みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです
だいたい毎日書いてます

2009/3/31 25:20 シマムラとマックスコーヒー

電車で若い女の子が
シマムラでこれ買ったとか
話してました。
シマムラっていうと
首都圏の田舎の方に見かける
とにかく安い衣料品店だけど
都心にも進出して来たんでしょうか。
それとも田舎から出てきた女の子だったのか。
都心に進出といえば
マックスコーヒー。
なんとうちの近所の酒屋さんの
自動販売機に入ってました。
確か映画の下妻物語にもでていたし
茨城とか千葉の田舎だけで売ってるもんだと思ってた。
ぼくは缶コーヒーって飲まないので
よくわからないけれど
首都圏でも売れるのか。
売れるから置いてあるんでしょう。
自動販売機のマックスコーヒーを
首都圏で見ると
あ、茨城県が攻めてきた
って思ってしまいます。

追記
マックスコーヒーは
下妻物語じゃなくて
木更津キャッツアイで千葉県だと
茨城県出身の方から
メールがありました。
お詫びして訂正いたします。

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2009/3/30 25:00 阿修羅の耳

上野の阿修羅展の内覧会に行ってきました。
興福寺のお仕事を毎年いただいているので
潜り込ませてもらったのですが
内覧会と言ってもけっこう混んでます。
でも本番の明日からは
こんなもんじゃないみたいです。
行くならやはり平日がいいかもしれません。
仏像界のスーパースター
阿修羅の展覧会ってことで
みうらじゅんがテープカットに来てました。
なんでも
阿修羅ファンクラブの会長だそうです。

展示の最初は鎮壇具。
しぶい。
いま再建中の中金堂跡から発掘されたもので
玉、金塊、銀の鏡、などなど。
一見地味だけど
じつは今回の目玉かも。
六角柱の水晶の入れ物など
欲しいとつい思ってしまった。
仏像の方は天平と鎌倉中心。
日本彫刻史上最高傑作とも言われている
無著と世親(運慶)は今回来てません。
でも最近になって運慶の作と特定された
大きな仏頭が来ています。
(この顔の美しさはツタンカーメンに匹敵するくらい)
やはり天平はおもしろい。
鎌倉とくらべると
造型が柔らかい印象。
天平は日本の彫刻の歴史で言うと
ギリシャ・ローマ時代。
ミケランジェロが
ギリシャ・ローマを目指したように
運慶も天平を目指した
つまり運慶は日本のルネッサンスだったわけです。
運慶も憧れた天平の彫刻は
ペルシャのようなインドのような日本のような
不思議な世界です。

阿修羅展ということで
阿修羅は特別扱いの部屋で
上から横から後ろから見ることができます。
正面から見ることを前提としているのか
横から見ると後ろにつんのめりそうで
他の像と違って
おかしなバランスになってました。
20年くらい前に見た記憶より
小さかった気がする。
今の人で言うと中学生くらい。
それでもやっぱりスーパースター。
阿修羅像はあいかわらず
怒っているような泣いているような
きれいなのかと思うと恐いところもあって
少年でもあり少女でもあって
こちらの精神状態によって
さまざまに変化して見えるのでした。
どこかの有名な写真家が
若い頃の山口百恵に似ていると言ったそうだけど
ぼくはどちらかというと
夏目雅子に似ていると思います。

この手の像を見ていつも思うのは
たくさんの顔
たくさんの手
という表現は
実際にたくさんの手や顔があるということなのか
それとも
マンガで人が走るときの足のように
表現としてたくさん描いているのか。
ぼくは後者ではないかと思っているのです。
平面ではなくて立体だから
どうしてもリアルな物として見てしまうけれど
立体でそういう表現もありうると思うのです。
学者の間でも意見は分かれるそうで
だったら好きな方に解釈していいでしょう。
たくさんの手や顔があるんではなくて
そういう表現だと思って見ることにしてます。

さてここでクエスチョン。
阿修羅の顔は三つです。
耳はいくつあるでしょう?
会場で確かめてください。

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2009/3/29 25:20 スモールサッカーと二人のウッチーと白雪姫

岡田監督は野球を見ていて
やはり日本はスモールだと思ったのかどうか
それはわかりませんが
大きなフォワードは全部ベンチから外して
小さい選手を前に並べて戦いました。
試合はまさにスモールな戦いで
なぜ彼等はペナルティーエリアの前で
シュートしないのか。
どうして敵陣で勝負しないのか。
侍とは程遠い内容でした。
特に右サイドの内田は
多大活躍した野球のウッチーとは全く逆に
決定的な場面を何度も外して
どうしてあれだけ決定力のない人が
固定的にスタメンなんでしょうか。
岡田監督はそんなに内田が好きなのか。
ぼくにはさっぱりわからない。
試合が終わった後も
岡田監督は選手はよくやったと言ってました。
今のままでもワールドカップには行けるだろうけど
岡田監督がいつも言う
ワールドカップでベスト4なんて
ぜんぜん無理だと思います。

それから
野球は勝ったので
フィギュアくらいは韓国に譲りましょう。
なんて負け惜しみを言っている場合ではない。
今シーズンの振り付けでは
二人ともノーミスだったとしても
キム・ヨナの勝ちは明らかだと思います。
ぼくにはタラソワと浅田真央が
魔女と白雪姫に見えてきました。
真央ちゃんそのリンゴは食べてはいけないよー
と叫びたい気持ちです。
オリンピックにむけては
浅田真央に合った振り付けに
早く変えてほしいです。
お願いです。

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2009/3/28 24:40 パブロフのミケ

モルモットのミケさんは
冷蔵庫をあけると
ミューミューと鳴きます。
餌をもらえると思うようで
まな板の音などにも反応します。
ミケさん用のまな板と
普通のまな板の音の違いも
分っているようです。
冷蔵庫を開けるたびに鳴くので
「おばあちゃん、さっきご飯は食べたでしょ」
って心の中で言います。
そのうちミケさんは
「めしゃあまだかね」
って言いそうな気がします。

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2009/3/27 26:00 鳰の浮き巣

京都のASAさんから葛湯いただきました。
ありがとう。
鳰ってカイツブリのことですね。
この場合は にお って読むみたいです。
カイツブリは琵琶湖などで
葦などにたよって水の上に巣を作ります。
この葛湯も鳥が二羽、浮いてきます。
抹茶とこし餡と葛の3種類。
抹茶だと色が濃すぎて
美しくないですね。(写真的に)
葛で撮影すればよかった。

葛湯なのに葛ってどういうこと?
って思うかもしれないけれど
葛だけを使った葛湯って
もうほとんどないのですよ。
餅粉とか片栗粉の
デンプンちゃんなわけですぷんぷん。
葛湯がおいしい季節も
もうすぐ終わりますねー。

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2009/3/26 24:50 ハムの過去形

友達と英語の時間。
「HAVEの過去形は?」
って聞かれて
ハムの過去形と思った中学生は
「ブタ!」
と答えたそうな。
この考え方でいくと
ワインの過去形はぶどう。
セーターの過去形は羊。
紙の過去形は木。
ってことになりますな。

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2009/3/25 24:30 大きな青に小さな赤

青いゴム毬と
赤のシマシマのピンポン球
道に落ちてたので
拾ってきました。
ご近所の方で
これうちのですって方はメールくださいね。
青のバックに
ちょっとだけ赤とかピンク。
こういう色合わせは
デザインの基本のテクニックの一つなんです。
広い寒色に狭い暖色。
グリーンにちょっとのオレンジ。
紫の地にぴりっとレモンイエロー
などなど。
洋服のコーディネートにも使えます。

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2009/3/24 24:50 2度目の5度目

野球、よかったです。
ほんとに面白い試合で
しかも勝ってくれて
株価もあがって
よかったよかった。
原監督のことは
ぼくは正直言って不安でした。
なんで西武の渡辺久信じゃないんだ。
巨人戦は韓国でも毎日のように放送されているから
采配がばればれじゃないか
って思ってました。
いい監督だったらもっと点がとれていた
って言っていたそうだけど
あれだけ盛り上げたんだから
もう言うことはないでしょう。
シャンパンファイトのとき
お前さん達はー
って言っていたのが印象的でした。

気になっていることがひとつ。
うちのチームの選手がMVPをとったら別荘をやる
って言っていた
レッドソックスのお金持ちのオーナーは
ほんとにあのでっかい別荘を松坂にあげるんだろうか。
維持費がたいへんだ。
やっぱりMVPは岩隈にしとけばよかったのに。
岩隈といえばあの弱い楽天で
21勝もしたピッチャーなのに
あんまり知られてなくて
かわいそうだなあと思っていたけれど
今回のことで全国区どころか
メジャーのスカウトにも知られてしまって
アメリカに行ってしまうのは時間の問題。

野球の方は2勝2敗で5度目の対決に勝って
ハッピーエンド。
そしてサッカーも今週末に
5度目の対決がまっています。
バーレーンとはここ一年で
4回も戦って2勝2敗。
しかも全部一点差。
土曜日に5度目の対決。
こちらは決勝ではなくて予選で
しかもホーム。
おもしろくなくていいから
すっきりと勝って欲しいです。

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2009/3/23 24:30 ランボーマンボー

「これなに? ランボオって」
「スタローンっていう、乱暴者のアメリカ人が……」
「そうじゃないでしょ」
「むかし、週末の夕方にやっていた天気予報があってね」
「むかしのテレビ?」
「うん、そこで、ランボオとマンボオっていう
 双子のキャラクターがでてたんだよ」
「キャラクター? アニメってこと?」
「うん、片方は真ん中分けで、もう一方は七三だったんだ」
「髪型だけ違うんだ」
「あと、胸にね、RとMって入ってた」
「なるほど」
「その片方がね、後に歌手になって詩集を出したんだ」
「キャラクターだったんでしょ?」
「ああ、その声優さんが」
「声優さんって、ちゃんと言ってよ」
「ごめんごめん、でもってその人の詩集が
 中原中也賞なんてとってしまって
 そのままランボオっていうペンネームのままなんだよ」
「ふーん?」
「なに?」
「うそでしょ?」
「うそに決まってるじゃない」
「やっぱり」
「おとうさんが本当の事言ったことがあったか?」
「あんまりないね。で、これは何?」
「ああ、これは形見分けだって」
「誰かが死んだの?」
「いや死んでないんだけど、
 20年も前からお世話になった編集の人がね」
「わたしがうまれる前だ」
「当ったり前でしょ。もうどんだけ生きてると思ってんの」
「40年以上」
「適当だな。まあいいや。とにかくその恩人の人がね。
 60才になるのを機に田舎に引込むんだよ。
 でもって本の整理とかしていて
 死んだらぼくにくれるってことになっていたのが
 この本なんだけど、もうくれるって言うんだよね」
「まだ元気なんでしょ?」
「そう、ぜんぜん元気。まだまだ元気。おれより元気」
「かわった人だね」
「そうだね」
「これおとうさんがうまれる前の本だから
 活版印刷だし、旧字だし」
「きゅうじって何?」
「ほらこれ写真とか読めないでしょ?」
「なにこれ」
「これがほんとの字なんだけど
 省略して今の形になったんだ」
「へえ」
「でもってこれ、翻訳の人のすごいこと。
 中原中也に小林秀雄に、ほらここ」

「へえ、この名前おもしろいね。ちゅーちゅー」
「すごさがわからないよね」
「うん……これなんで図書館のシールが貼ってあんの?」
「それは大人になったら教えてあげるよ」
「けち! こっちの鳥のシールはかわいいよ」
「昔の本には切手みたいなのが貼ってあったんだ」
「なんで切手を貼ってあったの?」
「それは知らない」

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2009/3/22 25:10 風の横浜

きょうは横浜能楽堂で「山鳥」という能を見て
横浜美術館のチケットをいただいたので
金氏さんという新人の人の展覧会を見て来ました。
「山鳥」は近代になって書かれたせいか
不思議なことに能を見たという実感があまりなくて
頭がリセットされませんでした。
いつもは見終わった後に
脳が真っ白になって
なんとも言えない気持ち好さがあるのです。
やはり500年以上も残る古典には
それだけの力があるのだなあ
と感じました。
美術館の方は
いまどきな感じの現代美術で
色がポップでかわいかった


写真は横浜能楽堂のとなりにある公園のバードハウス。
入り口が小さかったので
シジュウカラ用かな。

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2009/3/21 25:30 大黒クレー

渋谷の文化村でピカソとクレー
ついでに神泉から井の頭線にのって
駒場の日本民芸館に行って
日本の民画を見てきました。

クレーは数が少ないっていう話だったので
あまり期待してなかったんだけど
思ったよりいい絵がありました。
クレーにはいろんなスタイルがあって
ある時代には古臭く見えていたものが
時間がたつとまた新鮮に見えてきたりして
いつまでたっても消化できない。
この調子では一生のおつきあいになりそうです。
ぼくが勝手に決めているカテゴリーでは
イラストと絵の違いは
すぐに消化できるかできないか。
お金のために描かれたかどうかではないのです。
だってダ・ヴィンチだって北斎だって
クライアントもしくはパトロンのために
絵を描いていたのです。

写真は神泉の駅のホームから見た渋谷側。
電車ぎりぎりトンネルです。
昔はこのあたりはいい雰囲気だったけど
エスカレーター付の新しい駅ビルになってしまって
つまらなくなってしまいました。

日本の民画の方は
江戸末期の泥絵など
おもしろかった。
小さな木彫りの大黒様などもあって
欲しいーって思いました。
売ってても買えないですよ、もちろん。
今回は日本の民画だったけど
ここには朝鮮の民画にもいいのがたくさんあるので
また公開して欲しいです。

きょうは柳宗悦の自宅も公開してました。
漆喰の白壁に細い梁が
なかなかいいのですが
そんなに古いものでもないし
趣味も微妙にドン臭いあたりが
逆に住みやすそうで
実際、住めるものなら住んでみたい。
でも網戸がないのは困ります。

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2009/3/20 24:10 枯れ乙女

乙女椿はぽとりと落ちずに
枯れ際も渋い。

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2009/3/19 23:50 柳鳩

柳宋理デザインの鳩笛を
いただきました。
デザイナーがなんでもデザインすればいいとは
限らないけれど
これはなかなかだと思います。
鳴子のこけしの職人さんが
二代にわたって作っているそうです。
こういう物は職人さんの感覚に頼っていて
型があるわけではないから
時間がたつうちに
どんどん形が元の物と違ってきて
どれくらい違っているのか
わからないけれど、
いまでもかわいいし
確かに柳宋理っぽい形になってます。
そういえば
有名なバタフライ・スツールは
最初はひとまわり小さかったそうです。
作る側の都合でもって
どんどん魅力がなくなってしまう
なんてことはよくあることなのです。

木でできているので
柔らかい音がします。
なんかうちはすっかり
鳥マニアになってしまいました。

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2009/3/18 24:50 喫湯店

白湯ダイエットなんてのも
最近はあるそうだけど
ダイエットでなくても
白湯はいいです。
丁寧にいれたコーヒーも
タイミングが命の緑茶もいいけれど
何杯も飲んでいると飽きてきます。
そういう時は白湯がおすすめ。
いい水を沸かす
ただそれだけ。
飲む人の体調にもよるけれど
うまくいけば
高級なお茶よりもおいしいのです。
ということは
水にこだわったお店ができるかもしれない。
もちろん出すのは水と白湯だけ。
それでお金をいただくのです。
喫湯店
とか
白湯店
できないかな。
白湯でお金をとるなんて
って怒られるかな。
しょうがないから柚子湯もおこうか。
ついでに生姜湯もおいてしまおう。
なんかぶれてきた
麻生効果だ。
やっぱり白湯だけにしよう。

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2009/3/17 26:00 キューバしのぎ

きのうはニ度寝したから忘れてた。
野球勝ったんだった。
左で160キロのチャップマンは
まだまだ若いなって感じ。
それと対照的に松坂は
日本にいる時より
一まわりも二まわりも成長してました。
これであと一勝で決勝トーナメントだけど
また韓国だよ。
あと何回韓国とやるんだろまったく。
こんど負けたらたぶん
またキューバとやって
それで勝ったらまた韓国とやるでしょ。
勝ったとしても
また一位決定戦で
韓国とやって
決勝トーナメントでも
勝ったらまた韓国とやるかも。
ああめんどくさい。
ドミニカがいなくなっちゃったし
ダークホースのベネズエラは
ピッチャーがいいから
できるだけあたりたくない。
早くアメリカとやりたいです。
でもアメリカは決勝にいない気がする。
もしかして決勝戦も
また韓国とやるのか。
最大5回も韓国とやる可能性があるらしい。
ああめんどくさい。

アメリカがもしまた勝てなかったら
WBCの危機かもしれません。
だってメジャーを盛り上げるために
メジャーの人たちが勝手に考えて始めたのに
こんなに弱くては
やる意味がない。
日本はせっかく一回目優勝したのに
WBCがなくなっては
意味がないです。
そういう意味で
アメリカ頑張れ!

サッカーの方も
次はバーレーン。
このところ
バーレーンとばっかり戦っている気がする。
ああめんどくさい。

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2009/3/16 24:10 竹の油ぬき

事務所の近くの裏通りを歩いていると
たき火のいい匂いがしてきた。
その元はというと
花関係の人には有名な竹屋さん。
男の人が木を燃やして
青い孟宗竹を火でいぶしては
布で磨いてました。
油ぬきと言うそうで
これをやらないと
ただ枯れてしまって
細工などに使えないそうです。
そう言えば
うちのじいちゃんも
そんな事やってた気がする。
魚籠や竹籠など
竹できれいに作ってました。
ああいうの
教わっておけばよかったと
今頃思っても遅いんですよね。

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2009/3/15 24:40 コロコロ隊

六本木の森美術館で
インドのモダンアートを見て来ました。

日本人が外国に行くと
いかにも日本な感じを求められるのと同じで
インドの人もいかにもインドってものを
求められるんだろうな
と思いました。
会場の最後の方で
黒いカーペットのフロアがあって
そこに長いコロコロを持って
ずっとコロコロしている人がいました。
これが一番おもしろかった。

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2009/3/14 23:30 ホワイトな話

「ホワイトデーって、なんでそう言うか知ってる?」
「マシュマロが白いからですか?」
「普通はそう思うよね」
「違うんですか?」
「聞きたい?」
「言いたいんでしょ?」
「聞きたい?」
「はいはい、聞きたいです」
「むかしね。日本の人がアメリカに行ったときにね
 ちょうど3月14日だったんだけど
 男の人が女の人にプレゼントを渡しているところを
 見たんだって」
「マシュマロですか?」
「プレゼント、何でもいいだろ」
「花束だったのかな?」
「プレゼントを渡したんだって!」
「はいはい、プレゼントですね」
「その日がちょうどヴァレンタインデーから一月目じゃない?」
「3月14日だったら、そうでしょうね」
「だからこれはきっと、そのお礼だって思ったんだって」
「はいはい、なるほど」
「それで今日は何て日なんだって聞いたんだって」
「はいはい、何の日か聞いたわけですね」
「そう、そしたらそのアメリカ人は
 Why? Today.
 って答えたそうだ。
 なんで今日が何の日か知りたいんだ?ってね」
「Why? Today」
「わかった?」
「何がですか?」
「分んない?
 Why? Today
 Why? Today
 ホワイトデイ」
「えー? そーなんですか?」
「そう、聞き間違いだったんだ」
「そんな話はじめて聞きましたよ」
「そりゃそうでしょ」
「なんで、そりゃそうなんですか?」
「だって、これ嘘だもん」
「えーーーー」

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2009/3/13 25:50 頭の蓋

体の調子が悪い時は
頭のてっぺんから
何か大事なものが
漏れている気がするので
そういうときは
両手で頭を押さえて
蓋をすると
大事なものが漏れないので
少し楽になるのは
とてもいいことなのです

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2009/3/12 25:10 湘南台

本に使う絵の写真を撮りに
湘南台に行ってきました。
湘南という名前がついているので
海に近いかと思ったら
ぜんぜんそんなことない。
ゆるやかな山の上の工業団地。

でもまだ
あちらこちらに
ゆるい土地が残っていて
のんびりしてました。

こういうマークの会社って
何を作っているんでしょ。

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2009/3/11 25:20 谷崎はシュールリアリストか

谷崎潤一郎の春琴抄を
デーモン小暮が朗読して
バックの演奏に奥田くんが出る
ってんで見て来ました。
きのうでした。
奥田くんは佐助の役だという設定なので
いたぶられるのかと期待したけれど
もちろん演奏だけで
そういうことはありませんでした。
少し残念。
春琴抄を若い頃に読んだ印象は
もっとえぐい話だったような気がする。
ぼくが年をとったせいか
もしくは時代がすすんで
えぐさがうすまったせいか
そんなにすごい話ではなかった。
むしろ自分の目を針で刺すところなどは
昔のシュールリアリズムの映画
「アンダルシアの犬」の
自分の目をカミソリで切るシーンを
思い出した。
もしかしたら春琴抄も
スペインあたりにもっていって
ペドロ・アルモドバルあたりに監督してもらったら
現代風のかっこいい映画になるかもな
なんて想像してみたのでした。
スペインだったら楽器は
やっぱりクラシックギターがいいです。
チェロでもいいか。

みなとみらいホールの窓から見えた月。
ほぼ満月がきれいでした。
見に来ていたフランス人の親子が
「ルナ」
って小さい声で言っていたのが
かわいらしかった。

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2009/3/10 25:50 クマグス

深夜にテレビをつけたらば
クマグスとかいう番組をやっていた。
なんだーって思ってみてみると
マニアな人をそう呼んで
番組で紹介しているみたい。
なんだよマニアと南方熊楠を一緒にするない。
熊楠はたしかにいろいろと詳しい人で
というか異常なくらいな情報をもっていて
不必要な記憶を消すために
歯をくいしばったとまで言われているけれど
本当にすごいのは記憶力ではなくて、その思想。
といっても世界中の言葉や文化、風俗に精通した
熊楠について行ける人などいまだにいなくて
どれくらいすごいのか
まだ誰もちゃんと理解していないんですよきっと。
明治政府が神社合祀令などという訳の分らん命令をだして
あちこちの神社が壊されて
鎮守の森がどんどん伐採されて行ったとき、
貴重な生き物を守るためにと
ひとりで反対運動までした人で
そんなの今だったら理解されるかもしれないけれど
明治の人に分るわけがない。
それくらい進んだ人だった。
そういうこともあって
エコロジーの先駆者なんて紹介する人もいるけれど
熊楠はそんな浅い人ではないですよ。
マニアと熊楠を一緒にしないでください。
流行りのエコロジーと熊楠をごっちゃにしないでください。
お願いしますよ。

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2009/3/9 25:10 ピーコン

ピーちゃんを床におろして
爪で床板をトントンとたたくと
ピーちゃんもトン。
もう一度床板をトントンとたたくと
ピーちゃんもトン。
調子がいいときは
さらにくちばしを床にくっつけたまま
つつーっと歩いてくれます。
きげんがいいときは
肩にのって
ほっぺたをくちばしで
つつーっとこすってくれます。
ピーちゃんのくちばしは
すべすべです。

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2009/3/8 25:40 ソケットさん

先週リケットさんの個展に行ったら
三越での展示即売会ということで
名札を胸にとめていて
それがなんと
ソケット
ってなってました。
写真とっとけばよかったよ。

ソケットさんって言うと
コメットさんみたいです。
遠くの宇宙からやってきて
この惑星に降りてみると
みんな戦争ばっかりやっている。
ちょっとあんた達
もっと楽しくなりなさい。
例えばこんなバッグどう?
ルニルニルニリン モホホホー
なんて唱えながら踊ってみたけれど
みんなのってくれない。
どうしてみんな冷めてるの?
地球の未来はどうなってもいいの?
もうやんなっちゃう。
疲れたのでもう寝ます。
翌朝起きてみても
地球はあいかわらず退屈でつまらなくて
やっぱりひまだからバッグ作ってます。
わたしはソケットさん
いつになったら
白馬にのったランプ王子に会えるのかしら?
ああ地球ってつまらない。
プリンでも作って食べましょう!
てな感じで
なんだかかっこいいので
これからはソケットさんでもいいのではないか
と思いましたが
だめでしょうか。

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2009/3/7 25:20 谷風

金曜日、雨の中、風の中
税務署に行ったらば
風邪引きそうになるし
手袋は片方なくすし
疲れたけれど
確定申告終わった、よかった。
最近はネットの申告もあるけれど
Macは相手にされてない。
国税局さん、なんとかしてください。
ウィンドーズしか受け付けません
なんていうのは
税金の申告くらいですよ。
というわけで
自営業にとっては
年に一度のボーナスのお仕事
早めに済んで、よかった。

最寄りの溝の口駅の駅前には
なぜだか大きなお風呂やさんがある
と思っていたら
お風呂の設備の会社。
駅前なのに敷地も広くて
地主なんでしょうか。
田園都市線から大きな看板が見えます。
呂店がなくなって谷風になってる(写真の左下)

sansansansansansansansansansansansansansansansansansansansansan

2009/3/6 25:00 30年

不調のイチローを
韓国のメディアがこきおろしているらしい。
日本のメディアもまるで
イチローが一人で野球をやっているかのような
そんな伝え方をしている。
野球は9人でやるもんだから
勝っていればいいのです。
イチローはアメリカに行ってから
活躍してくれればそれでいいじゃん。
明日だって極端な言い方すれば
負けたっていい。
次に台湾(多分)に勝って
アメリカに行ければいいのです。
アメリカに行けば
ドミニカ、アメリカ、キューバ、韓国
どこだって強いので
今から心配しても仕方ない。
とにかくアメリカに行って
それであわよくば決勝まで行ってくれれば
いいのではないでしょうか。

前は韓国でも人気があったイチローが
なぜそんなに叩かれるのかというと
前のWBCで余計な事を言ってしまって
韓国を挑発してしまったせいもあります。
韓国の選手が向こう30年
日本とやるのはいやだというくらい
こてんぱんにやっつけたい
とかなんとか言ってしまったのです。
このどこに問題があるかというと
30年というところだけ。
この30年という言葉は
日韓併合つまり日本が韓国を占領していた時代を
暗示してしまうのです。
イチローはそんなつもりはなかったと思うけど
向こうにしたら大変な言葉なわけです。
過剰に過去を教育する国と
ほとんど何も教えない国との間で
こういう問題はこれからも起きてしまうので
韓国の人と話をするときは
30年という言葉には気をつけなさいと
子どもには教えたほうがいいと思います。

それから
今回、日本とアメリカのボールが違っていて
ダルビッシュなんか苦労しているみたい。
韓国は前のWBCの後から
ボールもマウンドもアメリカ仕様にしたそうだから
日本もさっさとそうしたらいいです。
野球はアメリカのスポーツなのだから
日本独自のボールを使う理由が分らない。
ボールのことなんかで苦労する
ピッチャーが可哀想です。
それともボールも日本製にしなければいけない理由が
メーカーと協会の間にあるんだろうか
なんて勘ぐってしまうのは
よくないですね。

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2009/3/5 24:00 出雲ありがとう

生姜湯は作ったほうがいい。
というのがぼくの思い込みだったのですが
これを飲んで反省しました。
出雲の来間屋生姜糖。

ほんとは飴なのかもしれないけれど
板チョコみたいな二かけをぽっきりと折って
湯のみに入れてお湯で融かすと
おお、おいしい。
インスタントの生姜湯って
粉っぽくておいしくないけれど
これは
上品な和菓子のような生姜湯です。
新橋にある島根のアンテナショップで
売っているそうです。
なんかやっと冬っぽくなってきて
風邪引きそうって方には
おすすめです。

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2009/3/4 25:20 ギャップ

「あのさ、あしたデートなんだけどさ」
「そうなんですか? 誰と?」
「受け付けの、例の」
「おおーすごいですね」
「食事はどうしたらいいと思う?
 やっぱ、奮発してイタリアンとか?」
「ああいうきれいめな子はむしろ
 おでんとかお好み焼きとかがいいんじゃないですか?」
「そういうもんか?」
「おいしいところには行ってると思うんですよ
 だからかえって、そういう場所の方がいいかもですね」
「なるほどー、じゃあ代々木の広島風お好み焼きにしようかな。
 西城秀樹が来るっていう店なんだ」
「いいですね。その西条秀樹って話題もいいかもしれません」
「服はどうしたらいいのかなあ?」
「いつもスーツだから
 ジーパンでどうですか?」
「なんで?」
「女の人ってギャップに弱いって言うじゃないですか」
「そうなの? ギャップに弱いの?」
「よくそう言いますよ」
「H&Mじゃだめ? ギャップは持ってない」
「ははは」

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2009/3/3 25:30 因島のはっさくゼリー

お土産にいただきました。
スソアキコの仕業かと思ったけれど
よくよく見ると違いますね。
因島おそるべし!

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2009/3/2 25:00 にょろ風

青山通り(246号)は
ただでさえ風が強い(ほんとに寒い)。
いわゆるビル風(たぶん)。
大通り風(とは言わないか)。
にょろ風と呼んでます(246でにょろ)。
しかも伊藤忠の前は特にすごくて(ときに竜巻き状態)。
そのうえさらにゴミが落ちていることが多い(なぜ?)。
なので一年に一二回は(ことしはもう見た)
ゴミの竜巻きが見れるのです(ぜひ一度みてくだされ)。

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2009/3/1 26:00 ひな祭り替え歌

あかりをけしたら きええましたー
おはなをあげたら かれました−
ごーにんばやしは しにました−
きょうはかなしい ひなまつり−

っていう歌を近所の子どもが歌ってたのは
いつだったかな。
だれが作ったのか知らないが
よくできてる。
ぼくも替え歌
考えてみました。

糸をたらしたら 切れましたー
竿をぶつけたら 折れましたー
餌はぜんぶ 食べられました−
きょうは悲しい ひまな釣りー

ひな祭りとぜんぜん関係ないじゃん。
ま、いいか。

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