みやはらたかおの
日記みたいなコーナーです
だいたい毎日書いてます


2008/10/31 25:50 空中階段

いまの事務所に越す前に
借りていた部屋の前を通ったので
ちょっと見てみました。
ぜんぜん変わってなくて
懐かしかった。
一階の大家さんのおばあちゃんは
まだ元気なんだろうか。
変わってないといえば
打ち合わせに来る人たちに恐れられていた
空中階段も健在でした。
これは小さなおばあちゃんに合わせた
手すりがとても低いので
降りるときなどはまるで空中に踏み出すようで
悲鳴をあげて降りる人もいたくらい。
さらに階段の高さがそろってなくて
なんとも不思議な階段でした。
ぼくは空に踏み出す感覚が好きで
空中階段と呼んで
けっこう気に入っていたのですが
みんなにはとにかく評判悪かった。
まったく変わらない鈴木ビルの反対側には
更地になったムネオハウス。
売ってしまうんでしょうか。
時代を感じます。

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2008/10/30 25:30 食べる 見る

人から聞いた話なので
正確な情報ではありませんが
食べても食べても満足できない
ある種の病気の人たちに
ジグソーパズルをやってもらうと
普通よりはるかにスピードが速いそうです。
形を認識する能力が優れているそうで
絵柄だけではなくて
形も認識しているというのはすごい。
これを聞いて思い出したのが
知り合いの女の人。
その人は食べることがとても好きで
料理も上手なんだけど
食べる時に口に入る直前まで
食べ物を見ているそうです。
最近では老眼鏡をして食べていると
言っていました。
ぼくも老眼になってきたけれど
不自由したことはないし
よくこぼすから
手元を見ないまま食べているんだと思う。
食べることが好きな人は
食べ物をよく見ている。
しかもひとつひとつの形の違いを
よく認識しているのかもしれない。
見た目が食べ物にとって大事なのは
当たり前だけれど
食べることと
見ることは
一般に思われている以上に
なにか深い関係があるのか
と考えました。

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2008/10/29 24:20 百の一

百の力をもっているとして
作品として形にできるのは十くらい。
そのうち、人に伝わるのは、せいぜい一。
百、伝えたいと思ったら
一万が必要になると思うのですよ。
数字が苦手な人が
そんなことを言っても説得力ない。
ああ、がんばろうっと。

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2008/10/28 26:30 柿もなる

外苑前のこじんまりとした一軒家。
柿がちょこっとなってたよ。

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2008/10/27 25:20 ヒイラギの花

いまから咲いて
クリスマスには間に合うのかな?

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2008/10/26 24:20 ヤツデの花

ヤツデの花が咲くと
寒くなるなあと思います。

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2008/10/25 25:50 二つの会社

「あのさ、いま金融危機でさあ
 何百兆円ものお金が吹っ飛んだって言ってるじゃない?」
「そうですね」
「日本のバブル崩壊のときも思ったんだけど
 そのお金はどこに行っちゃったわけ?」
「どこにも行ってないですよ」
「だれかがぼろ儲けしたんじゃないの?」
「そのお金を懐に入れた人はいないですよ」
「じゃあどこに行ったんだ?」
「ただなくなっただけですよ」
「わからなーい」
「例えばですね、一億円の不動産を持ってたとするでしょ?」
「どこ? 青山? 銀座のビル?」
「例えばの話なんで、どこでもいいです」
「オレは青山がいいなあ。
 ビル買い取ってリノベ−ションして
 知り合いのまだ売れてないクリエーターに格安で貸し出すんだ」
「じゃあ青山に一億円のビルをもってたとしますよね?」
「一億円だとたいしたビルじゃないから
 三億円くらいにしようか」
「じゃあ三億円でもいいですよ」
「青山のどのあたりがいいかな。
 できれば南青山っていう住所がいいな」
「南青山に三億円のビルをもってたとしますよね?」
「もってたって過去形? 寂しいなあ。せっかくビルのオーナーになったのに」
「じゃあもってるとしますよね」
「それはオレ個人の? それとも会社の?」
「個人でもってるとしますよね?」
「個人だと税金とか面倒だから会社にしてくれない?」
「会社でもいいですよ。もう」
「会社は株式会社だよね、有限って額じゃないし。
 最初は安くても株式会社、大丈夫だよね?」
「あの、話を前にすすめていいですか?」
「もちろんいいよ、あと必要なのは会社名かな。
 会社を二つ作って、ひとつはデザインの会社で1938.jp
 もうひとつはビルの運営管理を担当する、残高商会っていうのにしたいんだ」
「わかりました、そういう会社、作れるといいですね」
「そうだよね。なんか未来が一瞬みえた気がしたよ」
「よかったですね」
「ありがとう」

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2008/10/24 25:30 ハローウィーク

ハロウィンって一日だけですか?

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2008/10/23 25:30 セミチャリ

バス停で待っていたら
ママチャリの後ろにのった男の子が
ミーンミンミンと
蝉の鳴き声をまねて
セミ・ドップラー効果を残して
通り過ぎていきました。
おいおい、きみきみ
夏はとっくに終わっているよ。

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2008/10/22 25:40 スとツ

「岩村のレイズすごいね」
「うん、名前かえたら強くなった」
「前はどうだったんだっけ?」
「デビルレイズ。デビルとったらリーグ優勝だ」
「デビルをとったらってのがおもしろいね。
 ネガティブな名前はやっぱりよくないのかな?」
「そういうもんかね」
「ヤンキースも松井が行ってからワールドシリーズ勝ってないじゃん」
「そうだよな。松井のせいにされるかもしれないな」
「ヤンキーをとって、スにしたらいいんじゃない?」
「ス?」
「うん、ス」
「それは斬新なチーム名だ」
「巨人も最近勝てないじゃん」
「そうだな」
「ジャイアンとって、ツにしたら」
「オレはジャイアンは悪くないと思うけど」
「だってみんなを無理矢理集めてカラオケ大会とかするじゃん」
「あれは迷惑だな」
「だから東京ツ」
「でも九州では、かさぶたのことを つ って言うぞ」
「ジャイアンツってのは九州ではジャイアンのかさぶたってこと?」
「それは違うだろう」

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2008/10/21 24:40 むじるしい感じ

10年以上つかった電子レンジがこわれたので
無印良品のを買いました。

「なんかこのあたり、むじるしいね」
「冷蔵庫も無印だからね」
「すっかりむじるしくなったね」
「うん、むじるしいコーナーになった」
「もっとむじるしくなるの?」
「これくらいにしとかないと、むじるし過ぎるね」
「白くてむじるしい台所になるね
 なんでこういうの、白ばっかりなんだろう」
「白物家電っていうんだよ」
「しろもの?」
「うん、冷蔵庫とか洗濯機とか白いでしょ?」
「だから白物?」
「そう」
「そんなこと覚えてもしょうがない」
「テストにでるかもしれないじゃないか
 ちゃんと書き取り10回しときな
 白い物に家の電気ね」
「はいはい」

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2008/10/20 24:40 美篶堂5周年

去年個展をやった美篶堂
五周年だそうで
記念の個展のパーティーに
きのう行ってきました。
そうかもう五年もたつのですね
って言おうと思ったけど
ぼくは最初の方は知らなかったもんね。
でも五年もたつと
上島さんも随分変わってきたし
(いい意味です)
人のつながりもますます広くなってきて
いい方に向かっている気がします。
これからもがんばって欲しいです。
影ながら応援してます。

五周年の記念に美篶堂制作の冊子を売ってます。
興味ある人は美篶堂に行きましょう!

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2008/10/19 25:00 うかうかしてたら羽化してた

12日の日記にかいた
ツマグロヒョウモンの蛹が
きょうの強風にふかれて
ゆーらゆらゆらゆれていた。
あれあれこれはもしかして
つんつんつつんとしてみたら
かんからからからからっぽじゃん。
きれいなきれいなメスなのか
それともりっぱなオスなのか
保護者としては見送りたかった。
ああ、残念でしたね残念です。

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2008/10/18 25:00 公園の姫瓢箪

だれかが近所の公園で
勝手に瓢箪を作ってる。
しかもその下にはアウトドア用のテーブルと椅子が。
瓢箪でも眺めながら
お茶でも飲むんだろうか。
中国ではこういう話はよくあるらしくて
大分前には世界遺産の万里の長城を勝手にくずして
家を建てて住んでるじいさんがいた。
あまりにスケールが違うけれど
瓢箪を見ていて思い出しました。

普通の瓢箪より小さめのこの瓢箪は
多分、ヒメビョウタンという種類で
ぼくも小学校のころ
家の西の敷地に植えて
小さくてかわいい瓢箪を作っては
近所にくばってました。
そんなことも思い出した。

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2008/10/17 25:20 数字コンプレックス

ぼくは中学で九九を覚えたくらいで
算数が苦手だったから
数字ににコンプレックスがあるかもしれない。
なんで中学までかかったかと言うと
七の段が嫌いだったのです。
特に7×3=21がいやだった。
3×7=21はなんとか小学校のうちに克服できたのですが
七の段はどうしても嫌いだったから
中学まで持ち越したわけです。
それでも何も言わなかった先生もなんだかな。
今よりずっとおおらかだったんですかね。
とにかくそんなこんなで
数字でぱしっと言ってくれる人がいると
おおーってなってしまうのです。

こないだテレビの料理番組で
肉を焼く時の塩加減について
きっぱりと数字を言っていた人がいて
かっこいい!
と思いました。
その人は
人間の体内の塩分濃度は0.9パーセント
だから肉を焼く時の理想的な塩加減は
肉100グラムに対して
1パーセントの1グラムです。
って言い切ってました。
体内の塩分濃度が0.9パーセントだからって
おいしい塩加減が1パーセントって
それでいいのか正直分りませんよ。
でもいさぎよいじゃないですか。
なんか正しいような気がしてきました。
こんど鶏のグリルで
やってみたいと思ったですよ。

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2008/10/16 25:40 中村だのみだもの

いや困った。
なにが困ったってサッカーですよ。
想像以上にまずいことになってきた。
これではワールドカップ行けないかもしれない。
ジーコの時も中村だのみだったけど
今回は中村からしか点をとれなくなってきた。
しかも日本のセットプレーの防ぎ方がばれてしまった。
真似できるかどうかは別として
答えを見せてしまったのはまずい。
なんで中村憲剛を入れないとか
なんで巻とかベンチに入ってないなどと
結果論を言ってもしょうがないけれど
昨日の試合はまずかった。
一番情けないと思ったのは
芝の問題。
日本のスピードを生かすために
ぎりぎりまで短く切って
水をまきまくった結果
日本の選手のミスパスが増えてしまって
特に前半の立ち上がり
スピードにのった攻撃ができなかった。
誰が芝の要請をしたのか知らないけれど
まだまだ日本はサッカー後進国。
ほんとがっかりししたよ。

次負けたらさっさと監督交代しましょう。
ストイコビッチにしましょう。
お願いしますよ。

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2008/10/15 25:20 月とサングラス

きょうは満月だけど
月の上のサングラスをした兎は何者でしょうか

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2008/10/14 25:00 ガッテンしました

もうずいぶん前の話。
テレビで電車男をやっていた役者さん
どっかで見たなあと思っていて
ずーっと気になっていたのですが
きょう解けました。
トンネルズのノリダーにでていた
チビノリダーだったのですね。
あの鼻と目
変わってない。
ああすっきりした。
こんな事みんな知っていたのかもしれないけれど
ぼくはきょう知りました。
いやあすっきりした。
よかったよかった。

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2008/10/13 25:20 コロンブスのリンゴ

リンゴもらったけど品種が分らない。
調べてみたけど品種が多すぎて
ぜんぜん分りません。
かりっとした食感で、味はフジと紅玉の中間。
色はインドリンゴと紅玉の中間。
とにかくおいしかったです。

インドリンゴって言っても
若い人は御存じない。
昔、入院したらもらえるフルーツバスケットには
かならずと言っていいくらい一個だけ入っていたのです。
白雪姫が食べさせられるような
鍵鼻のようなシャープな形で
色はとにかく濃い。
赤というより茶色に近い。
それでインドリンゴというんだと思っていたくらい。
味は酸っぱくなくて甘味が強い。
そんなリンゴだけど
もう20年も見かけてない。
たまに青森フェアとかで見かけるらしいです。
ああ食べてみたいなインドリンゴ。
インドリンゴと言っても
インドのリンゴじゃなくて
インディアナ州つまりアメリカのリンゴです。
これはコロンブスがアメリカ大陸を
インドだと勘違いして
インディアナ諸島って名前をつけて以来の勘違いだから
日本人のせいではありません。
ちなみにどうでもいいかもしれないけれど
アンデスメロンもアンデスのメロンではありません。
こちらはなんと日本で作られた品種。
安心です、を縮めてアンデスとなったそうで
なんとも日本的なネーミングでした。

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2008/10/12 25:00 デトロイト・メタル・蛹

郵便受けに蛹が!
全身真っ黒に
水銀のような鏡面状の突起。
調べてみたら
ツマグロヒョウモンっていう蝶の蛹のようだ。
そういえば黒地にオレンジの派手な幼虫が
駐車場の前のスミレを食べていた。
あいつがこうなったのか。
しかも成虫はこのあたりで時々見かける
きれいな蝶。
羽化するのがぜひとも見てみたい。
ちなみに
蝶の幼虫を調べるのは
このページがいいみたいです。

昆虫の中には
全身メタリックな蛹もいて
やはりこいつらは
宇宙人ではないかと思います。
これに比べたら
植物の方がまだ人間に近い気がする。

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2008/10/11 24:40 you know me

いい湯のみは、なかなか見つからない。
デザインが気に入っても
手にもっただけでは分らないから
結局、買ってみてお茶を飲んでみるしかない。
手にもった感触、重さ、口当たり。
どれをとっても完璧な湯のみ、
ついに見つけました。
なんでも華族の家から出たものだそうで
どこで作られたものだか
さっぱり分らないけど
申し分のない湯のみなのです。

これで龍井茶(ろんじんちゃ)という
中国の緑茶を飲むのです

中国の人はウーロン茶を飲むと
思っている人も多いかもしれないけれど
実際いちばん飲まれているのは緑茶だそうで
緑茶も紅茶ももともとは中国茶の一種。
ぼくは日本の緑茶より
中国の緑茶の方が好きです。
日本の緑茶は蒸して発酵を止めますが
中国では釜で炒って止める。
これがうちの九州の実家で作っていた緑茶と同じ作り方で
どこか懐かしくて好きなのです。
あともうひとつの理由は
中国のお茶は高い緯度で作る程
厳しい環境で育つほどいいとされる。
日本は平地で窒素肥料をどんどん与えて
緑色を出そうとする。
中国の緑茶が野生の鳥だとすると
日本のはブロイラーです。
そこにも違いがあると思います。

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2008/10/10 26:40 蒟蒻畑と世界恐慌

「いやおどろいたね」
「うん、びっくりした」
「急にだもんね」
「うん、根耳に水って感じ」
「子どもはかわいそうだなあ」
「将来に希望もてないよな」
「こうなる前に手は打てなかったのかね」
「まったくだね」
「大きさを変えるとかさあ」
「資金の規模ってこと?」
「形を変えるとか」
「資金の投入の方法?」
「15人て言ったって、餅はもっと亡くなってるだろ?」
「もち?」
「人の話きいてる?」
「うん、でも何の話してた?」
「なんだよ聞いてなかったのか
 蒟蒻畑が一時製造中止だって話」
「なんだ、経済危機の話かと思った」
「経済危機なんかオレには関係ないよ」
「そう?」
「それより蒟蒻畑が食べられなくなる方が大問題
 蒟蒻畑恐慌だよ」
「でも、一時ってことはまた製造するんじゃない?」
「形や大きさが変わって、まずくなるかもしれないじゃないか」
「同じってわけにはいかないよな」
「いまのうちに買い占めようっていう主婦が
 スーパーに殺到するかもよ」
「日本では蒟蒻畑が買い占められてますって
 CNNとかBBCで流れるかもな」
「第一次蒟蒻ショックなんつって」

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2008/10/9 25:20 世界は非対称である

「なんかすごいねノーベル賞」
「まとめて4人ね」
「あれ何なの? クォークって」
「物質の最小単位。分子の原子の原子核の次がクォーク」
「ふーん、その先は?」
「まだないことになってる」
「まだ?」
「昔は原子核と電子までだったから
 そのうちクォークは何かでできてるってことになるんじゃない?」
「で、そのクォークを発見したの?」
「そうじゃなくて、そもそもビッグバンて分る?」
「聞いたことある。宇宙がビッグにバンってなったんでしょ?」
「そう、それからこの宇宙ができたってことになってる」
「その前はないの?」
「そういう話はしないことになってる」
「で、爆発してどうしたの?」
「その時に物質と反物質ってのが同じくらいの量できたはずだけど
 実際は反物質はみつからないじゃない?」
「そうなの?」
「そこで止まるとややこしいから、そういうことにしといて」
「わかった」
「物質と反物質がぶつかると光になって消滅するんだけど
 反物質がないからこの宇宙は維持されているでしょ?」
「うん、そういうことにしておこう」
「ということはそこに対称性の破れがあったはずと考えたのが
 あの一番年上の学者さんで、それが60年代」
「そんな前なんだ」
「で、そのためには物質の元であるクォークは
 6つあるはすだというのが残りの二人の理論で
 もっとも美しい理論なんだって」
「美しいんだ」
「そう、一番矛盾がないらしいよ」
「世界は対称じゃないんだ?」
「対称性が破れてる」
「破れてない方が美しいと、オレは思うけどな」
「そこは許してあげておくれよ」

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2008/10/8 25:00 寒露の金木犀

かんろって聞くと
のど飴って言ってしまうぼくは
どうなんでしょ?
金も、くせーなんて言わないだけ
まだましですか


すっかり寒くなって
金木犀も咲きました。
まだ香りがちょっと弱い?
帰り道に
濃い香りに襲われるのは
もうすこし先ですかね。

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2008/10/7 26:30 虹の夜

Radioheadのライブを見に
東京国際フォーラムにいってきました。
ライブに定評あるから
うまいのは当たり前だけれど
お客さんもおとなしくて
演奏も上手で
なんていうか
Radioheadのメンバーの人柄がでていて
好感がもてるなあといった感じの
ライブでした。

ボ−カルのトム・ヨークは
きょうが40才の誕生日だそうで
mixiのRadioheadのコミュでは
ハッピーバースディを歌うの歌わないのって
論争みたくなっていて
そんなことどっちだっていいだろうって
おじさんは思いました。
結局歌うタイミングなくて
時々おめでとうって言ってた人がいた程度。
トム・ヨークは照れくさそうに
ありがとうって手を振っていた。
ほんとにいい人だ。
もっと若いと思っていたから
40才ってのはけっこう遅咲き。
年を聞いて
またまた親近感わいたよ。

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2008/10/6 25:00 チョコパンポン

東京の一部では
チョココロネのことを
チョコパンポンと呼んでいた人がいるらしい。
うちもそうだったという人は教えてください。
ためしに検索しても全くでてこなかった。
さらに
甘食のことは
おっぱいパンと呼んでいて
これはけっこう一般的だったようです。
うちの実家の方は田舎なので
ロバのパン屋さんも来なかった。
こういう話題にはまったくのれません。
あ、でも頭脳パンは
金沢で食べましたよ。

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2008/10/5 25:00 くり食う

九州の実家から
栗が届いて
まあなんというか

ですな。

皮がむきやすい栗が開発されたって
数年前にテレビでやっていたけど
商品化はまだですか?
早くしてください!

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2008/10/4 25:30 子持ち植木

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2008/10/3 26:00 マコモと金針菜

マコモがおいしい季節になってきた。
うー、しかし
ピートっていう台湾料理屋がなくなって
おいしいマコモが食べられなくなってしまった。
どうしてくれるんだ。
えーと申し遅れましたが
マコモは中華の高級野菜で
葦みたいな植物の新芽です。
マコモ茸ともいうけれど
キノコではありません。
トウモロコシの甘味にキノコの食感。
塩味で炒めても
オイスターソースで炒めてもよし
テンプラもおすすめ。
それから
金針菜(きんしんさい)も中華の高級野菜。
ユリみたいな植物の花の蕾です。
乾物じゃない新鮮なものを
これも炒めていただきたい。
しゃりしゃりした新鮮なマコモを
できれば輪切りで
海老かなんかと一緒に
ちゃちゃっと炒めて食べられる
リーズナブルな台湾料理の店を
御存じの方は教えてください。
なにとぞよろしくお願いします。

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2008/10/2 24:20 ボルシチ にじゅういち

この赤がたまりません。
酸っぱくておいしい。
白いのはサワークリーム。
あとは緑色がほしいところ。
ロシア料理九九は他には
ピロシキ ごじゅうに
があります。

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2008/10/1 25:00 アメリカ感覚のおしまい

「世の中は大変なことになってきたね」
「なに? なんだっけ?」
「経済とか」
「株暴落とか?」
「アメリカが75兆円の経済支援って言ってたでしょ?」
「うん」
「ブッシュが側近に脅されたらしいよ
 フーバーになりたくなかったら、さっさと決断しろって」
「フーバーって誰だっけ?」
「世界恐慌のときの大統領」
「世界恐慌? そんなにやばいの?」
「100年に一度の危機だって」
「どうしよう?」
「金でも買うか」
「金買うお金なんかあるわけないじゃん」
「じゃあ心配しなくていいよ」
「そうだね」
「でも景気悪くなっていくのってやだね」
「自営業にもじわじわ影響でてくるしね」
「まあできるだけ一つの仕事に頼らないってことだな」
「なるほど」
「生き物と同じで多様性が大事ね」
「日本もアメリカばっかりに頼ってるとだめだね」
「いいこと言うね」
「アメリカは狂ってるよね」
「お金持ちはほんとお金持ってるからね」
「そうみたいね」
「そうだ。ポールソンって人知ってる?」
「知ってるわけないじゃない」
「ゴールドマン・サックスっていう銀行のトップだったんだけど
 退職金いくらだったと思う?」
「50億とか?」
「なんと500億円!」
「どえー、なにその数字」
「しかも、その後に財務長官になったから
 税金免除だったんだってー」
「え? どういうこと? 500億もらって無税ってこと?」
「そうなんだよ。不思議な国だね。アメリカって」
「うーむ、数字がすごすぎてよく分らない。
 そんな大金どうするんだろ?」
「ひとりの人間が使えるお金じゃないよな」
「なにがおかしいのか分らなくなってきた」
「あんまり考えると金銭感覚狂うからやめといたほうがいいよ」
「コンビニにでも行って普通の感覚を取り戻そう」
「ヤクルトでも飲もう」
「野菜生活100でもいい?」
「プッチンプリンでもいいよ」
「チョココロネでもいい?」
「焼そばパンでもいいよ」
「パピコでもいい?」
「だったら半分くれ」
「チョコでいい?」
「白い方がいい」
「わがままだなあ」

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