2012/8/31 26:20 影のない満月
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/30 25:50 古いことはいいことだ
九州に帰ると必ず行くのが鶴亀温泉。
http://1938.jp/tsurukame/index.html
この写真の頃に比べると、表も直してしまって
中もちょっとリフォームして
風情はだいぶ変わってしまった。
おばあちゃんも亡くなってしまって
寂しいかぎりだけど、それでも通うのさ。
田舎の人にひなびた感じを分かってもらうのは難しい。
年に数回しかこないやつに偉そうな事言われたくもないだろうけど
田舎の人は都会の人が喜ぶポイントをもう少し分かって欲しい。
都会の人は鉄の錆とか痛んだ木の感じが好きなのに
どうしても良かれと思って新品の建材で直してしまう。
日本も速くヨーロッパのように
古いまま直す感覚になってほしい。
石と木の違いでしょとか
日本には穢れって思想があるからねとか
そんなのは重々承知の助なりよ。
こちらの写真は鶴瓶師匠がNHKの番組で
人吉に来たときに写っていたらしい鶏のお店。
こういうのもこのまま残して欲しいんだけど
分かってくれないんだろうなあ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/29 26:30 かえってめえりやした
九州から無事かえってまいりました。
史上最大級の台風とご一緒だったので
いつもの川は初日にしか行けなかった。
雨の日には網戸を直して鶴亀温泉行ったり
カーテンレールを修理して元湯温泉行ったり。
いつも親不孝ばかりしているので
たまにはそういうのもいいだろう。
お店に預けていたピーはご立腹の様子だったけど
なんとか許してもらいました(たぶん)。
それにしても東京は暑い。
九州より暑い。
九州の空は色が濃い。
東京の空は色が淡い。
きょうはきれいな夕焼け。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/24 24:30 おるすばん
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/23 25:30 二夢
あつかったせいか
ちょっと変な夢を二つみた。
人の夢の話ほど退屈なものはないとよく言われるし
夢判断とかちょっとかじった人の前で話すと
とんちんかんな分析をされるから
親しくない人には話さないことにしているけれど
ここは日記なんだからいいだろう。
森三中の大島さんが走ってきて
「ヌートリアに追われている、弁当を狙われた」
と言うやいなや、本当に大きなヌートリアが走ってきた。
ぼくはロケ弁がたくさん入った風呂敷をもっていて
それにヌートリアが向かってきた。
齧られたり振りほどいたりしながら
大島さんと二人で走って逃げた。
ヌートリアは白に黒のブチだった。
浅田真央さんがぼくの方にすーっと滑ってきて
(足にはスケート、ぼくは普通の靴)
こんどの舞台でバックダンサーをやって欲しいと言う。
ぼくは小さいから、でこぼこになってよくないと思うよと言うと
小さい人ばかり揃えているから大丈夫と真央ちゃん。
それならいいかと承諾すると
真央ちゃんは来たときみたいにすーっと滑って行った。
まてよ、ぼくはダンスなんて人前でやったことがない。
どうすればいいんだろう。
それに他の小さなメンバーって一体誰だろう。
聞いておけばよかった、というところで目が覚めた。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/22 26:00 忘れる
きのう日記を更新するの忘れてたらしい。
最近は夜に全部更新してるから
それでうっかりしてしまったんだろう。
ま、いいけど。
ぼくは昔から忘れ物の王様で
小学校の時などはしょっちゅう昼休みとかに
家に忘れ物をとりに帰っていた。
当時は「とり帰り」といっていたのは
他の地方でも通用するんだろうか。
ぼくが昼くらいに走っていると
顔見知りのおばあさんが
「あれ、たかちゃん、とり帰りね?」
と、当たり前のように聞いていた。
それに答える間もなくびゅーっとすごいスピードで(本人的には)
まるで風のように走っていた(つもりだった)。
大人になってからは何でも紙に書くようになったので
大事なことは忘れなくなったけれど
それでも自分の用事はよく忘れる。
財布もよく落とす。
でも戻ってこなかったことがない。
そういえば代々木駅で一万円札を自動販売機に差し込んで
そのまま9千円を忘れてきたことがあった。
親切なおばあさんが駅に届けてくれていたおかげで
裸の現金すら戻ってきたのだった。
日本はいい国だ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/20 26:00 トマトは丸い
きょうは東工大で打ち合わせ。
トポロジーとかの話をしてきた。
トポロジーだと丸も三角も四角も同じ。
穴があいた栓抜きは違う。
人も口から肛門に穴が開いているので
本質的には栓抜きと同じで丸や三角とは違う。
下等な動物の遺伝子はひもになってなくて
輪っかになったものが多い。
はじっこがあるといろいろと問題があるらしく
環になっていた方が本当はいいらしい。
(切れたはじっこじゃなくて、本来のはじっこだと
いちいち主張しないといけないとか
じゃないと修復の対象になったり)
じゃあなんで人の遺伝子はひもなのか。
それははじっこにテロメアが必要だったからとか。
テロメアというのは生き物の寿命を決める遺伝子で
ネズミなどはテロメアが短いから寿命も短い。
しかし寿命がないことには進化も速くならないから
高等な生き物の遺伝子はひもになったとという説があるらしい。
逆もありなのかもしれない。
遺伝子が複雑になればなるほど
ミスコピーが増えてガン細胞などの問題が出てくる。
それを防ぐために寿命が必要だったのかもしれんなあなんて
このお仕事はいろんな無駄な知識が増えて
楽しいったらありゃしない。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/19 26:00 大きな空
空が大きな茨城から
帰ってまいりました。
いろいろ食べたり
いろいろ飲んだり
自転車に乗って田んぼの真ん中を走って
雲ろ眺めたりしてきました。
茨城には山らしい山がないから
地平線ぎりぎりまで見える。
とにかく空が大きい。
空の特に地平線に近いあたりには
小さい雲がたくさんあったりして
いちばんいいところなので
とにかく雲がきれい。
じっと眺めていると
大気圏を超えてもっと上の雲まで見えているようで
宇宙を眺めている気持ちになる。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/16 26:00 耳飾りの方
チケットをいただいて
首飾りの方を観に上野に行ってきた。
あの絵がなぜそんなに人気があるのか
ぼくはよく分からないんだけど
やっぱり本物のフェルメール。
同時代の他の画家と比べると透明感が桁違い。
というか他の画家の絵は気持ち悪くて面白いのが多い。
フランダースの犬に出てくるあの教会のルーベンスの下絵は
ぼくだったらあれを観て死ぬのはいやかも。
そんなにいい絵だとは思えない。
ブリューゲルの息子さんの静物画はなかなかよかった。
この時代のオランダ絵画は一般のお金持ちのために描かれたのが多くて
どうしても小ぶり。
(フェルメールもそのほとんどが小さい作品)
だから迫力に欠けると言えなくもない。
耳飾りと首飾り、どちらか選べって言われたら
カルナッハがある分だけ首飾りの方かなあ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/15 26:00 話しかけるヒマワリ
いつも通る道のわきに
いつも咲いているヒマワリの中に
ひときわ小さいのがあって
小さいなりに今日は咲いていたけれど
となりの葉っぱがちょうど額にかざした手のひらみたいになっていて
「あついっすね、おでかけですかー?」
と声をかけてきた。
「はい、おでかけですよ。
でも、あなたヒマワリなんだから太陽を追いかけるんでしょ?
まぶしくないでしょ?」
「いやあ、ご覧の通り、ぼくって小さいから
まぶしいの、苦手なんですよ
あなたも小さいから分かるでしょ? 」
分かるような気もしたけれど、
小さなヒマワリと対等なのがちょっと気に入らないので
「そう?」
とつれない言葉を残して、バス停に向かって歩いて行った。
やっぱり分かるって言ってあげた方がよかったかなと
バスの中で少し後悔した。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/14 26:00 やよい
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/12 26:00 ペルスセウス2つ
きょうはペルスセウス流星群だっていうんで
帰り道ずーっと上を見て歩いたり後ろ向きに歩いたりしたけれど
流れ星が一つも見えなかった。
アパートの駐車場が暗いから、もしかしてと思って見上げたら
ほそーいのが2つ、しゅんしゅんと流れた。
町中は街灯が明るいし、空は狭いし
都会はおもしろくないなあ。
田舎だったらもっとしゅんしゅん見えていたに違いない。
で、帰り道、どこかでピーって呼ばれた気がして
振り向いたら赤い目の鳥がいた。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/11 26:00 とりあえず
男子サッカーは韓国に負けたけど
女子バレーは勝って銅メダル。
韓国の男子サッカー選手の目はこわいくらいで
兵役免除はやはり大きい。
日本選手はやっぱり優しいというか繊細というかおぼっちゃん。
気持ちで負けていては勝つのは難しい。
日本が負けたメキシコがブラジルに勝って優勝したので
日本が弱いわけではなかったと言ってもいいかもしれない。
韓国戦にもう少し根性をみせてくれたら
夢を見せてくれてありがとう!って言ってあげたいところ。
ブラジルはオリンピックで金メダルをとったことないという
なんとも言えないプレッシャーもあった。
日本は決勝トーナメントに残るとは選手も思っていなかっただろうから
ベスト4でもいいかって気持ちがどこかにあったのかも。
結局、気持ちは大事で、
スポーツに限らず欲というかハングリー精神が必要。
しかしゆとり世代に限らず今の日本人にハングリーになれと言っても
それは難しいわけで
結果だけ見たらベスト4なんだから、ありがとう!
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/10 25:30 きょうも
きょうも3時過ぎらしい。
あした土曜だからまあいいか。
きのうは負けたけど
この前の男子と違って寝覚めがよかった。
アメリカ寄りの笛で、ハンドの誤審はあったけれど
あれだけがんばってくれたら
あと足りなかったのはツキだけなので
観ている方としては気持ちいい。
女子の五輪の試合で一番おもしろかった。
負けたのにこの爽やかさはなんだろう。
マラソンの谷口の「こけちゃいましたー」以来かな。
あの時も誰が踏んだんだーとかやきもきしていたのに
当の谷口は自分が悪いと言わんばかりで
こっちが恥ずかしくなってしまった。
澤は一人だけ男子のような身体のキレで
もちろんすごかったけれど
宮間に惚れ直した。
あの子の落ち着きはすごい、コメントもしぶい。
「フィジカルの強さは勝つための決定的な要因にはならない。
しかし、フィジカルが弱いことは負ける理由になる」
この言葉を男子に教えてあげたい。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/9 25:20 コルビジェと没食子(もっしょくし)
3時からサッカーって
どうしろって言うんだ。
起きてるしかないじゃん。
きょうは上野のコルビジェの館(国立西洋美術館)に行って来た。
目玉のフェルメールには人だかり。
フェルメールは本物をみないとね。
やっぱり印刷物とはぜんぜん違っていた。
個人的によかったのはカルナッハ。
まるで日本画みたいに見えたルターの肖像。
黒の画家って感じ。
それとミケランジェロの素描。
このところ素描がみたくてしょうがない。
なのでちょうどよかった。
この頃のインクは没食子(もっしょくし)という
ブナの虫こぶを原料としているらしい。
この虫こぶに寄生するのはインクタマバチ。
はい憶えましたか?
ぼくはまだ憶えてませんよ没食子(もっしょくし)。
こんど暇なときに(いつも暇なくせに)調べてみよう。
で、その西洋美術館はもちろんコルビジェの設計なわけだけど
表の壁面に玉砂利みたいなのがたくさん貼付けてあって
田舎のお風呂をどうしても思い出してしまう。
裏の方は瀬戸物っぽいタイルでかっこいい。
中庭もケヤキが大きく育っていていい感じ。
でも中庭には入れない。
中庭に入れるようになっていたら
きっと印象ががらりと変わると思う、もったいない。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/8 24:00 必要な無駄
きょうは朝から身体が重いので
どうしたんだっけと思っていたら
きのうサッカー負けたんだった。
走りまくるサッカーでベスト4まで行けたので
もう少しがんばれるかと思ったら
サッカーはそんなに甘くなかった。
移動もあるし、中2日だし
あれ以上走れというのは選手が気の毒だし
もっと上に行くためにはこないだのユーロのスペインみたいに
省エネサッカーも必要だ。
無駄走りも必要だけど、無駄にも効率があるはずだ。
自分も年をとってきて
昔みたいに無理がきかなくなってきた。
その分経験がなんとかしてくれて
昔よりもいい感じにはなってきたけれど
昔みたいな無駄も必要だ。
人が通った後を追って安全な道を行けば大きく間違えることばはない。
でもその道は人と同じ道なのでおもしろくない。
人が通らない道を行こうとすると
草は生えているし、ぼこぼこだし、何よりも効率が悪いけれど
その先には誰もみたことのない風景が広がっている。
しかしやっぱり疲れる。
必要な無駄をどうこなすかと考えると
体力を保つのも大事だけど
やっぱり省エネも必要だ。
こないだのユーロのスペインみたいに
つまらないと言われようとも
最後は勝たないと意味がないのだ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/7 28:00 ぬるっと
重くてぬるっとした試合だった。
疲れているのか
女子と比べると勝ちたいっていう気持ちが伝わってこない。
日韓ワールドカップの時のトルコ戦に似た感じ。
これまでずーっと無失点だったから
点をとられたときのことを心配していたんだけど
サッカーの歴史が古い南米にしてやられました。
次は韓国になるのかな。
ちょっとめんどくさいな。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/6 27:00 女子勝ったー
おもしろかったー。
女子勝ったー。
ヒグチカッター。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/5 25:30 看板フォント
フィルムがくるくるっとめくれたのか
おもしろいフォントになっている。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/4 25:30 男女
オリンピックのサッカーは男女ともベスト4。
女子はワールドカップのチャンピオンなので当たり前なんだけど
谷間の世代と呼ばれた男子が、まさかここまでうまくいくとは。
何よりもすごいは守備。
4試合戦って一点もとられてない。
試合は2日おきで、しかも男女だから
女男休み、女男休みがまだまだ続く幸せなサッカーファン。
もうこうなったら、どっちも金メダルとってくれ。
これまでの強さから言ったら
オリンピック前の評価とは逆に
男子の方が可能性高そうかな。
そして始まった陸上競技。
石畳のせまい市街地コースをぐるぐる廻るマラソンも楽しみだし
フライングしたら一発退場という厳しいルールになったトラック競技で
どうなるか分からないのは、スタート命のウサイン・ボルト。
後半戦の日本で金メダルを確実にとれそうなのはレスリングの吉田くらい。
このままでは日本の金メダルは5個にも届かない可能性もある。
やっぱりサッカーが、がんばってくれないと。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/3 24:30 女子
窓の外でふるんぶるんと
えらく大きな音をたてる虫がいたので
網戸を開けてみたら
カブトムシの女子が中に入ってきて
部屋の真ん中のランプに入ってもうた。
紙が破れないように気をつけて
外に出してあげて
手をかいだら臭かった。
そうだった、カブトのメスは角がないだけじゃなくて
臭いんだった。
さてとサッカーの女子がはじまる。
気を引き締めて観なきゃ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/2 25:00 ゆとりと藤田とシャガールと
ゆとり世代ってよく言われるみたいだけど
その世代が今ちょうどオリンピックの中心選手。
23歳以下あたり。
いろいろ言われるゆとり世代だけど
スポーツに関してはけっこうよい。
内村とか香川とか。
で、今回もオリンピックも期待できるんじゃないかと思っていたんだけど
メダルは多めだけど金が少ない。
そのあたりが競争を排した結果なのかー
なんて世代でくくられるのは本当にいやだろうな。
じゃあそんな事言うなよって話なんだけど
だっておもしろいんだもーん、ゆとり世代。
そんな事とは関係なく渋谷の松涛美術館に行って来た。
http://www.shoto-museum.jp/
「藤田嗣治と愛書都市パリ −花ひらく挿絵本の世紀‐」
前に日記にもかいたこの本http://amzn.to/Nct2Urに紹介されている
希少本の実物が拝めるのであります。
本好きなら必見の展覧会。
さらに今回はお巴里のその当時の稀覯本が
(希少本と稀覯本ってどう違うんだろう。
希少本より稀覯本の方が高そうって感じか?)
拝めるわけだけど、その中でもすごいのが
シャガールの銅版画が挿画になった「寓話」っていう本。
イソップとかの話らしいです、とにかくおすすめ。
今回来ているのはモノクロのバージョンで
着彩されたのもあるみたい。
9月9日までやっています、ぜひ!
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
2012/8/1 25:30 むしむしの終わり
あっついけど湿度が低いので
夜は涼しい。
月もきれいだ。
虫も暑そうだ。
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
all right reserved © 1938.jp takao miyahara |