はそんな人たちが飼っていた猫。
こんな風に昼寝したい。

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2012/11/7 26:10 夜犬

犬は夜もまじめだね。
暗い中、ご主人さまを待って道ばたで。
さびしそうだったので近づいて
写真撮ったら迷惑そうだった。
でも目だけちらちらとこっちを伺っていて
本当は相手して欲しそう。
甘えるときは迷わずやってくる猫とは違う。
いや、どっちがいいって話じゃなくて。

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2012/11/6 26:10 黄色いカラスふたたび

酔っぱらってます。
山々の亀の人と金くんと自由が丘で
金田
かもめ
黄色いカラス
って感じ。
山々の亀の人
いい嫁が見つかるといいなあ。
誰かいませんかね?
紹介してくださいね。
35以下でかわいい人ね。
なかなかいないよね。
こんな事書いたら怒られるな。
まあ多分ここは読まないだろう
ってことにしておこう。
おやすみなさい。

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2012/11/5 25:30 みかんは小さい方がいい

夜寄るローソン100。
100って言っても全部100円じゃないけれど
ときどき安い果物とか買ってみる。
小さめのミカンが十個で100円。
買い占めるかとも思ったが
やっぱり味が心配だ。
一つ買って帰ってたべてみた。
これがなかなか。
また行って買い占めてしまおうと思っていたら
次の日にはなくなっていた。
やっぱり買うべきだった小さなミカン。
そういえば昔、母が言ってたよ。
「ミカンはこまんか方がおいしかね」
親の言うことは
その時には素直に聞けないけれど
年とって思い出してみると
だいたい正しいな。

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2012/11/4 25:30 夜猫

外猫はだいたいかわいいけれど
夜の外猫は特にいい。
瞳孔がひらいたまんまるな目で
獲物を追う野生の姿。
肉球のおかげで足音もなく
重力なんてないような身のこなし。
猫みたいな、しなやかな身体が欲しい。

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2012/11/3 25:40 二能

きょうはチラシなどを担当した能を観に横浜能楽堂。
世阿弥と甥っこさんの信光という
対照的な二人の能を一度に観てもらう企画。
世阿弥はよく知られている通り、幽玄の世界。
つまりは渋く静かな世界。
一方、信光は華やかで劇的な、後の時代の歌舞伎にも通じる世界。
そんな二人の能を一人の能楽師に演じてもらおうという
とても贅沢な話。
とはいえ、両方演じられる人は限られていて
今日は僕が前からお世話になっている浅見真州先生の日。
まあとにかく衣装が贅沢。
衣装を観るだけでもその価値ありって感じだけど
さすがに能の二連ちゃんは疲れた。
でもいつもの通り、脳がリセットされた感じ。
このリセット感って他では味わえないので
能を観た事ない人は一度、ぜひ!
他にないって言ったけど一つだけ近いのがある。
タルコフスキーの映画で寝てしまった後にも似てる。
タルコフスキーの映画、大きなスクリーンでまた観たい。

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2012/11/2 26:10 アウトレイジ・リケット

塩見さんにいただいたチケットを
無駄にしてはなるものかと
久々の北野映画。
あいかわらずの北野ブルーなんだけど
何かが北野監督らしくない。
大きな声とか銃声とか
静かじゃない。
もっと淡々としていたら
もっと恐くてかっこいいのかも
なんて思った。
塩見さんはそんな中
本物にしか見えないような楽しそうな演技。
今度会ったときには
「へい。わかりやしたー」って
何でも言われたことを聞いてしまいそうな気がした。
終わった後にトイレに行ったら男子には珍しく行列。
「おらおらおらー、おまえらちんたら小便たらしてんじゃねーぞおらー」
って大声で巻き舌で心の中で言ってみた。

映画の前は渋谷西武でリケットさんの展。
オレンジがきれいだったなあ。

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2012/11/1 25:30 セイタカくん

たおれても
曲がっても
またまっすぐ立って
空をめざす
セイタカくんはたくましい

土がなくても
日が当たらなくても
いつの間にか増えている
セイタカくんはずーずーしい

大きくなれなくても
ひょろひょろでも
黄色い花を咲かす
セイタカくんがうらやましい

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